「さみしい…」インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 世界のメガネさんの映画レビュー(感想・評価)
さみしい…
これで良かったのか。
気になったのは、相棒のヘレナがインディ顔負けのアクションを繰り広げるところ。バイクで飛行機を追いかけて飛び乗るシーンは、それができてしまうのか…と、それまでのインディのアクションがかすんでしまったように感じた。
思えば、初めのアクションシーンで、列車上で煙の中に敵のシルエットが浮かぶ様は、鬼滅の刃無限列車編のようなCGアニメーションのようだった。往年のリアルな質感でのアクションを期待していたのに、絵の中で動き回っているような感じがしてしまうのはなんでだろう?もう、そういうスリルは、ミッションインポッシブルで体験すれば良いのだろうか。
あと、人がバタバタ殺されていく暗い展開はなんだろう?インディ映画は、もっとユーモラスだったのに。
ラストシーンは感動して涙したが、寂しい気持ちが強すぎて、観賞後数日は落ち込んでしまった。私みたいに、落ち込んだファンは多いのではないか。やはり、最後の聖戦の胸踊るラストが終わりで良かったのかな?今作を観た後では、クリスタルスカルも良くできていたのだと、当時はそう思わなかったが、改めて感じたのだった。
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