「家族で夏休みに見てほしい」1640日の家族 Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
家族で夏休みに見てほしい
予告編も見ず予備知識なくレビュー評価のみで鑑賞。
ドキュメンタリー調の里子をテーマにした家族愛の作品でした。
仲の良い一家のほのぼのした夏休み風景で始まり、一見何も問題はなく兄弟3人と両親と5人で暮らしている。
しかし実は三男に見えたシモンは生後18カ月で里子として引き取り兄弟三人家族のように暮らしてきた。
そこに実父エディが息子を手元で育てたいと申し出たことで徐々に家族の空気が微妙に変化してくるという内容です。
誰も悪人ではなくシモンの将来を気遣い愛情を注いでいるというのが観客に伝わるのでの別れのシーンは思わず泣けます。
フランス映画らしく余韻の残るラストシーンも印象的でした。夏休みに親子で見るには一番良さそうな作品でした。
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