インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのレビュー・感想・評価
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追っかけっ子が多くて少しダレる
シリーズの最後を飾るには何だか締まりのない出来に見える。2時間半以上という長さも冗長な印象を与えるだけになってしまっているような。長くてもいい映画はあるし、たとえば「TAR」は最後まで緊張感を持って見られた。
元々そんな映画だとは思うけど、カーチェイスを始めとする敵と追っかけっ子のシーンがちょっと多すぎなのかも。ずっとそんなことばかりやっている感じがしたし、中盤のパレードのシーンなんかは丸々なくてもよかった気がする。
洞窟に入るところでようやく本来の雰囲気が戻ってきた感もあったので、やはりそれまでが少し長すぎなのだと思う。謎の仕掛けや大昔の世界の住人、コスプレナチス(?)兵たちなどのハッタリが効いたビジュアルこそ、このシリーズにふさわしい。
他に気になる点としては、結構な数の死人が出ていること。上で書いたパレード関連だと大学職員や警察官とか。まあ、敵の残忍さを示す意味もあるのでしょうが、探偵モノの周りで人が死んでいくような死神ぶりはいかがなものか。何より、潜水士の友人はバンデラスを起用しておきながらほとんどキャラクターをつかむ間もなく殺されてしまうので、海に潜るための道具要員にしかなっていないのはもったいない。
話の最後の締めを初代のキャラにしたのはよかった。まあ、インディ自身の選択というより強制的にそうなったのは主人公としての意味合いは薄れる気もするけど、老境に至ったキャラならではのあり方かも。演じるハリソン・フォードは80歳らしいし。
それにしても、若い頃のインディのシーンはどうやって撮ったというか作ったんだろう。普通に3あたりまでの見た目になっていて驚いた。まさか全部CGじゃないだろうけど。
人類が月に行った事で、ジョーンズのラスト冒険はSFになった。
「インディ・ジョーンズ」シリーズは最初の3作以降、TV版、スピンオフ版は未鑑賞。
そろそろハリソン・フォードさんも引退だろうから、
多くのハリウッド大スター達が辿った様に"ラスト映画"は「観なければよかった作品」だろうと、期待していなかったので、
吹替え版で鑑賞しました。
本作撮影時には、初作から20数年も時間が経ってしまったので、
ハリソン・フォードさんの熟成に合わせて、浦島太郎伝説にするしかなかったと思われるが、
そこから映画全体が引きずられ、冒険活劇がSF作品に変貌してしまったのは、
本来のこのシリーズの"冒険活劇"と言う大切な芯が無くなってしまった事であり、誠に残念な事です。
予告編で、ドイツ軍 He111爆撃機内シーンがあったので、現存機内での撮影を期待して観たのですが、
残念ながら、操縦席周りの配置が考証されておらず、セット&他機種内での撮影と思われます。
また垂直尾翼が1枚の筈が、2枚になっており、がっかりしました。
現在スペイン空軍が使用していた機が1機のみ現存しているので、映画「バルキリー」では少し扱われていますが、そろそろ映画等で、実機内を起用して、詳細を残しておかないと、歴史的な機種なので、もったいないと思うのですが。。。
もう1点、1つが2つに成っていたのが、カサブランカ(モロッコ)で 写り込むラクダですが
北アフリカのラクダは 1コブ ラクダなので、2コブ ではありません。
また、どうせなら、背景に「カフェ アメリカ」をチラッと映り込ませる遊びが欲しかった。
ストーリーはDランドで、"ライド系アトラクションで再現する事を前提"に書かれたシナリオ部分が多々目につき、
映画・TVドラマ・アニメを 商売の道具としか考えていない D社のポジショニングは
日本のBダイ(ガンダムシリーズ)に並ぶ、残念な"悪の双璧感"を感じました。
ハリソン・フォードさんの老いた裸を見せたり、「月面(宇宙)こそ、冒険の地也」と本シリーズを自虐する D社は、去りゆく人と冒険に敬意を持たずに、残酷に砂を投げつける別れをするようだ。
撮影は無難に行われているので、
昔懐かしい"冒険活劇"ではストーリーは、深く考えずに
頭を空っぽにして、観るのが正しい"鑑賞スタイル"でしょう。
微薄なD映画に ツッコミ をいれるのは野暮なようです。
"運命のダイヤル"と言う"バック・トゥ・ザ・フューチャー"的展開に、同映画の様に大逆転な"ハッピーエンド結末"を大いに 期待 したが
目が覚めた時に、帰ってきた もの もあれば、帰らない もの も在ったのは寂しくもあり、悲しくもあり、時限はひとつだった。
しかし、オーケストラによる "ジョン・ウィリアムズ"さん作曲の"テーマ"が劇場音響で聴けたことで
往年の鑑賞者としては、ただただ喜びに結べた。
この映画を観たら、若き日のハリソンフォードさんを、もう1度初作「レイダース 失われたアーク」で拝見するのが良いと思います。
冒険活劇の代名詞
御年80歳(やそじ)で御老人のインディ・ジョーンズ
ハリウッドでは世代交代は珍しくなく売出し中の若手や中堅の後がつかえてる状態。御老人のインディ・ジョーンズは若手に世代交代して引退すべき。そんな自虐ギャグが今作品のテーマと言っても違和感はないと思う。ハリソン・フォードはジャッキー・チェンやシルベスター・スタローンみたくキレッキレのアクションをこなすタイプの俳優さんではなく泥臭いドタバタを売りにする三枚目タイプな俳優さん。往年の活躍を期待するのは無理としてもハリウッドは世界中の最新技術が結集されてる映画スタジオなんだからやはりインディ・ジョーンズを演じるのはハリソン・フォードであってほしい。逆に言えば長身で金髪碧眼で細マッチョのモデル体型なインディ・ジョーンズはカッコいいに決まってるがハリソン・フォードがもつ魅力はハリソン・フォードじゃなきゃ出せない。仮に世代交代するならハリソン・フォードに似たタイプの若手俳優を探した方がいい。
やはり、インディジョーンズは外せない
シリーズ初見でしたが楽しかった。
恥ずかしながらこのシリーズちゃんと見たのが今回が初めてでしたが、充分楽しめました。
思った以上に人がバンバン死ぬのでびっくりしました。
洞窟内のプールの謎が何だか良く解らなかったけど、ああいう謎解き要素あるのは好きです。次回見たときにちゃんと自分も解明できたらいいなと思いました。
おじいちゃんが冒険するのに乗り物を多用するのはナイスアイディアだと思いました。
ラストは、あのまま残ってもそれはそれで幸せだったんじゃないかなーなんてファンタジーな事も考えちゃいました。まあ歴史が変わるのは大変ですが。
お約束
らしさを詰め込みすぎ
予習するなら1と4とロビンとマリアン
『2魔宮の伝説』の中盤の、虫だらけの穴に手を突っ込まなきゃならないという場面が子どもの頃印象に残っていたけど、不思議とちゃんと見たことなかったシリーズです。それがトラウマというわけでもなく、そもそもあんな大群が密集して生息し続けることは不可能と信じたいです(やっぱりトラウマ?)
そして今回、ディズニープラスで過去作が配信されていると気づき、一気見してから観に行きました。早くも記憶がおぼろげになってきたので、以下に要点をまとめます。
『1レイダース失われた聖櫃(アーク)』
ヒロインはマリオンです。冒険のあと満身創痍のインディーとのやりとりが必見です! 個人的にはセガ・サターンの超名作ゲーム『シャイニング・ザ・ホーリィアーク』を思い出せて良かったです。数々の作品に影響を与えていると思われます。
『2魔宮の伝説』は時系列的には『1』の前らしいです。1番テレビで見かけるので、最高傑作とされている気がします。ヒロインはウィリー、『エブエブ』で復活した子役キー・ホイ・クァン君も同行します。
『3最後の聖戦』父ショーン・コネリーと冒険しますが、息子と違ってインドア系の学者です。ヒロインのエルザが悪役で味方側はオッサンばっかです。少年時代(リバー・フェニックス)に『ワンピース』のシャンクスみたいな奴から帽子をもらい、生涯被り続けます。
『4クリスタル・スカルの王国』今度は息子のマットと冒険します。母親はマリオンでした。ヒロインはおらず、敵としてケイト・ブランシェットが出ます。『1』のラストのお宝を置いた倉庫も出できます。
シリーズを通して、ヘビが苦手です。でも武器はムチです。インディーは冒険はしますがあくまで学者です。ナチスとよく戦います。ここまではスピルバーグ監督です。
そして本作『5インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』ではヒロインのヘレナ、チョビヒゲ少年テディと共にマッツ・ミケルセンと戦います。冒頭、これまでずっとパラマウントの画の岩山からシームレスで話が始まるお約束が踏襲されていなくてがっかりしましたが、最後にはシリーズではじめて落涙しました。
もし全作予習する時間がなければ、『1』と『4』を観てほしいです。というのも、
ここからネタバレですが、息子のマットがある理由で登場せず、最後にマリオンが出てきて『1』のやりとりを再現する、という場面に切なくなるのがこのシリーズの醍醐味だからです。
テレビ東京「午後ロード」でよくやるショーン・コネリーとオードリー・ヘップバーンの『ロビンとマリアン』という、ロビン・フッドの晩年を描いた映画もなんだか思い出されて、万感の思いで劇場をあとにしました。
インディージョーンズ映画オマージュと1935年〜1969年代の実社会情勢を巡るレトロ観覧
最後のインディージョーンズ映画ということで、映画初回作作るにあたっての原点といえる【活動写真の冒険活劇】を継承、製作の1作目から4作目それぞれの作品のオマージュ{乗り物などを変えてのカーアクション(トロッコ→トゥクトゥクに)や、地下空間のトラップ、生き物(虫)、アクション}に、悪役にナチスドイツ(失われたアークより)が登場、味方には過去作品からの協力者と、その名付けた娘に、脇役の登場人物では描き方が同じ様な役柄の子役(魔宮の伝説)などが揃う。
物語は1944年のナチスドイツ全盛の時代での「運命のダイヤル」タイトルなる【アルキメデス発明のアンテイキティラ】のナチスドイツとの争奪戦(第一幕)。
インディージョーンズ、シリーズのが無理矢理引きずり込まれた感ある冒険活劇(本編となる幕が1969年からスタート)する。
インディージョーンズ、シリーズ映画の時代背景時系列(1935年〜1969年)を体験しきたもの
には、社会の実体験(アポロ11号、ナチスドイツ、ベトナム戦争、TV、車、汽車)を映像でレトロ懐かしむ➕インディージョーンズ映画のオマージュで、突っ走る集大成作品ができました。
最後に、作品に精通している人には詳細に、でない人にも分かるホッとするサプライズ有りです。
冒険活劇、インディージョーンズ集大成としては良いですが、
CIAが・・・?
名付けた娘、ヘレナ・ショウの人物設定が?
お金で動く女性でありながら、紀元前212年シラクサ、
行ってからの行動に良い変化はあるものの・・・。観るものに共感(感情移入)出来ないが・・・。
※※2種類のスクリーンで鑑賞
★IMAXレーザー
★Digital5.1ch TOHOカスタム・オーダーメイド・スピーカー
★シネスコ サイズ
★重低音 5
★音圧 5
★分離度(音像定位)5
★サイド(左右、後、活躍度)5
★サラウンド 5
映画全体的に大活躍してくれている音響です。
希少な超低重低音の音圧が数カ所感じられました。特にTOHO日比谷(クスタム)ではIMAXよりも超低めの音圧高めのクリアな低音が瞬発よく激震圧。
※TOHO日比谷カスタム・オ は、エネルギーある超低音、超瞬発力ある超低音、ダイナミックレンジの広いクリアな音像定位で、隣のIMAXよりもサラウンド側(左右、後)の音像定位、分離が良くハッキリクッキリ聞き分けられるように感じます。
隣のIMAXは、部屋の形(客席の横幅、床の傾斜角の関係か左右、上、後方が、ほぼ客席上後方のみの音像に感じました。
※IMAXは包み込むIMAXならではの迫力あるサウンドと映像(画角)でみせてくれる。
※カスタムオーダーメイド・スピーカーは、音像定位のハッキリした超低音から瞬発力あるダイナミックレンジの広い、オーディオファン的音(音響)を聴かせてくれるシステムに感じました。
✱【私的な感想です】
老いたヒーローの姿
中学生の頃、劇場で出会ったハン・ソロとインディアナ・ジョーンズ。ハリソン・フォードはその後何十年もの間私を魅了し続けました。共に歳を重ねて大スクリーンで再会したその変わり果てた姿。想像以上、最後の聖戦のショーン・コネリーよりもさらに老けていました。かつてのヒーローの社会的立場は激変。自宅では近所のめんどくさくてやかましい老人。若い頃学生にモテモテだった大学教授も、今では誰もまともに聞いていない授業風景。その上妻にも逃げられ、社会から必要とされない哀れで孤独な老人となったかつてのヒーロー。なかなか衝撃的でしたが、物凄くリアリティを感じて込み上げるものがありました。そこから始まる王道のジェットコースタームービー展開。常に過去作品と重ねながらどっぷりハマって盛り上がって行き、インディの「ここに残る」というシーンで涙。ラストに老いたマリオンの姿を観て、かつての大酒飲みのシーンが重なって涙。マリオンは老いても美しく見えました。インディアナ・ジョーンズの物語が完結して成仏するのに立ち会った気分でした。本作は過去作品全てにかかっているもので、全て観ているファンのための映画です。単体作品としてこれだけを観たり、単体作品として悪い評価を受けるのはとても間違った視聴であり、不当な評価。長年のファンとしては感無量な作品でした。
素直に楽しい!
映画の評価と言うよりは、私の独り言なので気にしないで下さい
前作の続きから始まったので、インディ・ジョーンズシリーズを観ていたあの頃の気分が蘇りました。
前半は宝の奪い合いだったので、わくわく冒険と言うよりはアイテム奪い合い。どっかで観たシーンだなぁと思いつつも美女と暴走車、王道でなかなか見応えありました
マッツを観に行ったので始終眼福でした。
とにかくただただ制服マッツがカッコよ過ぎです。
悪役で笑った顔も困った顔も全てカッコいいってどういう事?と思いながら何回も脳内シャッター切っていたのですが、メモリーがすぐいっぱいになってしまいました。
後半はインディーが行きたかった場所、そこに辿り着いた事を考えると、感無量で感動シーンだったなと思います。
私もずっとあそこに居たくなります。
CGとは言え、あのシーンはやはりロマンを感じます。
過去の大戦をCGで作りがちですが、迫力は年々増して見応えあり。
爆破シーンの音響も相まって、とても迫力ありました
SF、お宝、冒険、古代など好きな方には楽しめると思います
いよいよ 有り得ない世界へい行ってしまったのね
お疲れさま、インディアナ
公開前のハリソン・フォードや制作陣のインタビューでは「インディの老いを表現すること」が強調されていた。
そうは言ってもいざ本編が始まればインディはバリバリと冒険をするんだろうと楽観視していた。また、チラシなどのアオリで「ハリソン・フォード演じる最後のインディ」という書き方をするということは「インディ・ジョーンズ」というIPそのものはまだまだ使い続けられるものなのだろうと予想していた。
だが劇場で本作を観ると、前述のインタビュー通り「歴史にロマンを感じる時代は終わっている」ことが強調され、インディも冒険や歴史探求へのモチベーションを失っている。
インディの講義をうっとりしながら聞いていた女子学生達はいないし、近づくだけで苦労するような秘境の遺跡も登場せず、特撮技術を使ったアクションシーンの多くもCGIに置き換えられている。本作でインディの相棒となるヘレナがダイヤルを求める動機も、インディがダイヤル争奪戦に参加する理由も、過去作とは明らかに異なる。
本作へ過去シリーズ並の手に汗握る熱い冒険を期待していると寂しさを感じることは間違いないが、ラストは過去4作をかけてインディ・ジョーンズの冒険と人生を追ってきた人間には味わい深いものだった。本作はただの続編でも世代交代でもなく、本当の「終幕」だった。
近年の大作シリーズが映画やドラマで大量の派生を産み希薄化していく傾向を見ていると、「インディアナ・ジョーンズ」という存在を極力オリジナルメンバーの手で以てヒーローから一人の生身の男に戻し、シリーズにきっちりと一つの幕を下ろすことができるのはとても贅沢な事のように思える。
まあまあだった
ヒロインがおじさんみたいな雰囲気で財宝を本当に売ってお金にしようとしているし、すごく魅力がない。パートナーの子どももちっともかわいくない。インディはおじいさんなのにがんばっていた。
(追記)20250814
劇場公開時はさっぱり面白くなかったのだけど、今回はけっこう面白い。インディのわびしい暮らしぶりが描かれる。子どもも先立たれて、奥さんと疎遠となりあまりにつらい。
敵がまたナチスに戻る。
時空の裂け目に飛び込んで、時空を超えてナチの科学者がヒトラーの暗殺を目論むのだけど、時空の裂け目などという得体の知れない物を、どんな根拠でうまく機能すうると考えるのか科学者なのにアホっぽい。すると間違ってローマの戦場に行きつく。ローマだからまだいいようなもので、何もない砂漠や何もない時代の海などどうにもならない地点に行ったらどうするのか。
けっこう面白かったけど長い。
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