「北村皆雄特集 渋谷イメージフォーラム」アカマタの歌 海南小記序説 西表島・古見 U-TAさんの映画レビュー(感想・評価)
北村皆雄特集 渋谷イメージフォーラム
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前日にキツネのイヨマンテを見て 本日は南の祭りを観たくきた だが なんとこの祭りは撮影禁止 いやどころか 島民は写真を嫌う そんな文化がしっかりと残っている70年代か?八重山諸島 当然カメラは(祭り撮影禁止から)島民の内面の生活事情に寄り添うその当時の現在を残した貴重なドキュメンタリーとなり 沖縄含め八重山もこの国々または世界のいまだに続く現状を映し出す。 そうこれは民俗学的というよりTVの"ザ・ノンフィクション"のように 八重山の当時の今を映し出す。複雑な先住民と移民問題 これはここだけではなく 世界中の問題に現在なっている その縮図がしっかりと映像で残されている
そして、何よりしびれたのは 映像に記録された夕飯時の宴に弾いた三線がいままで聞いたことないエッジのだった演奏 それは島の事情を知って観ている事も相まって アメリカの黒人の古いブルースのようなどうしようもない苦しむ怒り‥‥もありきの音 喜納昌吉でも聞けなかった
そして、獅子舞での音も 現在この生き生きとした祭りの音 今の日本にあるのか 沖縄? いやこの八重山に? 祭りはこの國に形だけ残っていくのか?もう既に祭りに火を使う事は有名な祭りだけである 前日に観たくイヨマンテは消えつつ文化として 村民も撮影に協力だが これは70年代島民の部外者差別もリアルで当たり前のように記録されている だが、それは遠い過去どこらか 今の島国日本にも当てはまること
今の時代は 誰でもアーカイブ スマホで映像に残せるが それでも 私達は何処へ行くのだろうか
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