「山を愛し、山に愛され、山に殉じた友ブルーノに捧ぐ」帰れない山 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
山を愛し、山に愛され、山に殉じた友ブルーノに捧ぐ
北イタリアのモンテローザ山麓の2000メートル級の山々を
殆ど軽装で登るピエトロと父親。
マッターホルンも近くにあると言うスイスとイタリアの境目あたりの山々。
名もなき山々は整備もされず、山小屋もない。
冬は深い雪に埋もれ、夏は湖で泳ぐこともできる。
父親の山好きをちっとも受け継がないピエトロ。
11歳の夏、家族で借りた山小屋に同じ歳のブルーノが現れる。
羊飼いだった。
瞬く間に親友になった2人は最高の夏休暇を過ごす。
しかし山嫌いのピエトロはトリノ(都会)で気儘に自分探しを続ける。
そんな31歳のピエトロに父死すの知らせが。
そしてお悔やみに来たブルーノと邂逅。
ブルーノはピエトロが父親を避けていた15年の間、
息子のようにピエトロの父親と山登りや相談事、家の修理など、
濃密な時間を過ごしていた。
そしてブルーノが告げる。
父は険しい山の中腹の石壁のある土地に、山小屋を建てる夢を
持っていた。
ブルーノが主導してピエトロが手伝う約束で夏の4ヶ月。
山小屋は立派に完成した。
初めての夏は2人で過ごし、次の夏はピエトロがトリノから友達を
引き連れて賑やかに過ごした。
ブルーノは酪農家として成功することを夢みる。
ピエトロの女友だちのララが牧場の手伝いを志願して、
ブルーノとララは結婚する。
食堂でシェフのアルバイトをしていたピエトロは山歩きが本格化して、
ヒマラヤに登ったり住んだりして、旅行記や登山写真本を出版して、
作家として認められるようになる。
一方でブルーノは酪農家としての借金が嵩み、遂に農場は抵当として
奪われてしまう。
ララと娘は実家に帰りブルーノは孤独に山小屋に引きこもるようになる。
人生の春から、夏そして秋そして草木も枯れる冬。
豪雪の冬。
ブルーノの姿は山小屋からも消えていた。
一見して男同士の山を介した長い友情の日々。
「ブロークバック・マウンテン」のヒース・レジャーと
ジェイク・ギレンホールの2人みたいな男の友情の映画。ただし、
違うのは2人の男がゲイではない事。
原作を書いたパオロ・コニッティはまだ46歳。
彼は幼い頃から父親と登山を親しみ現在は1年の半分をアルプス山麓。
残りの半年をミラノで執筆生活をしているそうだ。
ピエトロのモデルはご自身なのでしょう。
ともかくアルプスの名もなき山々が美しかった。
山に恋する男性の気持ちが、少し分かるような気がした。
琥珀糖さん、再度の連絡、いいと思います!琥珀糖さんがどうしたいのかの希望や提案をすると、話がより具体的になって、担当の方のアドバイスも更に具体的になってくると思います!
しつこいかもしれませんが、例えば「言えない秘密」の作品情報から琥珀糖さんのレビューは出せますか?
出せたら、琥珀糖さんのレビューのなかの「あなた」をクリックしてみてください。
琥珀糖さんの元のMyページが出てきませんか?
出てきたら、そこを「お気に入り」にひとまず保存して、そこから他の作品の「作品情報」に入ってみて、レビュー書いてみるなどしてみてください。復旧できると思われます。
もしまた見失ったら「お気に入り」から入ることができると思います。
琥珀糖さん、確かにマイページが新旧二つになってますね。私は面倒だから旧を全部削除していいです、と映画.com担当の方にお願いしました。そうしたらもったいないと言われ、提案頂き、シン・マイページを削除してもらい旧・マイページだけになりました。そこにシン・マイページに書いたレビューを付け足した感じです。結果、オーライでしたが、私のようにやけにはならない方がいいと思います!
私も、talismsnさんと同じで、2つ目のかばこができていたので、元かばこを過去のレビューからサルベージして、そこににシンの方のレビューをコピーして新たなレビューとして貼り付けて書き込み、その後もずっとそちらを使って行けてます。シンもどこかにあるんでしょうが、放置してます 汗
今、仕事の帰りの電車の中なので、ちゃんとした説明になってないかもしれません、わかりにくければまたお知らせしますよ
琥珀糖さん、今までのレビュー、別のアカウントに残っている可能性とかはありませんでしたか?私はログアウトしてまたログインしたときに、二人の自分サイトができてしまいました。結局、ログイン後に書いたものを急いでコピーしておき、そのシン・自分のサイトに残ってたレビューを映画.comの方で全部削除してもらいました。それでまた自分のサイトが一つに戻り、シン・サイトに書いたレビューを戻しました(なんかゴチャゴチャした書き方ですみません)!