「素晴らしかった」カラオケ行こ! 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
クリックして本文を読む
あんまり興味がなかったのだけど、見てみたらすごく楽しい。カラオケを軸に、ヤクザと中学生の交流、合唱部、変声期など刹那の瞬間が切り取られていて切ない。音楽が常に中心にあって、見せ場の『紅』のカラオケが最高だ。原作でオチを知らずに見たので、すごく感動した。
ただ、後輩には変声期で声が出ないと一言教えてあげていれば済んだ話だ。
岡君は誰にも心を開かない。狂児やヤクザ連中にはブチ切れて本心をぶちまける。誰も彼もがオープンマインドであるとも思わないし、それがいいとも限らないけど、あんなに心を閉ざしたままで大丈夫なのかと心配になる。映画部の彼にも特に本心を語っている感じがしない。
コメントする