「虚偽特攻」エッジ・オブ・トゥモロー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
虚偽特攻
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原題は虚偽特攻(VR FIGHTER)、邦題のエッジ・オブ・トゥモローは桜坂洋の娯楽小説「オール・ユー・ニード・イズ・キル」をアメリカで実写化した2014年のトムクルーズのSF映画の原題と同じ、宣伝マンがパクってつけたのでしょう。
パワードスーツ開発のアバンタイトルから中華版アイアンマンかと思ったが本編はスーツオペレータ候補選出の、ただのガードマンのおじさんのVR格闘劇でした。がっかりしましたが、シリーズ化を目論んでいて、その前日譚として作ったのでしょうかね。
子供をネタにハラハラさせたり、死んだ妻の回想を出しての、お涙頂戴演出も頂けません。
本編の頭で銃撃戦ですが主役に馴染みが無いので唐突さに困惑、後半になってパワードスーツの研究所でテロリストの襲撃、いつスーツを着るのかと期待は膨らむが地味な殴り合いが延々続く、そんな挙句に全てVRでしたとのタネ明かしには思わずズッコケました。
湿っぽい家族愛やカンフー中心というのは中華版B級エンタメの典型スタイルなのでしょうか、私には合いませんでした。
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