インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのレビュー・感想・評価
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その時代、確かに彼はそこに居た。
ナチスとの戦いの中で、ビートルズが鳴り響く町中で、月面到達の祝賀パレードの騒ぎの中で、正しくレンジャー部隊顔負けの奮戦振りで戦う大学教授、彼自身こそ歴史的遺産であるかのような考古学者インディアナ・ジョーンズ。前半の若返りもどうなってんだかと不思議だけれど、贅沢に再現された歴史的シーンの狭間で(老骨に鞭打って)活躍するその姿は、本当にその歴史の中に居たと思わせる、正しく「歴史」を描いた、何処までも「考古学の映画」であることに筋を通されていた作品だったと思いました。
と、思いきや、科学者(数学だったか物理学だったか)の登場、「時間の狭間」「タイムトラベル」という概念、まさか、SFの世界にまで話が飛んでいくのかと思いきや、それもまた、何処まで考古学の世界、直にこの目で見たかったであろう、古代の世界にまで脚を伸ばすとは思ってもみなかった。そりゃジョーンズ先生、残りたかっただろうなあ。考古学者にとって見果てぬ夢であっただろうから。でも結末はシリーズ第1作からのファンにとって、綺麗に仕上げられた幕引きでした。
あと一歩で、ジョーンズ先生ご自身が歴史的遺産になってしまうところでしたね。それはそれで、良いシリーズ幕引きであったかも知れませんが。似たような台詞、シリーズ1作目になかったかな。
アラ傘(傘寿)ハリソン、ファンのために頑張る
60台半ばのハリソン・フォードが19年ぶりに頑張る姿にどこかハラハラした前作から16年。設定上70歳のインディを演じるハリソンは撮影時御年79歳。あまり年齢のことは言いたくないが、さすがに心配になる。
オープニングからいきなり、1944年設定の若いインディ(設定上38歳)。「アイリッシュマン」でデ・ニーロやアル・パチーノを若返らせた技術、ディエイジング(モーションキャプチャーを使わず、俳優の過去作の映像データを元に若く加工する)でバキバキに決まった姿で、動きも軽やかに、いきなり「ゴールデンカムイ」終盤さながら(順序としてはゴールデンカムイのような漫画の方が映画の影響を受けた側だが)の活劇を繰り広げる。
でも、顔はともかくアクションはどうやって撮ったのだろう、どこまでハリソン本人がやっているのだろう、ここはボディダブルかな……などと雑念が入る。もちろん、今の時代何とでもやりようはあるのだが。マッツ・ミケルセンも若返っていた。
1969年に移ってリアルハリソンになってからも、お馴染みの展開、お約束のアクションが続く。意外性はないが、それはシリーズ最終作にあってほしい安心感のようなものでもある。大小いろいろツッコミどころはあるものの、それはシリーズ全体に言えることで、口にするだけ野暮というものだろう。ハリソンが老骨に鞭打って、シリーズを締めるために頑張っている姿を拝めることが肝心なのだ。
タイムリープ先の古代に残りたがるインディを見て、若い頃なら学者の分別が働いてそんなこと言わなかったろうに、老い先短いとこういう気持ちになるんだなと思った。
アクションの迫力を補うためか、ヘレナ役のフィービー・ウォーラー=ブリッジがかなり体を張っていた。誠実そうな見た目に峰不二子チックなリアリストキャラだが、終盤突然デレたのは玉に瑕。
アントニオ・バンデラスは、正直観ている最中は分からなかった。最近のバンデラスを別の映画でも観たのに、ふた昔くらい前の濃厚セクシーなイメージを更新出来ないでいる。
マッツ・ミケルセンは軍服姿もりりしくて、相変わらずかっこよかった(個人的には、マッツを観に来た)。ちなみにユルゲン・フォラーは、ヴェルナー・フォン・ブラウンというドイツ人の工学者がモデルだそうだ。彼はナチスドイツでミサイル製作を指揮していたが、戦後アメリカに亡命し、NASAでロケット開発に携わったという。
ヒトラーのせいで戦争に負けたからタイムリープして総統を殺すと言っていたが、ヒトラー以上にナチスの理想を実現出来る人材の当てがあったのだろうか。そこはまあ、本作のノリとしてはどうでもいいか。
ついでにもうひとつ余談だが、「アンティキティラ島の機械」は実在するらしい。1901年にギリシャのクレタ島沖海底から3分の1だけ回収され、ずっとオーパーツ扱いだったが、数年前にUCLの研究プロジェクトによりデジタルモデルが完成している。実物を製作する技術はまだ謎で、ロストテクノロジー的存在のようだ。
アルキメデスのミイラがフォラーの腕時計を着けていたのに、ラストでアルキメデスがダイヤルと一緒に腕時計を返そうとしていたのは齟齬がある気がしたが、インディが気絶した後に、結局腕時計だけ彼にあげたということかな。
Wikipediaを見ると、2008年の前作の公開前後には既に本作を作ろうとする動きは始まっていたようで、それが各段階でなんのかんのあって遅れに遅れた結果今日に至ったようだ。シリーズのファンには何年間が空こうががあまり関係ないのかもしれないが、個人的にはアクション大作は主役が少しでも若いうちに撮っておいてほしい気がした。何だか、自分の祖父母や親が年甲斐も無く体力的な無茶をするのを見ているようで、ハラハラして落ち着かないのだ。
私はシリーズものであっても単品としての出来をつい考えるのでこういう感想になってしまうが、シリーズ愛を前提にしたご祝儀的高評価のほうが、製作者の意図にも沿うものなのだろう。ファンの同窓会という前提があってこそ輝く作品。
言いたいことは山程あるが、最後は涙目になっていた。
体力的には元気そうだが、インディの老いというテーマを前面に持ってきた最終作。歴史を変えても、もう研究した過去に世界に置いて行ってくれと言うインディの情けなさは、おそらくシリーズ全体を台無しにするのではという否定的見解もあると思うのだが、老いを描く以上、これはこれで納得のいく展開ではあった。
しかし、理屈で考えてNGであることは明白で、命を助けたいというだけでなく、てめえは学者だろうよ、学問を守ってきたんじゃねえのかよとウォンバットが殴り倒すのは素晴らしかった。心情的にインディの弱さはわかる、しかしそれだけでは済まされない以上、若い世代がなんとかしてくれたことに希望がある。この映画を観てよかった、と思えた一瞬だった。
そしてその後のあのひとの再登場と、まさかの1作目でもっとも小っ恥ずかしかったシーンの再現に涙目になっていた。この涙は、ほぼ100%ノスタルジーでしかないとわかっているが、インディとマリオンがやはりお互いしかいないのだという答えたどり着けたことに、フィクションの世界とはいえ心からよかったと思えたのだ。感傷的でズルいが、これだけ長いシリーズだからなし得たラストだと思う。
この2点を除くと、正直、なんでこんなに下手クソで、盛り上がろうにも盛り上がれない冗長な映画にしてしまったのかと呆れる。序盤のアクションで帰りたくなったくらいだが、我慢したのは単にインディ・ジョーンズの最後を見届けようという義務感からでしかなかった。人の命の扱いも、シリーズのルールが変わったのかと思うほど雑で、なおかつ暗い。バンデラスの出し方と消し方とか、事情は知らないが、あんなのでいいと思ってるんだったら心から反省してほしい。意外や小物感をただよわせたマッツ・ミケルセンは良かったです。
シリーズ最高の締めくくり
インディジョーンズシリーズのたぶん最後の映画になるであろう本作。
内容もこれまでを総括するような内容でファンなら十分に満足できる作品になったと思います。
しかし前作で活躍した息子さんが死んだのはビックリしました。
何も殺さなくても…
原点回帰路線、歳いっても やっぱりコレがインディなんだと思う。
仕事していないと調子が悪くてね・・・(ハリソン)(*´ω`*)
彼らしい理屈だよ、全くねw
1942年7月13日 ( 80歳)誕生日のハリソン。
生きててこその作品だと思うわ。もう直ぐバースデ-なんだね。オメデトウ。
この映画シリ-ズ:
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年公開)
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 (1984年公開)
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』 (1989年公開)
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年公開)
そして今作の
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年公開)
今回はこれを楽しみにしていて 鑑賞しに行った。
実の所 えっ (@_@) ハリソンまだやるん?って思いは大分有ったね。
2017年の「ブレードランナー 2049」の時でも これで限界だろうと思ったし
ましてや アクション映画の主役。大丈夫かなと心配はするよね。
今回は 原点に戻ったようなナチスの残党連中と遺跡品秘宝を巡っての取り合いバトル。
アルキメデスが関与しているかと思われる「アンティキティラのダイヤル」が秘宝として登場。二つに分かれてしまって使えなくされているがその理由とは。
時空を指しタイムワープを目論み過去の戦争敗者⇒勝者 にしようと歴史改ざんが今作のテーマ展開となってます。
見ていて思ったこと:
・出だしから ずっと息も着かせぬアクション展開が続き、特撮だけども列車での挌闘は見もの。インディアクション健在を感じる。
機銃が自動発射で止まらず、線路の楕円カーブで後続車両を撃ちまくって行くのはワロタ。また列車屋根上での挌闘もあり、列車への攻撃を避け川へダイビング(普通死ぬわw)。バジル・ショー(役:トビー・ジョーンズ)の膝が割れてるのに~の絶叫は大笑い。
・秘宝ダイヤルの取り合いで、トゥクトゥクを乗り回し坂のある街中をユルゲン・フォラー(役:マッツ・ミケルセン)と熾烈なバトルは中々見もの。007かワイルドスピ-ド並み。そんなアホな展開も多いけど十分インディらしさを楽しめた。
・そして何といっても秘宝のダイアルを合体させて飛行機で時空を超える所であろうか。その感じはとっても良く表現していたと思う。ただ計算を誤り古代(ギリシャ)に戻り過ぎてしまい、その世界は古代人の戦争が繰り広げられていた。
初めて見る飛行機をドラゴン(飛竜)として古代人は思い込み 飛行機めがけて鉄槍が飛び交うのであった。
何とか地上に不時着したのだが、
ここで アルキメデス?登場らしい・・・そしてインディはここに残ると言いだす始末。困るバジルの娘のヘレナ・ショー(役:フィービー・ウォーラー=ブリッジ)。歴史が変わっちゃうし、ジジイの戯言には付き合えねぇ~ って事で
見事インディに愛のパーンチでノックアウト。
インディが気が付いたとき・・・ベットの上、 (@_@;) (@_@;)
既に元の世界へ皆は戻っていた!! (何やねんソレ、激しく思う!)
ここはやっぱり 元に戻る場面は欲しかったと素直に思うわ。
・最後に特別シーン。
戦争で亡くなった?息子の事もあり 離婚協議中なのか音信不通であった マリオン・レイヴンウッド(役:カレン・アレン)の姿が部屋にあった。
ここは さすがに おおおおおおぅぅぅぅ って声が出たわ。
そして、痛い所は何処? 肘~ 胸~ 唇~ キスの名場面炸裂!!
これでフィニッシュ。(秘宝なんてどうでもいいや展開っす (;^ω^) )
流石のファンサ-ビスですね。これで見納めかと思うと感慨深いですよ。
上映時間154分は アッという間でしたね。
インディ~ファンの方は、
是非 家族揃って
劇場へお越し下さい!!
あまり好きじゃないが懐かしい
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インディが友人の博士と共にナチスドイツから宝物を奪う。
が追手が来て、何とか半分だけ持って逃げ帰った。
時が経ちその友人は死んだが、その娘がインディのもとへ。
でその関連の宝物を探しに行く旅が始まる。
同時に、その当時のナチスの者が再び追い迫る・・・。
海底に潜ってヒントを見つけ、洞窟でついに宝物ゲット!
でもそこで追手が来て奪われ、拉致られてしまう。
その宝物はアルキメデスの残したタイムマシンだった。
で敵と共に第二次世界大戦時代へタイムスリップ。
敵の目的は、そこでナチスを勝たせることなのだった。
ところがアルキメデスの時代には大陸移動が未解明で、
その分計算がズレ、まさかの紀元前に飛んでしまった。
そこで敵を殺して勝利。その後アルキメデスとも遭遇w
アルキメデスに心酔するインディはここに残ると言う。
でも友の娘に殴られ、失神してるうち現代へ。
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劇場で見た。
最近90年代くらいの映画続編がブームになってるなあ。
このシリーズは全部見たが、そんなに好きではなかった。
今作もおなじみの洞窟探検とかで今イチな感じがして、
中盤くらいはやたらと眠くて、ホンマに寝るかと思った。
でも終盤のタイムスリップは意外で面白かったな。
ハリソンも歳を取り、アクションは全然やったが、
それでも元気でやってること自体が嬉しかったわ。
やっぱり懐かしい作品っていいなあ。
今更やるほどでは。
インディジョーンズのこれまで出てきた人たちが出たり、若き日のインディが出てきたり、インディジョーンズファン向けの要素もありつつ、アクション映画としても楽しめるとは思います。
ただ、平凡なアクションであまりワクワクもせず、インディジョーンズでなければ見なかっただろうというくらい。
謎解きも特になく。大陸移動説が〜の部分も正直意味わからない。どういう理屈でタイムスリップしてんのかもよくわからん。
そもそもタイムスリップという大舞台がラストの少しだけってのももったいなくない?てっきり、過去のインディの舞台を転々として過去インディとのクロスオーバー(過去のインディの活躍の裏に今のインディがいたとか、過去インディに今のインディがバレないようにするとか、BTTF2みたいなのを見たかったかな)を期待したけど、紀元前のシチリアに行っただけ。しかも、ここに来る意味あるのか?ってくらいにとってつけたような展開。アルキメデスが出たとして物語に何の意味もないので、面白さもない。だから何?って感じ。
最後に奥さん出すのも物語上、とってつけてるだけ。必然性がない。
全体的に荒い作りでした。うーん。シリーズとしては一番面白くないかも。
面白かったけど
ヘレナ、無理すぎ。
なんで学者のお嬢さんやのに金史上主義?
偉そうやし、かなりうっとおしい。
最初から父がやったことを証明したい学者にすればいいのに。
相棒のガキもうざい。
金史上主義2人もいらんでしょ。。
後、最後ちょっと駆け足すぎたな。
アルキメデスの羅針盤の時間旅行設定は面白かったし、あの時代もうちょっとやってほしかったなぁ。
インディー・ジョーンズ 運命のダイヤル
最後のインディージョーンズだったがこんなインディーは見たくなかった。
ただただインディーが失う物語
若さを失い、家族を失い、友を失う。悲壮感ばかりが目立っていた。
自分が見たかったのは最後の聖戦でショーン・コネリーの熱演したヘンリー・ジョーンズようなはっちゃけた爺を見たかったのだろう。
老いてもバイタリティーに溢れ、ユーモアを忘れず、ハニートラップに引っかかる。そんなインディーが見たかった。
キャストの熱演は評価するけれどシナリオが好きになれない
安定のマンゴールド!!
「ナイト&デイ」のマンゴールド監督らしく、男女のドタバタアクションが上手かったです。インディは殴って切り開くタイプで何か良かったです。前半はパレードとデモの喧騒の中で進行し、映画的な表現で上手いと思いましたし、ヒロインが峰不二子みたいで信用ならないのも良かったです。失われたアーティファクトの説明は良く分からず、ワクワクしませんでした。例えばブラピの製作会社なら、「要するに過去に戻れるって事!」と簡潔かつ適当な台詞になるんだろうなと妄想しました。マッツはお馴染みの髪型で出て欲しかったです。終盤はノンストップで疲れました。シラクサは研究者人生の到達点のように感じたので、ここに残りたいという気持ちに共感しましたが、それだと映画としてつまらないので、ハッピーエンドにして後味が良かったです。ラストは、キスより帰ってきたよというハグの方が良かったです。
ハリソン・フォードに乾杯🥃✨
「ミッション・イン・ポッシブル デッド・レコニング」の後に梯子で見てきました。
だからか同じようなカーチェイスや汽車の上で戦ったりがダブってどっちがどっちだか分からなくなる感じ。情報漏れしてるんじゃないのって位でした😅
同じパラマウントの配給なんですよね。
冒頭の若き頃のインディ・ジョーンズのデジタル処理が見事でこのクオリティーで若返らせる事が出来るならこの若いままでストーリーを進めた方が面白かったんじゃないかなと思いましたね。
デジタルの技術革新は毎年驚くものがある。岸田総理のボイスを違う人の声でそのまま再現できてしまう時代だ。
当然、映画でもそういう技術革新が見れるようになるわな。
その内、死人すら甦らせる事が出来るなと感じましたね。
次元の超越っていうのは私も研究していてノアの方舟もアララト山に残骸が眠ってるんだけど、舟自体は箱で中身だけ次元の超越をしたと見ています。あんな所で多くの動物達を突き放すように放つわけが無い。動物は全て絶滅しちゃいますよ。
こちらを題材にした方が面白いんじゃないかなと思った。
「スプリガン」では出てきたよな。
次元超越はなかなか深いものがある。
パラレルワールドの存在も粒子物理学で証明されてるし。
話はズレたが次元超越は面白い✨
83歳のハリソン・フォードが良い老け方をしていて、僕の事を忘れないでくださいなんて言ってたのが感動しちゃって涙流しました。大好きな俳優が現役で大活躍してくれるのを見るとそれだけで拍手です👏✨
いつまでも現役で頑張ってスクリーンの中での芝居を見たいものです。
ハリソン・フォードに乾杯🍻✨
インディージョーンズを再現するも追い求める物がやや弱い
冒頭は若きジョーンズ博士が大活躍。
過去作品からのつぎはぎと思いきや、79歳のハリソン・フォードが演技して、映像技術で表情を若返らせた映像でした。これがかなりの出来栄えです。
そして、いよいよ現在のインディージョーンズ。
70歳で定年となり、息子をベトナム戦争で亡くして、それが元でマリオンとは離婚協議中という悲しい老後となっています。そこに現れた友人の娘、秘密のダイヤルを追い求めていました。思わぬ来客によりこのダイヤルをめぐる冒険に巻き込まれていきます。随所にアクションがちりばめられ見ごたえはあります。スピルバーグイズムを継承した作品となっています。往年のインディージョーンズシリーズファンには納得となります。
しかし、何かものたりなさがあります。前作「クリスタルスカルの王国」の反省を踏まえ、今回は歴史上の出来事を踏まえた展開となっています。十戒、キリストといった話はポピュラーでミステリアスでした。ただアルキメデスの話はミステリアスにはやや弱いと思います。その為か、話の展開にワクワク、ドキドキがありません。最後はタイムスリップというまとめ方は「クリスタルスカルの王国」よりはましですが、これは禁じてです。
ラストのマリオンとのやりとりはファンには号泣ものです。
普通に面白かったです
全然話題に上らないので公開してたのに気づかなかったのでおもしろくなかったのかな?
と思ってみに行くと普通に面白かったです。
岩明宏のマンガ「エウレーカ」を読んでから観に行くとクライマックスが2倍楽しめる人もいると思いました。
そして第一作をしっかり観た人はラストでやられて泣きます。(私が )
何を信じるか
これぞ映画と思えた。映画館で見る価値を感じた。どんな作品でも皆が良いという評価で全部を通して満点という事はないのは承知だ。これでいうとヘレナがあーフリーバックの人だー髪型もまんまっぽいー典型的描き方ー悪過ぎるーとなり、何で最近こんなヒロインばかりなんだーミッション何ちゃらやら、と思い感情移入出来ない事なのだが、それ以上にあー面白かった!と
何から何まで盛り沢山、ありとあらゆる要素を盛り込みそれでも一つ一つが思い入れを感じた。もーあちこちで痛い痛い、インディアナもあの体で大変だー初期の頃のインディ作品を子供の頃に見てあーなんて映画って面白いんだと知った私としては謎を解明しながら各地に飛び冒険していく、最高の醍醐味。最後に紀元前ローマにまで飛ぶとは、だったがこれがタイムマシーンと皆が言っていたやつかと、これはこれで何だか好きだったのだがあの頃の武器で飛行機撃ち落としちゃうからね。
最近あらゆる敵役で出演のマッツ・ミケルセン、いつもちょー怖そうでありながらちょっとチャーミングでもある。
七面倒臭くなく、あまり考えずにわきゃわきゃ見れるエンターテイメント作品。インディアナジョーンズ万歳!
良くも悪くもインディアナ・ジョーンズでした。これに尽きます。
やる気があるのか無いのかわからない飄々としたインディ、譲らないところは絶対に譲らないあのインディ、絶妙に安っぽいセットと先が見えるようで見えないプロット、過去作と同様のテンプレート通りに進むストーリー、動物愛護的観点で大丈夫なのかと思う虫の登場シーン(流石に今はCGでしょうけど)、等々、正直最後の聖戦で終わらせておけばよかったのにクリスタルスカルの時にもなんで復活させちゃったのかなーと思ったものですが、今回も割といつも通りです。
ただ1つ違うのはやはり歳老いたハリソン・フォード御大が醸し出す老いと諦観がインディのそれと絶妙にシンクロしているところです。クリスタルスカルの時点でもハリソン御大は60代でしたが、流石にアラウンド80になると老け具合が段違いです。しかし、その醸し出す雰囲気がラストのインディの葛藤を際立たせるのでそういう意味では今でなければ作れなかった作品とも言えるのかもしれません。
時空を遡るオカルト描写もなかなかアレで非現実的とか言ってる人もいましたけど、それを言ったら過去作全部オカルトですからね。前作なんか宇宙人まで出てましたし、それに比べたら今回はオカルト的にはマイルドなのではないでしょうか。
思っていたよりは良かった
最近のハリウッドの大作映画に面白いストーリーは期待できないし、派手な映像も飽きてきたし、ハリソン・フォードも80歳でアクションを演じてもイタい感じになるだろし、そう思って最初はこの作品は観ないつもりでいました。ただ、そうは言っても他に観たい作品があまりないし、インディージョーンズも最後だろうから一応観ておくか、くらいの気持ちで鑑賞しました。
それで、実際鑑賞したところやはり想像していた通り、ストーリーは雑だし、終始ドタバタしてはいるものの、なぜか初期の作品のようにハラハラ、ドキドキはできなかったです。でも、ハリソン・フォードについてはなるべく高齢でも演じれるよう乗り物によるアクションが多かったり、水中のシーンを取り入れたりと工夫は見られました。なので思っていたよりはイタい感じではなかったです。また、ラストはあれで良かったのではないでしょうか。
極力ハードルを下げて観たので思ってたよりは良かったですが、他人に勧められるほどではなかったです。
追記>
大したことではないですが、作中に腑に落ちないところがありました。それは、始めてアルキメデスの墓に行った際、すでに遺体がマッツ・ミケルセンがしているはずの時計を着けていましたが、まだ、過去に戻っていないのに何で着けているのでしょうか?一旦、過去に行って現代に戻ってきてから、もう一度墓に行ったら時計を着けていた、というのなら分かるのですが...
完結。
劇場鑑賞をめちゃくちゃ悩んでましたが、
吹替えが今週でラスト週だったので鑑賞。
40年以上も村井國夫氏。お疲れ様でございます。
ハリソン•フォード氏と年齢も近いのかな?
感慨深いものがあります。
CGインディの顔のテクスチャは秀逸だったが、動きのアルゴリズムは酷すぎて、チェックの甘さが目立ってました。(ここはお金かけるべきでしたね。)
内容の感想はオミットさせて頂きます。
音は普通でした。(個人的には物足りない)
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