「81歳でインディ!?冗談もフォードフォードにしろ」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
81歳でインディ!?冗談もフォードフォードにしろ
2023年映画館鑑賞42作品目
8月10日(木)イオンシネマ北上
ハッピーナイト1300円
監督と脚本は『17歳のカルテ』『ナイト&デイ』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド
脚本は他に『007 スペクター』『フォードvsフェラーリ』のジェズ・バターワースと『フォードvsフェラーリ』のジョン=ヘンリー・バターワースと『ジュラシック・パーク』『スパイダーマン』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のデビッド・コープ
なぜか今回はディズニー映画
強い違和感
強い拒否反応
それでもお馴染みのテーマ曲が流れると待ってましたと高揚感
ある意味ホッとする
脚本はいまいち
インディは子供向けという一面があるはずだから台詞内容とかもう少しわかりやすくできなかったのかな
冒頭のインディが若い
CGで処理したんだろう
まさかAIじゃあるまい
でも声は爺さんだ
アクションは本人か代役かCGか
敵は今回もナチスだ
飽きないね
アメリカ映画人の悪い癖
今回は運命のダイヤルってやつを巡る争い
エヴァンゲリオンで有名な『ロンギヌスの槍』はほんのさわり
運命のダイヤルとはアンティキティラ島のダイヤル
劇中の世界ではアルキメデスが発明したタイムマシンだが実際の考古学では太陽系儀と結論づけられている
仮説に過ぎないかもしれないが少なくともタイムマシンではない
若い頃は走る列車の上で逃亡劇
爺さんになってもインディは馬に乗って地下鉄をかけたりトゥクトゥクでカーチェイス
紀元前にタイムスリップしたら考古学の血が騒ぎだし「帰りたくない」と聞き分けなく言い出して今回の冒険の相棒ヘレナにお仕置きパンチをお見舞いされKOされるインディ
なぜか妻とよりを戻すことができてハッピーエンド
息子は実は生きてましたって展開あっても良かったかな
インディ・ジョーンズ3世なんだから
あとCIAの捜査官のキャラがメチャ立っていた
あんな捜査官いるかよ
鉄拳のキャラにあんなのがいたような
たぶんこれで最後だと思うけどスピルバーグの奥さんチョイ役でもいいから再登場してほしかった
配役
定年退職を迎えた考古学の教授で冒険家のインディアナ・ジョーンズにハリソン・フォード
インディの旧友バジルの娘のヘレナ・ショーにフィービー・ウォーラー=ブリッジ
元ナチスのロケット科学者で戦後はアメリカのアポロ計画に携わったユルゲン・フォラーにマッツ・ミケルセン
インディの旧友で潜水士のレナルドにアントニオ・バンデラス
インディの友人でエジプトの発掘屋のサラーにジョン・リス=デイヴィス
インディの旧友でイギリスの考古学者のバズことバジル・ショーにトビー・ジョーンズ
ヘレナの相棒でスリの少年のテディにイーサン・イシドール
元ナチスでフォラーの残忍な側近のクレーバーにボイド・ホルブルック
ナチスの大佐で第二次世界大戦の時期に逃げるインディらを追い詰めるも射殺されるウェーバーにトーマス・クレッチマン
元ナチスと知らずフォラーらと同行したCIA捜査官のメイソンにシャウネット・レネー・ウィルソン
ボイドの部下で巨体のハウケにオリヴィエ・リヒタース
インディと離婚協議中のマリオン・レイヴンウッドにカレン・アレン
紀元前212の兵士のポンティマスにマーク・キリーン
紀元前212の天才科学者のアルキメデスにナセル・メマルツィア