帰れない山のレビュー・感想・評価
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離れられない山でもある
2023年4月16日 映画 #帰れない山 (2022年)鑑賞 北イタリアの雄大な山を舞台に、山に留まる男と山から離れられない男、二人の男の少年から青年、壮年までの成長と深い絆を描く名作です 美しいイタリアの山々の風景は大画面で見たくなります @FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
(オンライン試写会はネタバレがなくてもネタバレ扱い)ぜひ試写会ではなく実際の映画館でみたほうが良いかな
今年124本目(合計775本目/今月(2023年4月度)19本目)。
オンライン試写会で見ることができました。 fanvoice 様には感謝を。
そしてこの映画はその成り立ち上、イタリア文学という知識が求められるところ、そこの部分の補足説明が映画終了後のトークショーでちらっとあったのも良かったです。
この映画はタイトル通り山を描くタイトルですが、日本で山といえば、せいぜい富士山に行くだのといったような話しか出てこないのですが、この映画は舞台がイタリア。イタリアですのでかなりの山もあればいわゆる「山小屋」もあります。この映画はここ(この「ここ」というのは、当然、「山一般」ということ)でお話の大半が進みます。
日本とイタリアは文化がかなり違う部分もありますが、その代表例としては意外なところとして「山」なのかな、と思います。日本にも身近にあるけど、日本で山をテーマにした小説、映画等はあまりみないのに対し、イタリアでは絵本にはじまって幼児向けの本や教科書のレベルでも取り扱われるようです。このため、この映画の原作となる小説も(山文化を体験した当人でないと書けない、という点で)高く評価されたわけです。
もともと映画が原作小説をベースにしていること、また原作小説(アマゾンで買えます)をうんぬん話しはじめるとネタバレになるのでこのあたりできっておきましょう。
ただ、最初に書いた通り、「山のすばらしさ」をテーマとしている以上、試写会ではなく本放送で(また)見てみたいな、と思いました。
なお、若干民法的な解釈が怪しいかなと思える点があるものの(事務管理関係)、そこを突っ込んでも4.5以下にならず、法律的なお話をする趣旨の映画ではないのは明らかなので、そこは全部飛ばしています。
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