「生きているうちに」愛する人に伝える言葉 マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
生きているうちに
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冒頭、医療スタッフのミーティングでエデ医師が、患者は自分で死ぬ時を決める云々、と話すところが印象的でした。
私が体験した別れのシーンを思い出し、あれこれ考えながら映画の世界に入っていきました。
日本の病院でもできるのか分からないけれど、音楽やダンスがあるのはいいと思います。
日夜、患者さんの苦しむ姿や死に接する医療スタッフこそ、こうして話し合い、思いを分かち合う場が必要でしょう。
謝る母にバンジャマンが5つの言葉を伝えて亡くなったのかと思ったら、違ってた。
母がトイレに行っている間に彼は息をひきとります、そこには息子がいて。
これが彼の望んだ死ぬ時だったのね。
エデ医師の役の人は発音を聞いてフランス人ではないなと、思って見ていましたが、なんとニューヨークの病院で医長をしている本物のお医者さんなのですね。
こんな病院でこんなスタッフに支えられて人生を閉じることができたらいいなと思いました。
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