「裏の顔がない岡田将生」1秒先の彼 sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
裏の顔がない岡田将生
アマプラで再鑑賞。
ゴールドボーイを観たばかりなので、岡田将生の印象の振り幅が面白かった。
外見はいいのに中身が残念という主人公を、軽やかに演じていて、力を抜いて楽しめた。清原伽耶も役にはまってる。
原作と比較してしまうと、やっぱり原作に軍配が上がるが、クドカンならではの設定の工夫とか、パピコやミョウガなどの小道具の使い方とかは、さすが。
自分も、日頃は「ミョウガにすべて持ってかれるよなぁ」と思う口だが、たまに、すべてを持っていかれたくなる時もある。小さい頃のノスタルジックな味だからかもしれない。
笑福亭笑瓶が、元気な姿を見せているのもちょっとジーンとくる。
どうでもいいところだが、鍵を飲み込んだ赤ちゃんが大きくなった「五郎ちゃん」は、「不適切にもほどがある」の井上そっくり。クドカンの中学生イメージなのかな…とか、バスを使うアイデアは、この作品からとったのかな…とか、考えるのも面白かった。
コメントする
uzさんのコメント
2024年3月21日
コメントありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
台湾版のあらすじは確認したのですが、男女を入れ替えて嫌悪感を抑えた以外は改変がハマってないような。
何やらロケーションも評判よかったようで、リバイバルあったら観てみます。
(キリがなくなるので、配信などは加入していないのです…)