「意外な着地点」夜明けまでバス停で コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
意外な着地点
クリックして本文を読む
事件からまだ2年ちょっとだから、映画化するには早いんじゃと思っていたけど、着想を得たフィクションだったのか。
バイト先だった居酒屋はコロナ関係なく、セクハラパワハラ外国人労働者など、思いつく問題を詰め込んだ、トラブルのフルコンボ。
すごく好きな役者さんだけど、三浦貴大さんがちょっと嫌いになりそうなくらい、良いところゼロな清々しいまでのヒールを好演。このところクズ役2連続。
ホームレス生活になってから、充電がてらコインランドリーに行ったり小綺麗にしてはいたけれど、ゴミ箱の残飯を漁る所は、とても切ない気持ちになった。
後半は想像していなかった方向へ。
そしてラストは“期待していたのとは違う”と言っていいのか難しいけど予想外。
91分と短いながらも、過不足なくまとめられていると思う。
『バトルロワイアル』にも出てきた腹腹時計が実在する物だとは知らなかった。
コメントする