劇場公開日 2022年11月3日

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「自分の心に正直に生きよう!!というメッセージを軸に展開される友愛に心温まる。」恋人はアンバー あささんの映画レビュー(感想・評価)

4.0自分の心に正直に生きよう!!というメッセージを軸に展開される友愛に心温まる。

2022年11月16日
iPhoneアプリから投稿

最後、泣きました。
これは異性の愛を超えた友愛の物語。
本作をみると愛って何?恋って何?わけわからなくなる。

ゲイとレズビアンが閉鎖的なアイルランドの地と理解されない時代によって、マイノリティである自分を隠し、タッグを組んで、ごく普通のティーンエイジャーとして過ごしていく…。
いつしか綻びがでてその関係も崩れていくのだが…

今の時代なら、これほどまで生きづらくはないだろう。
ただ、時代と場所、環境が、2人をくるしめていた。アンバーにとっては、この街を出て行くことでしか未来を見出せないとさえ思っている。
一方の彼は、父親の影響もあり軍隊を目指すが…

本作が伝えたいことは「自分の心に正直に生きること。」これに尽きるのだと思う。

エディとアンバーの間にはいつしか強い絆と友愛が芽生えていたんだと思う。
人間、いきつくところはここなのかな…。

マキ