シン・クロコダイルのレビュー・感想・評価
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パクリ感がものすごい
レビュー見てると『クロール』だとか『パニックマーケット』などを想起させているそうで、私は怪物映画の『グエムル』の幾つかのワンシーンや『EXIT』の高層階への登り感を想起し、この映画だいぶパクってるなと思いつつの観ておりました
ここまでパクりまくっているとなんだかただただ呆れてしまいますが、映画の考察裏ネタ発見するようにパクリネタ考察的な見方をすればこれはこれでいいような気もするようなしないような..
ただこの映画、王道映画やいいシーンをたくさん寄せ集めてパクリまくってるだけのことはあって、展開的には悪くもなく、むしろ早いテンポで王道通りに安定安心的に展開してゆくのでわりと楽しめます
B級パクリ映画やパロディ映画を観る感覚で、あまり深く考えず 過去映画と比較せずに観ればこれはこれで良いのかも?
映画は日々作られ続けていますが それがまったくの新しい世界観でできるとは限らないし そこまでのことをいちいちしつこく考えて観ていたら なんだか映画がめんどくさくなっちまう
王道映画やどっかの映画のワンシーンの寄せ集めでもしっかり寄せ集めて構成組み立ててはいるので
夏の暑い日 何も考えずに観るには充分楽しめた映画でした
これはこれでいいのかも? いやアカンよね?
みたいなモヤモヤの残る後味の映画..
まっいっか
悪党にもほどがあろう・・
地震の大津波により浸水し、人食いザメが迷い込んだスーパーを舞台に、そこに閉じ込められた人々の恐怖を描いたオーストラリアとシンガポール合作のパニック映画「パニック・マーケット(2012)」のクロコダイル版。
ワニより怖いのは町の地上げを目論む悪徳企業家が人工地震やワニ迄持ち込んで住民たちを殺そうとしていたというシチュエーション、そんな悪党、ハリウッドなら最期は民衆に殺されるか因果応報ワニに食われてしまうのだろうが中国版では普通に逮捕なのですっきりしない。悪党の手下でワニを運搬した父親と正義感に燃える娘との葛藤と絆を絡めて、最後はなんと娘が鉄棒でワニを刺し殺して父を救助、立ち向かった大の男たちも犠牲になり、ヘリコプター迄引きずり落とす怪物ワニがそんなにあっけなくやられてしまうなんて合点がいきません。単なるまねっこ映画ではつまらないと色々混ぜ込んだのでしょうが雑味が多すぎてパニック映画からはずれてしまった感が残念。
何にでも「シン」をつけるな!2
なんとなく設定は『クロール 凶暴領域』(2019)とソックリだが、驚くべきはオープニングから津波のシーン。津波が押し寄せてから地震?おかしいんじゃないの?誰も気づかないの?などと思っていたけど、その謎が後から説明される。
中華街の権力者チャー・ウォの野望が徐々に明かされ、何でも金で解決しようとする極悪非道の権力者。巨大ワニをアフリカから連れてきたのも街のシンボルにしようとしたからだ。何人もの人を喰ったワニ。史上最大の捕食者という権力者の象徴なのだろうか、誰もついていかないぞ!しかし、津波も地震も彼が人工的に引き起こしたというもの。立ち退き反対の貧民たちを津波で流してしまおうという横暴な計画によるものだった・・・まじかよ。
ワニの運び人でチャーの友人でもあるチアン・ポンとその娘シャオフー。そして近所の医者夫妻やヤオ氏と頭の弱い息子ジーミンなど個性的な面々がスーパーマーケット内でパニックに陥るという展開。ワニのCGや大掛かりなセットを考えると、かなり金がかかっていると思われるし、本家クロールに引けを取らない豪華さ。しかし、極悪人の存在やゲーム感覚の脱出劇にはちょっとげんなり。終盤のさらなる恐怖も届いてこなかったし、アットホームなイメージも違和感があった。最後にチャー・ウォがワニに食われたらもうちょっと良かった気も・・・
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