「主治医役のおじさんの名医感がすごい」愛する人に伝える言葉 マスコミ試写さんの映画レビュー(感想・評価)
主治医役のおじさんの名医感がすごい
クリックして本文を読む
もちろん主演のブノワ・マジメルの演技も良かったんだけれども、とにかくこの主治医役のおじさんの画面からにじみ出る誠実さ・実直さ、自然すぎる語り口からの異常な説得力…など、とにかく名医感がハンパじゃなかったので、相当勉強したり本物の医者に取材したりしたんだろうな…なんて思いつつ鑑賞後にこの映画.comの紹介文を見たら、なんとこの人俳優じゃなくて本物のガン専門医だったんですね!だからあんなに自然に演技できたのか!納得!とか思いながら映画を振り返ってみると、そういやバンジャマン先生や美人生徒が「演技はその人自身が大切」って言ってたのがまさにこのドクターのこと言ってたのか!と思えてきてなんか変なところで腑に落ちた。
個人的にはイケメン息子の右目と左目の色が違うのがやけに気になったのと、邦題が「愛する人に伝える言葉」のわりにはそんなに最期の言葉に焦点を当てた映画でもなかったな〜と思ったりもしたけど、でも温かい気持ちになれたので見てよかった。
看護師的な人が死に際の患者の病室でギター弾くとかそんなことあるのか?と思ったけどドクターが本物だからそれもわりと本当の話なのかもしれない、フランスってすごいな〜
コメントする