「コメディとしては及第点とは言えなかった」恋愛の抜けたロマンス じーたらさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディとしては及第点とは言えなかった
『バーニング』『ザ・コール』に出演していたチョン・ジョンソが主演だったので、鑑賞。
マッチングアプリで出会った、目的の異なる男女のラブコメディで、現代的と言うか、1対1の関係の恋愛と言うより、他者あっての男女関係みたいなのが、凄く印象的だった。
ソン・ソック演じるウリは、編集者として読者を魅了するような性的志向の記事を書くよう命じられ、それが読者に受ければ良いし、チョン・ジョンソ演じるソックは焦りなのか、ただ常に恋愛をしていなければいけないのか、完全に強迫観念から恋をしているような状況。
ラブコメらしく、次第に互いに惹かれ最後は上手くエンディングという筋書きは良いのだが、
個人的にコメディの要素でそれほど面白い要素が見つからず。下ネタが多いので、これは人によって面白いか面白くないかは差が出るような内容だった。
下ネタと言っても、不快になるようなものではなく、軽いタッチなので全然良いが、まあ自分が笑うシーンはあまりなかったかな。もしかしたら、こっちの見方が悪かったのかもしれないが。
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