「夢は儚い・・・」ヴィレッジ よっしぃさんの映画レビュー(感想・評価)
夢は儚い・・・
とある村の山の上に建設された、巨大なごみ処分場。
そこで働く、優くん。
毎日職場でいじめられ、村民からも犯罪者の子として虐げられる。
そこへ、幼馴染の美咲さんが東京から村に戻り、人生が変わっていく、が。。。
といったあらすじ。
ただ、オープニングの「夢は儚い・・・」の下り。
そして、途中で能の「邯鄲(かんたん)」について、美咲が説明した際に、
エンディングまでのストーリーが頭に浮かんでしまった。
そして、案の定、最期は・・・
感想としては、生きていていいんだ、という希望感まではよかったが、
あとはとにかく苦しい、心が苦しい。
これはこれで、重いテーマの映画でした。
主人公の優を演じた横浜流星、変化が上手に表れ、さすがでした。
幼馴染の美咲を演じた黒木華、自然体でさすが。
自分の立場だけ守りたい村長さん、人として「ごみ」です笑
その村長さんの息子、とおる、もっと「ごみ」です笑
みんなが後ろめたい過去を隠そうとするが、結局ばれて、すべてが無に帰す。
やはり、邯鄲だったのか。
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