「カニ面食べてみたい」とら男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
カニ面食べてみたい
1992年に発生し2007年に時効をむかえた、金沢スイミングインストラクター殺人事件を当時担当だった元刑事とJDが追う話。
事件のことは随分前だけどYouTubeで観たことがある状態で観賞。
卒論でテーマそのもののダメ出しをされながらもメタセコイアのことを調べる為に金沢を訪れたJDが、とら男と遭遇し事件に興味を惹かれて巻き起こっていくストーリー。
JDがとら男にアドバイスを貰いながら聞き込みを繰り返して行く展開で、とら男は西村虎男さん本人が演じておりみえてくる事件の内容も実際のもの。
JDの変化やとら男の抱えた想いをみることと、事件を知らしめることが目的でつくられた作品という感じではあるけれど、金沢コールドケースになりそうな要素もあったのにその部分にはまるで触れず、もうちょい匂わせたら良いのにと勿体なさと物足りなさを感じた。
そして、ちょっとJDが性格変わり過ぎ?
事件の知識がないと色々唐突に感じるかも…。
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