劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 後編のレビュー・感想・評価
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前後編まとめてちょうどいい
棒立ちで飛び道具打ち合うだけの戦闘、個人レベルの攻撃力で世界どころか宇宙の命運を左右するというアンバランスさ、行き当たりばったりの感情で全てうまくいくヌルさ。そこら辺は正直どうでもいい、そういう作品だと分かってたから。でもわざわざ前後編に分けて引っ張りに引っ張ったギャラクシアすらモブみたいに流して最終戦。誰だよお前。後出しにも程があるだろ。別に伏線があればいい、という訳ではない。単純に各キャラにちゃんと思い入れのある描写を入れろ、と。そうでないならとりあえず全キャラ出すみたいな作りにした時点で失敗してる。まあそれぞれのキャラにファンが付いてるからそうならざるを得ないのはわかるが、出るだけで嬉しいレベルのファンしか満足しないだろ。あれならいちいち消滅させたり反逆させたりせずに、バックアップさせながらセーラームーンとギャラクシアとの戦闘に集中させた方が爽快。あとカオスとコスモスっていきなり出てくるな。しかも全部悟ったような最強格とかみたいなのが出るとなんか後始末させられてるだけの話になっちゃう。
原作を思い出す、懐かしいシーン
後半、見てきました。
子供時代、テレビや雑誌で読み聞きしている時は色々感化されて夢のある言葉に聞こえましたが
星とか光とか希望とか、
改めて言われると宗教ぽっく聞こえるのは
大人になったせい、ですかね。
チビで泣き虫で、すぐに諦める、イジケタうさぎちゃんだったのに
すっかり成長して強くなったなーと
謎のお母さん目線になりました。
そして、セーラームーンの戦いは
敵との戦いというより、自分との戦いなんだ!と改めて感じまして。
ラストの、まもちゃんとのベッドシーンや
ウェディングシーンは
確かに原作で見た記憶がありました。
いま見ると、友達全員が白いドレスで結婚式に参列って……。
まるでまもちゃんが全員と結婚するようにも見えました。
結婚式の最中、懐妊したかのような発言も原作でもありましたね!
少女マンガだけど、時系列合ってるのか!?とちょっと考えちゃいました。
エンドロールの最後。
あの原作の絵は、あそこに持ってきたのにどういう意味があるのかなぁ……
全体的に、懐かしく見させて頂きました。
Marriage
偶然なのか合わせたのか、前後編に分けた東京リベンジャーズの後編と同じ日にセーラームーンの後編も公開されました。東リベと同じく、前編である程度のお膳立てを済ませてからの戦闘シーン多めというところも共通していました。
登場人物の離脱が頻繁に描かれる分、少し混乱しましたが、戦闘シーンの作画はとても良かったですし、セーラームーンとしたの物語の終わり方としてはちょうど良かったかなという印象でした。前編からの期待に応えれたかどうかというと少し微妙なところではありますが…。
前編よりももっと多くセーラー戦士たちが登場し、多彩なバトルが展開されていきます。変身バンクが好きな人間としてはやはり胸熱なものばかり詰め込まれていました。通常フォームから強化フォームへの変化とかもやはり好きでした。
仲間が闇堕ちして敵サイドとして登場する流れが結構好きなので、葛藤するうさぎやちびうさにちびちび達の表情の変化をスクリーン目一杯味わえました。
終わり方もハッピーエンドな感じで、原作との比較はできませんが、次世代へ繋げる役割を果たしたのかなと解釈しました。
残念だったのは、肉体が消滅した後の砂の山、あれだけもっとどうにかならないかなとは思いました。なんだか雑に盛り付けられた感が否めないのが少しマイナスでした。
スターライツのメンバーが冒頭で消えてしまったり、王女が突然死んでしまったりと、前編でキャラを強く知ったばかりなのに退場してしまったのはもったいないなーと思ってしまいました。
セーラーコスモスの声優に北川景子さんを起用したのはちょっと悪手だったかなと思います。キャラデザと声が合ってない感じが強く、最後まで違和感まみれでした。なぜこれでOKを出したのか…。
セーラームーンの歴史は追えておらず、存在と決め台詞を知ってるくらいなので、この物語の終わりに強く感動できないのは申し訳ない気持ちがありますが、30年近い壮大な旅、本当にお疲れ様でした。
鑑賞日 7/2
鑑賞時間 10:25〜11:55
座席 F-6
セーラームーン初映画!
最終章だから全戦士出そうとする努力は見られたのは◎
でもやっぱりセーラームーンの敵としての登場だった戦士もいたのが悲しい…
特に推しのヴィーナスも一緒に戦って欲しかった🥺
今まで自分の友達として、仲間として過ごしたセーラー戦士達が敵として登場して戦わないといけない展開自体は面白くて良かったのですが💦
敵の操りから解かれて、全戦士の力を合わせての最終決戦!が良かったですねー
最終章という言葉を信じたくはないですが過去作をあまり見てないのでそこからセーラームーン成分補給します🌙
また出会わせてくれてありがとう❤
前編に引き続きオープニング…90年代を思い出し、心熱くなったし感動しました。
スターライツの最期は原作よりは見せ場があって良かった…。でももう少し活躍させて欲しかったです。
90年代セーラームーンのファンとしては、本当は当時の監督・演出家・脚本家・作画監督・声優…もっと集結させて作り上げて欲しかったのですが…(>_<)
だけど、もう出会えないと思ってた彼女らに、またスクリーンで会えた事は本当に嬉しかった。所々、90年代を思い出させる演出も有難かった!
私事ですが、なんといっても娘2人と一緒に楽しく映画観る事が出来て本当に幸せでした☆
感謝感謝です(^^)
砂のお山…
物語の序盤、外部太陽系戦士の安否を確認するため、まずウラヌスの城に向かうセーラームーン一行が目にしたのは、子供が砂場で作ったようなこんもりした砂のお山…
これを見た段階で、この映画は期待出来ない、と諦めモードになってしまいました。
またキャラ死亡→砂のお山出現は後編でちょいちょい出てくるので、なんかその度に冷めてしまい、折角の物語に入り込めず。残念。
また本作の舞台が銀河の中心、人智の及ばないような果てしない場所での闘いの筈ですが、原作で描かれている宇宙の最果て、死、終焉、といった感じがイマイチ感じられなかったのがまた残念。
セーラームーン最後の戦い、の筈がなんか薄っぺらい感じで終わってしまった印象です。
ファンなのでCrystal一期から見続けましたが、Crystal3期がまあまあ良かったくらいで、原作ベースの再アニメ化は失敗だったと思う。
同じ東映アニメのおジャ魔女どれみやスラムダンクといった90年代ヒット作のリブート新作映画のクオリティと比べると、セーラームーンの新作映画は格段に劣るので、ファンとしてやっぱり悲しい。
武内直子さんが旧作アニメスタッフとの関係が良く無かったから、いい人材が集められ無かったのかな。
観客層も見た感じ三十代や四十代位の古参セラムン世代が殆どで若い人はあまりおらず。
昨今のヌルヌル動く美麗アニメに慣れている若いアニメファンが金払って見るクオリティでは無いだろうな…
あんまり高く評価できる作品では無いですが、以下ファンとして良かった点をいくつか。
*オープニング
前編の旧作アニメトレスオープニングよりはオリジナリティがあって良かった。水樹奈々さんの歌うセーラースターソングはトップシンガーなだけあり流石。
ただ予告で使われていた良作画シーンがほとんどオープニングで出てきてしまい、本編での期待値が下がってしまいました。案の定本編の作画はそこまで動かず…
*ちびムーンの変身バンク
プリキュアっぽいですが、旧作トレスオンパレードのバンクシーンの中では丁寧に描かれている感じもあって好印象。またちびムーン役の福圓美里さんの劇中での悲壮感のある叫びも良かったです。
*ギャラクティカキャノン
闇堕ちしたプルートとサターンの合体技。何故か無駄に破壊力のある描写。
また闇堕ちセーラー戦士達はアニメーターさん達の筆が乗ってる感じがあっていい感じ。
*ヌルヌル飛ぶエタムン
ギャラクシアの追尾弾的なものを飛びながら避けるセーラームーン 。アニメオリジナルですが、珍しくヌルヌル動いてて良かった。ギャラクシアとの一騎打ちはこのままヌルヌル戦闘になるかと思ったが残念ながらそういう訳でも無かったです。
*エンディング直前のオリジナルエピソード
ちょっとびっくりしましたが、うさぎちゃんお帰り、と言ってあげたくなりました。
ただこれがある所為か、原作通りのうさぎとまもちゃんが一晩明かしたシーンに後ろめたさが…
また、うさぎの結婚式で他のセーラー戦士達もウェディングドレス着てるの、原作漫画だと違和感感じなかったけど、アニメだと凄く違和感感じる。
やっぱり原作とアニメは食い合わせが良く無かったのかな。
お金払ってみたくない映画
コスモスが三石琴乃さんか荒木香恵さんじゃないと許されない状況なのに、北川景子は酷すぎます。ムビチケ買わせといて後から、声優発表という悪質な演出。北川景子で嫌だっだ人多数ですよ。内容はネプチューン、ウラヌス死因不明問題。スターライツの代わりにカルテット出したり、セーラー火球も弱いキャラに。ちびちびからのコスモスは無理があります。皆さん仰っているように荒木香恵さんにするべきでした。声優キャストも青二臭がしますし、東映と青二が作ったグッズ販促映画。感動なんてありません。絶望しました。
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