「やばい!数年に一度の涙腺崩壊映画でした。」愛する人に伝える言葉 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
やばい!数年に一度の涙腺崩壊映画でした。
癌と戦うフランス人映画だから、感情のぶつけ合いが不快になるかもと、想像しながら着席したけど全然違ってました。
冒頭、39歳のバンジャマンは母親と訪れた病院で膵臓癌のステージ4を告げられる。この段階で医者の判断は、余命半年から1年。もしかしたらこいつヤブ医者で治っちゃうのかな?て、思ってたら、めっちゃいい人だ。死を受け入れ難い患者や家族に対しての前向きなアドバイスや看護師達との演奏会など、とても明るくて楽しい病院だ。正にNO MUSIC NO LIFE !
入院前に演劇の指導をする、厳しいバンジャマンが好きな学生達。離婚してアメリカに居る元妻と息子。ずっと寄り添っている母親など、周囲の人達の気持ちもしっかり演出されてる。ただ、看護師と恋に堕ちちゃうのはちょっとね。
季節が進む毎に進行する病、もう中盤から涙が止まらなくなっちゃって、ラストの息子のシーンなんて声が出そうになっちゃった。
楽しくて泣ける大満足作品でした。
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