劇場公開日 2023年7月7日

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1秒先の彼のレビュー・感想・評価

全133件中、81~100件目を表示

4.0好きな人たちの共演、最高!(^^)

2023年7月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

萌える

舞台挨拶遠征!(人生初!)
今1番の推しの清原果耶ちゃんと怪物見てから応援してる柊木くんが一緒に登壇するこんな機会はもうないかも、と思って思い切って申し込んだ。
地元の京都が舞台ってことで、ハジメくんのすごい濃い関西弁と京都人思想にちょっとびっくり。
でも、岡田さんが演じてるキャラだからってことで憎めないハジメくんになってた。岡田さんの天然ふわふわキャラを知ってるから、俳優さんの素のかんじと役でギャップ‼︎ってなった。何気に世話焼きで優しい一面が際立って見えた。
ハジメくんとの対比効果もあり、控えめなレイカちゃん可愛かったな。ラフな感じの衣装もすごい似合ってた。カメラも似合ってた。
あと、幼少期の2人が可愛すぎて、天使だった。
予想よりもファンタジーでびっくりしたけど、舞台が身近だったからか、すんなり設定も受け入れられたし、ほっこり心あったまるストーリーに鑑賞後感はすごく良かった。
何より好きな役者さんたちが知ってるあの場所で撮影してたんだ〜って感動もあった。
なんか、応援してる人が出てる映画ってかなり贔屓目に、しかもかなり饒舌な感じで感想書いてしまってる気がするけど、まあいっか。
本人を目の前にした興奮がまだ冷めてないってことで、記録までに。

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流星の水菜

5.0ラストは泣きそうだった

2023年7月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

台湾版のリメイクだそうですが、台湾版は見ていません。
この映画は、突っ込み所が多いのですが、突っ込まないで楽しんでほしいです。伏線回収がなかなか面白いです。
京都の町並みも綺麗で、コミカルに物語が進んでいきます。
結局、ハジメとレイカのすれ違いなんですよね。ラストの場面は泣きそうでした。きっと台湾版は名作なんでしょうね。台湾版を知らない私は感動しました。
とにかく突っ込まないことがポイントになります。

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ゆきとう

3.0人々のテンションが高い、清原果耶の屈託のない演技が良い。

2023年7月12日
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まず主人公のハジメが終盤まで、とにかく心のテンションが高いまま進み、妹カップルやオカンまで、テンション高いです。ちょっと観ていて、ついていくのに疲れたかも笑笑。
果耶ちゃん、演じるヒロインは、ずっと子供の頃からハジメ君の事を想っているけど。。。
なかなか現実は思うようには行きません。
もどかしさを上手に描いています。
でも、ずっとずっとハジメ君の心に寄り添い、肝心な所で助ける、素敵です。
現実ではあり得ないけど、ファンタジーで面白かったです。
ただ、果耶ちゃんは、もっと違う主人公、小児科のお医者さんとか、弁護士とか、クッキリとした主人公を演じて欲しいです。霊媒師とかファンタジーでは無くて。。。
次に期待。

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つん

3.5奇想天外な設定ながら、純愛を貫こうとする主人公がたまらなく愛おしく感じてしまう映画です。

2023年7月12日
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笑える

幸せ

映画『1秒先の彼』作品レビュー

 チェン・ユーシュンによる台湾映画『1秒先の彼女』(2021)を『天然コケッコー』の山下敦弘監督と、初タッグを組んだ宮藤官九郎が、男女のキャラクターを逆転して脚本をリメイクしたラブストーリー。京都を舞台に、何事にも1秒早い男性と、1秒遅い女性による失われた大切な1日が描かれます。

 京都市内にある中賀茂郵便局で働くハジメ(岡田将生)は京都の生まれ。いつも人よりワンテンポ早く、50m走ではフライング。記念写真を撮るといつもシャッターチャンスを逃してしまい、小学校、中学校、高校の卒業アルバムの写真はことごとく目を閉じてしまう気性なんです。それで彼は高校を卒業して12年間、郵便の配達員だったのですが。ついたあだ名が、『ワイルド・スピード』。度重なる信号無視とスピード違反のため免許停止を食らい、それからは窓口業務となった次第です。
 ハジメと同じ窓口に座るのは新人局員のエミリと小沢。いつもふたりに「見た目は100点なのに中身が残念」と言われ、ふてくされる日々を過ごしていました。
 現在、ハジメは長屋で妹の舞(片山友希)とその彼氏のミツル(しみけん)と3人で暮らしています。
 そんなハジメが、街中で路上ミュージシャン・桜子(福室莉音)の歌声に惹かれて恋に落ちてしまいます。早速、花火大会デートの約束をするも、朝目覚めるとなぜかその翌日になっていたのです。“大切な1日”は消えてしまっていたのです!?

 本作も台湾版同様に、本作も冒頭でハジメが、交番のもとへ駆け込むところから始まります。そして遺失物届けに記入した遺失物名は、「昨日」の一字だけでした。
 「消えた1日」の謎を探るうち、街中の写真店(店主が笑福亭笑瓶。一人二役で、本人役として、ハジメが聴いているラジオ番組のDJも演じている)の店頭で、ハジメが行ったことがない浜辺に写る自分の写真を偶然見つけます。しかも誰かに撮られた記憶は皆無でした。そこでいつもカメラを携えて、窓口によく来る麗華(清原果耶)が絡んでいると思い、接近するのです。

 麗華も京都の生まれ。日本海に面した漁師町の伊根町で育ちました。いつも人よりワンテンポ遅く、50m走では笛が鳴ってもなかなか走りださないのです。現在、彼女は大学7回生の25歳。アルバイトをいくつも掛け持ちし、学費を払いながらの貧乏生活を送っていました。写真部の部室に住み込み、ひとりぼっちで夜食をとりながら、ラジオを聴いている暮らしぶりでした。
 ある日、急停車したバスに追突した高校生を看護するハジメの姿をみて、既視感をおぼえた麗華。郵便局でハジメの窓口にいき、胸の名札『皇』の文字を見つめるのでした。
 失われた「1日」に何が起きたのでしょうか。そしてハジメと麗華の接点は?

 ハジメはせっかちで、いけずな京男。麗華は古風なのんびり屋。呼吸が合わない2人に恋は芽生えるのか、見ていてちょっと心配になりました。
 台湾版同様に、「消えた1日」の背景が、ハジメと麗華、それぞれの視点から展開されます。2人が見る景色が重さなるシーンでは、もはやふたりのテンポの違いは気にならなくなります。もっと大切なことに気づくからです。

 京都を舞台に、山下敦弘監督と宮藤官九郎の脚本でリメイクするにあたり、主人公 の男女設定を逆転。タイトルが示す通り、「彼」への麗華の思いが 前面に出たことで、より純度の高い物語となりました。
 オリジナルと同様にいちずさを純愛と捉えるか、独りよがりな行動と見るかで、鑑賞後の印象が違ってくるかもしれません。レトロなインテリアの愛らしさは本作でも健在。そこに加えて、ノスタルジックな映像との相性がいい京都の風景が、最後まで目を楽しませてくれます。

 時間が消えるからくりに宮藤らしい奇抜な設定を追加。ともすれば浮つきがちな珍妙なファンタジーに「京都あるある」の小ネタや家族の逸話を交え、うまく翻案できたと思います。潮風を感じる台湾版のロケ地も凄くよかったですが、天橋立を舞台に引っ張り出して、京都も負けていません。2人の個性を優しく肯定するおおらかな風情を感じさせるところがいいですね。

 山下監督とクドカン脚本、笑いが持ち味の2人ですが、そのツボはいささか異なります。皇一(すめらぎはじめ)と、長宗我部麗華(ちょうそかべれいか)という主人公2人の名前の仕掛けなどはクドカン流、時間が止まった街並みの描写の間合いなどは山下映画。うまい具合に融合し、台湾版と筋立ては同じながら、違った風合いに仕上がりました。

 せっかちな二枚目を演じて残念な風を吹かせる岡田と、おっとりと芯の強さを感じさせる清原はそれぞれの持ち味を生かして好演。バスの運転手など、脇のキャラクターの描写にクドカン節が光ります。
 同時に、『1秒先の彼女』のレビューもアップしましたので参考にされてください。

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流山の小地蔵

3.0テンポ合わず

2023年7月12日
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ファンである清原伽耶と懐かしい京都、いま改めて面白いあまちゃんの工藤さん脚本でとても期待したが、自分にはいまひとつ合わなかった。展開がどうなるのかは気になって最後まで見た。清原さんの作品ではテレビの「透明なゆりかご」「蛍草」、映画では「まともじゃないのは君も一緒」が好きで、これらのようなちゃきちゃきめの彼女が見たい。

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

3.5台湾版

2023年7月11日
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も観てたのですが、大きなストーリーの流れは踏襲されて、そこに日本のエッセンスが混ざった感じでしたね。2人?が織りなす展開が不思議ですが、暖かくなります。

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ごっとん

4.0寝坊!

2023年7月11日
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目覚まし時計より1秒先に起きる彼。

また、先に起きる。

また、先に起きる。

そして、
寝坊!
物語は動き出す。
いや、
動き出していた。

ゆっくりの彼女が、
1秒おそい長宗我部麗華が、
愛おしくなってくる。

それからは作品全体が、
登場人物全員が愛おしい。

前半がゆっくり進む、
現像液に浸して、
ゆっくり輪郭がわかってくるように、
じわじわ愛おしくなってくる。

蛇足

私はカップ麺は、
湯を注いで0秒で食べ始める。

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蛇足軒妖瀬布

3.5初めハジメ、桜子。終わりレイカ。

2023年7月11日
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映画が始まって直ぐ京都が舞台だと知り、テンション上がる。京都育ちだから。(ウソ?)
でも大学、京都だから。京都育ちと言い切っちゃても、いいよね、ウソじゃないもん。京都らしいバイトもしたし。

果耶さんメインで観に行ったけど、前半ほんの少しチラチラ出るだけ。ハジメと桜子の二人がメインで進む。レイカ、いつ、ちゃんと出るんだ。
郵便局、いくら地元密着でも職員があんなに客がいるのに雑談しまくって良いのか?

以下ネタバレ有り

ごく普通の恋愛映画だと思っていたけど違ったね。
バイクで天橋立まで短時間移動した所からおかしいと思った。そしてレイカ以外の世界の時間が止まる。なんなん。バスに乗ったらレイカ以外で動く人がいて天橋立まで行く。なんで数人だけ動けるん。名前の画数うんぬん言ってたけど、なんなん。
前半がっつり絡んでいた桜子、後半全く出ない。レイカと薄っすうく絡んだだけ、あんま意味ない役だったね。

ワンテンポ早い、遅いって、ストーリー上あんま関係なくない?
映画全般の世界観はきらいじゃないけど、恋愛映画だと思っていたのがSF設定だったギャップにはついていくのが限界ではあった。

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imaxmax

4.0あまりファンタジーではなくても🩷

2023年7月11日
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楽しい

萌える

せっかちさんとおっとりさんの時差?
あまりピンとこなかったが最後の山場で取り返したので⭐️4に落ち着きました。
欲を言えばもう少しだけ続きが観てみたかった。
地味なカメラ女子役は新境地でしたが清原伽耶ちゃんは幅広く演技力を発揮できる素晴らしい女優さんです。
今後の活躍も応援しております。

オリジナル1秒先の彼女はこれから観てみようと思います。

78

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タイガー力石

3.0依里くん、いいね

2023年7月11日
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序盤、くどい台詞やベタ演出や変な京都弁(努力は認めるが)に辟易して退出しようかと思ったが、見続けてよかった。ちゃんと必然性があったのね。
程よい切なさが良い余韻。

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ひろちゃんのカレシ

3.0オリジナルと比べてしまうよな

2023年7月11日
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台湾のオリジナル観てから観たので『これ、わかるか?』と思った。

オリジナル自体がそうなのだけれど…

ほのぼのとした良い映画なのにいろんな場面での、唐突感が否めない。

山下敦弘監督も脚本のクドカンも大好きで、岡田将生さん清原果耶さんも良いのですがー

何故?京都??とか、何故?っていうのがいろいろ他にも気になってしまった。

が、楽しめました。

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KoN

5.0世の中のスピードについていけないすべての人へ

2023年7月10日
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オリジナルの台湾映画「一秒先の彼女」の主人公シャオチーは映画史上最もチャーミングなヒロインのひとりだと思う。この不思議で愛すべき作品を、宮藤官九郎が脚色。主役の男女を入れ替えて、岡田将生と清原果耶が主演。舞台が京都。
もう作品の出来なんてどうでもいい。いつまでも観ていたい。
京都だから何が起こってもおかしくない。

前半のはじめくんパート。岡田将生やりすぎ。面白くしようとしすぎなんじゃない。でも面白い。

後半のれいかちゃんパート。誰がパッとしない眼鏡女子に清原果耶をキャスティングしたんだ。もう最高じゃないか。

はじめくんの子供時代は星川君だし、しみけん出てるし、そして何より笑瓶さん。涙と笑いが止まらない。
「なんでやろ」この世界にいつまでも浸っていたい。

映画とは関係ありませんが。
予告編の前に、「どんな映画よりもあなたと一緒に家にいるのが楽しい」みたいなことを言う住宅のCMがあったけど、映画館で流すには相応しくないと思います。映画製作に携わる方々、劇場関係者の方々、そして何よりお金を払って映画館に映画を観に来ている観客に対して失礼じゃないかな。

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大吉

3.0もう一度、もとのやつを見直そう

2023年7月10日
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やっぱ最後は泣けます。けど、“彼女”を見たときはもっともっと感動したけどなー、というのが率直な感想です。決して映画の質とかの問題でもなかったと思うし、面白かったし、役者さんも良かったと思うし、でもなんか本質的に違うような気がしてしまいました、もとのものを詳細に覚えているわけではないけれど・・・。なので、帰ってもう一度復習ではないけれど、大いにまた感動したいと思います。

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SH

3.5福室莉音の歌声が良かった

2023年7月10日
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笑える

楽しい

萌える

台湾映画、1秒先の彼女、のリメイク版。
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにも人よりワンテンポ早い。ある日、彼は路上ミュージシャンの桜子に出会い、彼女のまっすぐな歌声にひかれて恋してしまった。必死のアプローチの末にどうにか花火大会デートの約束を取りつけたものの、目覚めるとなぜか翌日になっていた。やがてハジメは、郵便局に毎日やって来るワンテンポ遅いレイカが関係している事を知った。さてどうなる、という話。

台湾版と男女を逆にしてるから、あれは・・・とか思ってたが、なるほど、バスの運転手を使うのね、なんてアレンジ部分に感心してた。
苗字が長いから、なんていうオチもなるほど、でした。
岡田将生のハジメ役、清原果耶のレイカ役もよかったし、桜子役の福室莉音の歌声も素敵だった。
工夫してるのはわかるが、台湾版のシャオチー役リー・ペイユーの可愛さ、存在感は突出していたと思うので、そこだけは台湾版に軍配を上げたい。

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りあの

3.0花火良かったよ

2023年7月10日
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最近、タイムリープと伏線回収(視点を変えてパターン)が多いようなw。
リメイクありきなので宮藤官九郎の切れ味が今ひとつになった気もしたけど流石の良々さんでストレス回収されました。
とにかく岡田将生の窓口係!確かに行動が速いという前提とはいえキビキビで気持ち良い。そしてまあ郵便局制服もお似合い!窓口がかりの1日をずっと見続けたいぐらいの出来栄えでした。
しかし狙ってなのか相変わらず邦画のCGチープすぎるので引き画像だけでも良かったんではと思ってしまった。

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persimmon orange

3.0軽いテイストに仕上がった

2023年7月10日
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オリジナルを観た時の心にじわっと暖かな空気が流れ込んだのを思い出し、クドカンさんならどう味わいを変えてくれるのだろうと期待してスクリーンへ向かいました。
観終えて思ったのは、全部荒川良々さんに持っていかれちゃったなぁ、でした。
オリジナルでは郵便局を探し出すまでにかなり時間を割いていたように感じたのが今作では郵便局は特定されていて、謎解き要素が薄かった。
また、田園の中を主人公が運転するバスを俯瞰で捉えた美しいシーンも無くて、だからといって今作が良くないわけじゃなく、コメディとしては楽しめた。
ただ、清原果耶さんのキャラが1秒遅れ部分が希薄で引っ込み思案にしか見えなかったのと、時間が止まる理由が1秒のタイムラグとは違っていたので、1秒先は必要だったとしても1秒遅れは必然性が薄かったかなぁと、そこは残念でした。
でも、オリジナルを観ないで、これはこれとして観る方たちは楽しめるんじゃないかな。

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ニコラス

4.0「彼女」ではなく「彼」な理由

2023年7月10日
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泣ける

笑える

幸せ

2020年公開の台湾映画〔1秒先の彼女〕のリメイク。

同作は劇場では観ていないものの
「WOWOW」では視聴しており、
その奇想天外なプロットと仕掛けの巧妙さに驚嘆した記憶。

今回は何故か「彼女」を「彼」に置き換えた訳だが、
そこはくせ者『宮藤官九郎』の脚本、
何らかの思惑があるハズとスクリーンを注視する。

ではあるものの、ストーリーはほぼ原作に忠実に進行。
「彼女」と「彼」の入れ替わりが最大で
それ以外の設定変更は若干。

前半部の『ハジメ(岡田将生)』の現況や
日々の生活を紹介するのに長きを置いているくらいか。

とは言え、「空白の一日」が出現する条件に
舞台となる京都らしく日本的な要素を持ち込んだのは慧眼。
ちょっと牽強付会にも感じはするものの、
お笑いの側面もあり、なかなかの工夫と見る。

では性別を入れ替える必然性は何処にあったのか?

やや穿った見方をさせて貰えれば、
原作での何をするにも「一秒早い彼女」の『シャオチー』は
かなり鼻持ちならない自己中な性格付け。

冒頭の彼女の素行には、まるっきり共感できるエピソードが皆無。
詐欺に遭いかけた時にも「いい気味」と溜飲を下げたくなるほどの。

これをそのまま日本に翻案しては
演じられる女優さんがいないのでは、と。
若手であれば猶のこと。

それが男性なら、多少の難は目を瞑って貰えるとの思惑では?
もっとも、本作の『ハジメ』は、
そこまでイヤな奴には見えぬのだが・・・・。
かなりの手心を加えているとの見立て。

「一秒早い彼(彼女)」だけでは物語りは成立せず
「一秒遅い彼女(彼)」の存在が必須の
ハートウォーミングなラブストーリーは
初見では〔猟奇的な彼女(2001年)〕と近似の印象を持った(韓国映画だが)。

謎解きの要素や、
ヒロインの描写、相手役との関係性、
思わず涙が込み上げて来るエンディングを含めて。

「一秒遅い彼女」の『レイカ』を演じた『清原果耶』が抜群の出来で、
観客の心をぐっと引き寄せる。

ワンテンポずれながらも、
一途で健気さを体現した彼女の起用無くしては
これだけの感銘を与えることは覚束なかった。

とは言え、原作に比べて感動が薄かったのは何故だろう。

単に二度目の体験なだけが理由ではない気がする。

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ジュン一

3.0泣ける映画だと思ってなかったけど、パピコを見て泣いてしまった邦画。 本年度ベスト!

2023年7月10日
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台湾のオリジナル版は鑑賞済み。
ストーリーははぼ忘れてしまってたけど鑑賞中に少しづつ思い出して来た感じ。

人より1秒行動が早い郵便局員のハジメと、1秒遅れるカメラ屋でバイトするレイカをメインとしたストーリー。

お目当てはレイカ役の清原果耶さん。
だけど、なかなか登場しない(笑)
かと思えば違う女性との展開が長くて思ってもいなかった展開に(汗)
でも後半は清原果耶さんの出番が多目で安心出来た感じ。

レイカの一途な思いから、彼女の幸せな1日を表現していた印象。
清原果耶さん演じるレイカ。
彼女目線で振り返るシーンのナルホド感が良かった。
そう言う事だったのね。

岡田将生&清原果耶さんの京都弁が美しくて新鮮。
人の良い役柄の岡田将生さんを久し振りに観た感じ。

オリジナル版はエモいシーンが印象的だったけど本作ではあまり観られず残念。
美しい京都の景色も少な目。
天の橋立の曇り空が残念だった感じ。

本リメイク版で追加されたシーンもあったけど、後半の展開を観ながらオリジナルのストーリーを思い出す。

オリジナル版は4.0点の評価だったので、リメイク版はそれを上回る事が出来なかったのかも( ´∀`)

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イゲ

4.0守られなかったモノ(約束)たちへ(※コメディです)

2023年7月10日
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清原香耶さんがまたもや不運な孤児役、しかもまたまた大仕事してる!

不思議な味わいの作品でした。ユルい笑い、といったところです。
ある理由で突然時が止まってしまった———はずなのに、ちょっとおかしい。鳥やスケボー少年は静止画像と思うのに少し揺れている人もいる。女性のスカートは翻った状態で固まっているのに、髪の毛は風に吹かれているし、昼から夜に時間は流れている。大多数の人はマネキンチャレンジのように必死に静止していたように見えました。これ、わざとやったんでしょうか。
岡田将生さんは目を見開いたままで固まっていてさすがでした。

ハジメは人よりせっかちに動いたせいで、割を食ったみたいですが、有り得ない話なので、いちいち突っ込んではいけないのかも。
パピコは、定番のも期間限定のも美味しいです。でもおばさんはチュウチュウ吸って食べるのは疲れるから、カップで食べたいです。
配役は面白かったです。
岡田将生……100%告られて付き合うのに100%フラれる残念な男。
清原香耶……鈍くさくてパッとしない子。
加藤雅也……世間に合わせられないダメ男。
そんな中で、羽野晶紀さんと笑福亭笑瓶さんは持ち味を発揮されていました。

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ゆり。

1.5多分失敗

2023年7月9日
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オリジナル未見だけど、絶対男女逆の方が面白いんだろうなあ、と観てなくてもわかる。

俳優陣は人気も力もある人達ばかりで、宮藤官九郎脚本だし大きく外すことも無いと思っていたが逆にハードルが上がり過ぎてコケるパターンか。

無名俳優や若手新鋭脚本家でリメイクした方が上手くいったかも。

それじゃあ中々金が集まらないのかもだけど。

そして、やっぱりよくわかんないのが、ふっとんだ、と自覚してるのが岡田くんだけ、というのもよくわかんない。

なんか説明みのがしてしまったのか、寝てたのか。

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ヒビノミライ