「待ちに待っていた作品が見れて嬉しい」カラオケ行こ! ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)
待ちに待っていた作品が見れて嬉しい
原作が大好きだったので、早く観たくて初日に鑑賞。終始ニヤニヤしっぱなしだったぁ。
聡実くん演じる齋藤潤さんは初々しいしくて等身大の中学生そのものだったし、綾野剛さん演じる狂児も聡実に向ける優しい視線と容赦ない粛正が格好よかった。立ち姿も聡実くんとの対比が様になっていていい。途中聡実くんにご教授願うためにヤクザたちが勢揃いしてるところが一番楽しくて笑った。そのとき狂児の腕に捕まってる聡実くんが原作そのもので可愛かったぁ、ほんとうに好き。
中学生の王道成長物語でもあるのでしっかりとしたドラマも根底にあってとても良かった。芳根さんが演じる教師が合唱コンクールで3位になった理由を生徒に聞かれて「愛が足りなかったのよ」と言ったときにズレてる?ってなってしまったけど、よくよく考えたら、あのとき「○○が駄目だったせい」ともし言っていたら、あの多感な年頃の彼らはその人を責めたり、本人自身が落ち込んだりしてしまうので、あの答え方は案外的を外れていなかったのかもしれないと最善な答え方に納得しました。そういうのも含めてまた観に行きたいです。
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