わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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圧倒的に尺が足りない
明らかに女子中高生向けの予告編を観て「これは30代のオッサンが観る映画ではない」と思っていましたが、周りの映画好きの評価がやけに高いので、気になって鑑賞してきました。予告編を観た程度の事前知識です。
結論ですが、これが結構面白かった!
不満点が無いわけではないけど、それを補って余りある面白さがあった気がします。CGもしっかり作りこまれていたし、役者の演技も良かったし、ストーリーもだいぶ端折られてる感があったけど面白かったですね。
こういう恋愛映画って、予告編だけ見て「10代女子向けだろう」と高を括っていたら、予想外の面白さに驚くことが定期的にある気がします。ティーン向け恋愛映画、侮れん。
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明治大正期の日本を思わせる架空の世界。そこでは異能と呼ばれる超能力者たちが国をまとめていた。異能の家系に生まれながら何の能力も持たない斎森美世(今田美桜)は幼いころに母親を亡くし、継母や腹違いの妹から虐げられて育った。美世が19歳になったある日、優れた異能者で指折りの名家の当主である久堂清霞(目黒蓮)の元に嫁入りするよう命じられる。冷酷な性格でこれまでいくつもの縁談が破談になったと噂される久堂清霞に美世は冷たく扱われるが、辛抱強く接するうちに、二人の間に特別な絆が芽生え始める。
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(失礼ながら)期待度があまり高くなかったので気楽に鑑賞していましたが、これが結構面白い。
CGが気合入ってましたね。久堂が怒りに任せて斎森家を襲撃するシーンが特に良かった。一瞬で立派な門が炎に包まれるところとか、美世を助けた後に雨を降らせるところとか。久堂が若くして異能部隊の長となるほどの異能者であることは劇中の台詞で語られてはいましたが、その圧倒的な強さを映像でも見せてくれたのは本当に素晴らしかった。
また、今田美桜さんが映画の序盤、「ノーメイクか?」って思うくらいの顔で登場したのも良かったですね。具体的な作品名は出しませんが、どんな状況でも女優の顔が崩れない映画ってのが結構あるんですよね。走った後なのに汗一つかいてないとか、寝起きのシーンなのに化粧バッチリしてるとか。事務所の意向なのか監督の気遣いなのかは分かりませんが、そういうのに気づくと私は冷めてしまいます。
本作の今田美桜さんは、異能者の家系に生まれながらも能力を持たず、家族から虐げられてきた女性を演じています。序盤はほぼノーメイクのような顔で登場することで、「虐げられて育った女性」ということがビジュアルでも分かるようになっていますし、久堂家に嫁いでから化粧をし、見違えるほど綺麗になることで、そのギャップに清霞だけでなく観客の我々も魅了されていくのです。
ただ、本作に対して不満が無いわけでもありません。
この映画の一番の不満点は、とにかく尺が短いことです。
全編通してかなり駆け足でストーリーが進んでいく印象で、説明不足が否めません。本作に批判的なレビューをしている方の大半が挙げている不満点でもありますね。
明治大正期をモデルにした、超能力が存在する架空の日本という世界観であるが故に、それをしっかりと説明しないとついていけない人も多いと思います。本作では世界観の説明を序盤のナレーションで済ませてしまっていることもあって、正直分かりにくいところは多かったように感じます。世界観だけじゃなく、個々のキャラクターの能力やら、家族間の関係性など、劇中説明しないといけないところは多いですが、その辺も端折られてしまっているように感じました。
また、見せ場であるはずの終盤の戦闘シーンが絵的に迫力がなかったのも気になりました。中盤の斎森家殴り込みバトルアクションはCGフル活用の大迫力異能バトルシーンでカッコ良かったのに、終盤のバトルは結界で異能を封じての肉弾戦になるため、比較すると迫力が無い戦闘となっている印象です。中盤のシーンで「めっちゃカッコいいじゃん!」ってテンションが上がっていたのに、終盤の戦闘シーンで「あれ?イマイチじゃね?」ってなってしまいました。
そして個人的な評価にはなってしまいますが、私は映画を観る際に「一本の映画として綺麗に完結している」ということを評価基準に入れています。本作は明らかに続編を意識したエンディングになっています。こういう続編ありきの映画はあんまり好きじゃないです。
ただ、多少の不満点はありますが、予想をはるかに超えて楽しめる作品だったことは間違いありません。観ておいて損は無いと思いますよ。おすすめです!!
今時、亭主関白?
予告を観ていて「こんな昭和っぽい映画で、今時、人が来るのか?」と気になってたので行ってみたら、けっこう入ってたし、男が自分1人な状態でビックリしました。
予告に使ってた亭主関白なシーン。
小学生男子が照れ隠しでツンツンしたり、うっかりイジメてしてしまうアレですね。
実はデレッデレです。
なんか、「お手伝いさん」と二人で、この二人のほほえましく甘ったるい日常生活を見守っていく映画なのかな…
なんて思ってたら、寝とられ?や、異能バトルが始まる急展開。
ウォズさんは寝取ってないで祝って!
付いていくのがしんどいです。
もう少し説明して。
ヒロインの名前、ずっと「みお」に聞こえてたけど、「みよ」なの?
最近、本当に聞き間違えが多い。
生き抜いた娘こそが最強だった
原作の漫画は読んでいません。
◉逆境の中の恋
明治・大正期を舞台にした、呪術系のアクションものだが、純愛が前面に押し出される。と言うか、純愛以前に超オールドファッションな婚姻譚が話を引っ張る。嫁は絶対服従、「出て行けと言ったら出て行け、死ねと言ったら死ね」と斎森美世(今田美桜)は言い放たれる。いくら当時でも、死ねとまで言われたのか?
まぁ目黒蓮君は実は、そんなことは口が裂けても言えない。軍服姿が似合っているのに、それに不似合いな、心中の優しい微笑み(見えない訳ですが)。
この物語は、そのままならば不遇な人生を不条理に強いられたであろう少女が、完全な受動態ながら、自分に向けられた久藤清隆(目黒蓮)の心を真っ直ぐに受け入れていく。
少しずつ今田美桜の表情に光が差してきて、その愛くるしい眼差しに、釘付けになりかかりました。
◉颯爽と魔術の戦場を駆ける美世
人に非ざる「異形」と称する妖魔たちが帝都を襲い、超常の力を持つ「異能」の戦士たちがそれに抗する。人里離れた山奥などではなく、帝都の陸軍省に「陸軍対異特殊部隊」が設置されていると言う、お伽話確定の設定。こう言うのは好き嫌いが分かれると思いつつも、素晴らしい!
斎森美世は、斎森家の継母と異母妹に虐げられてきたが、生まれ持った心根の優しさで、精神も身体も崩壊せずに何とか生き抜く。
そしてよくある展開ながら、その健気な娘が実は最強の力を持っていた。あらゆる者の眠りに入り込んで、夢を操って洗脳までしてしまう。
◉異能模様が素敵だった
頬に浮かび上がる異能模様がスタイリッシュで、これはファッションとして流行る……と思って見とれました。
ほぼオールラウンドの異能を操ると言う久藤の雪の結晶のような模様、鶴木新(渡邊圭祐)の梵字のような模様が、超能力の発現を視覚化していてインパクト大だった。
そして何より、美世の頬を染める桜模様があまりに美しくて、しかし結局、ただ者としては生きられない証だろうか。
健気と狂気が入り混じる、お伽話を味わわせてもらった感じです。
観た翌日、ショップに行ったらパンフが売り切れていた。後日、手に入りましたが、やや焦りました。
雰囲気進行で薄く感じた!!
全体的に雰囲気進行で、一向に面白くなる気配がありませんでした。虫や異能などの設定が一応あるだけの、薄い内容でした。小説が原作ですが、交互に展開する任務パートと恋愛パートの続きがどちらも気になる、という事もありませんでした。バトルシーンはボーカル曲を流してこれもまた雰囲気で誤魔化し、安直に感じました。帝はテイではなくて、ミカドと読んで欲しかったです。旦那様がヒロインを好きになる過程もいまいちに感じましたが、いわゆる無能でも愛してくれた事と、また異能を得た後もヒロインが変わらず謙虚な性格なのは良かったです。土屋太鳳が綺麗でした。東宝と組んでいますが、角川は単体で映画を作る体力が無くなったのかと思うと、何だか切ないです。
王道x王道
今田さんがパーフェクトだった。
少年漫画が好きそうな異能バトルx少女漫画全開の恋愛譚って構成が、喧嘩する事なくよい塩梅で混じり合ってる快作。
前半はとても面白くて…不遇のヒロインがいじらしく、彼女が受け入れてもらえていく様にキュンとする。ボソボソと喋らずにはおられないキャラなのだけど、台詞は明瞭に聞こえ、録音部の尽力に感謝する。
中盤から後半にかけては少々強引な展開が気に入らなかった。
アクションの水準は低く…物語的には盛り上がるシークエンスでありながらも粗が目立つ。素人感も強く、アクションに割くだけの予算も、それを判断するセンスも現場にはなかったのかなぁと残念に思う。
後は、〆のカットがいただけない。
主人公のアップよりは、繋ぐ手だとか、そこから俯瞰になって家に入っていく2人とかの方が物語の〆には適していると思われるのだが、なぜしなかったのだろう。
芸能界の力関係が関与しているのならば、とてもとても恥ずべき事で不様だと思う。
どうやら続編もあるらしく観に行こうと思う。そして、序盤から不思議に思ってた力の入れ具合の合点がいった。
王道x王道がいい塩梅で配置された力作。
…原作は。
ここからは余談である。
どこでそう思ったのか、自分にも分からないのだけど、この作品は女性の監督かもと思ってみてた。
なにか、とても繊細で柔らかな印象があった。
今までも女性の監督は珍しくはないと思う。
なのだけど、この作品ではそれを画面から感じた。
これまでの女性監督はどこか男性社会の影響を受けていたのだとするならば、新時代の到来かもしれない。
コレがこうだからと断定出来るほどの見識があるわけもないのだけれど、なにか期待してしまう。
続編ではアクション部門に頑張ってほしい。
とにかく綺麗
原作も事前情報も無く見に行って正解でした。
変なVFXとか無駄なセットとか不要で、主役の二人の魅了を引き出す事に特化して正解。
とにかく主役の、二人が綺麗で物語に説得力があった。
時代設定も、サクラ大戦的な感じで、現在の建物を利用する事で充分リアリティがあり、帝都の高層ビル?だけをVFXで表現していて、
これまでに無い世界観にセンスを感じた。
惜しむらくは、ラスボスが存在しないので、中盤の花嫁奪還戦のが盛り上がりのピークだった
瑣末な事だか、せっかく、物語として完結しているのに、最後に続きがある的なシーンは蛇足だったと思う
面白い要素がたくさん!
原作がある映画の実写とあって、正直どうかな?と思っていたけど、一言で言えば 良かった ある意味 実写映像化の一つの良いパターンかもしれない。
(実写化するならこうだろうな が成功した部類)
当然限られた時間で原作の内容全てを詰め込むのは難しいので、取捨選択、世界観を壊しきらないオリジナル要素など気をつけないといけない点があると思うけれど、非常にバランスの取れたつくりだと思う。
CGが非常に綺麗で丁寧に作られている。
以下 ネタバレ
構成は大きく二つ(個人的に 恋愛とバトル)
前半はある程度原作に忠実ではあるが、若干ゆったりした流れに感じる(何度も書くが原作を読んでいると こんなにはしょって! と思わなくも無いが あくまで映画としてみた場合は正しい)中盤 夜のシーンでインパクトのあるホラーチックな場面があり、そこがうまくストーリーが動き始める切り替えポイントとして作用している。
前半とはうってかわってスピーディーな俳優達の躍動した動きが見れて、バトル好きの自分としてはかっこいい戦い(戦う主人公がかっこいい)があり満足。
あまりに小さくなければ子供と行っても面白いかもしれない。GWまで公開してくれればありがたいし、続編があるならぜひみたい。
監督の手腕に脱帽の作品。
久しぶりに食い入るように観た作品です。
目黒さんのファンで目黒蓮さんと今田美緒さんの美しさに惹かれ観に来ました。この時代背景(実際あった設定ではないですが)衣装全てこの2人が美しくあるための作品でした。
それだけでも良かったのですが、幼い頃から決して幸せではなかった2人が初めて無償の愛というか命をかけて守れる存在に出会い、相手のために戦うところに胸が熱くなりました。美世を旧家から救い出すところなんて叫びたくなるほどの感情になり、清霞の男気に惚れ惚れしました。ストーリーも時間を忘れるほどの展開でコミック作品は見ていませんでしたがとても興味が湧きました。もう数回観たいと思っています。
思ってたよりアクション多め
少女漫画原作で、見たことないし、でも予告見て気になるしと悩んでいたら誘われたので見に行きました。
見る前に1巻だけ無料のを読みました。
原作に近いところもあるし、読んでいたからこそ、異能についてわかりやすいというところはありました。
ただ、原作からイメージしていた大人しい、恋愛多めというよりはアクション多めでした。
オープニングがめちゃかっこいい!
最初にナレーションがあるから、時代背景は原作よりわかりやすい。
天井から降りてくるものとか、そこに祈りを捧げ、踊るところとか、音楽がとてもよかった。
そのあとのシーンは比較的原作に近く、さやかさんのいじめ具合がさすがでした!
途中から原作読んでない領域に入りましたが、ツッコミどころ満載でした。原作だとどうなってたのかが気になりました。
美世が久堂家から連れ去られるところが斬新すぎ。その前から、いかにも偵察されてるのがわかるのに、警備甘すぎ。帝を支えるくらい強力な異能の力があるのに、気づかないわけないでしょう。連れ去られるにしても、警備してる人いないんかーいっ。
ちょっと無理やり過ぎる。
そして美世が実家にいるのがわかって清霞が探しにいくが、どこだーと探し回るのがナンセンス。
過去知ってるんだから、一番に蔵探しなさいよ😅
そして、燃え盛る炎も異常!
清霞が蔵へ美世を助けに入った時も、義母と妹もそこにいるはずなのに、物音すらしない、扉から炎見えるはずなのに叫びもせず、そのあと妹は家のことより、自分と結婚しろとか言ってるのもおかしすぎた。
家燃えてるんだよ?それどころじゃないでしょーよ。
清霞の職場である陸軍にも蔓延した妖を退治しようとするところは、必要以上に長かった。
なんかそれこそ鬼滅とか東京リベンジャーズとかるろうに剣心とか意識した?っていうくらい。
もはや少女漫画はどこいったー?
原作好きの友達が、そっちを期待しただけに残念と言っていたが、私は全部は見ていない分、これはこれで楽しめたのはあったかな。
目黒漣、今田美桜が、渾身の役作りで魅せる異色のラブストーリー
予告編、タイトルから、大正・明治期(推定)のラブストーリーだと思っていたが、全く違っていた。本作は、過酷な運命に翻弄されながらも、貫かれる一途な愛を圧倒的な迫力で描いた異色のラブストーリーである。
本作の舞台は、大正・明治期の日本。幼い時に実母を亡くした異能(超能力)家系の斎森美世(今田美桜)は、継母と義妹に虐待され辛い日々を過ごしていた。ある日、彼女は異能家系の名家当主であり軍人の久堂清霞(目黒漣)への嫁入りを命じられる。彼は非情な人間として知られていた。当初、美世は彼に冷たく扱われるが、それでも献身的に彼に尽くす美世の姿に彼の心は動き、二人は次第に惹かれ合っていく。やがて、災いが起こり二人の運命は大きく変わっていく・・・。
序盤は和風シンデレラストーリーとも言える展開であり、今田美桜の演技が出色である。自身のイメージを完全に消し去り美世に成り切っている。渾身の役作りである。予告編を観た時、美世役が誰か分からなかったほどだ。目黒漣も従来のイメージを払拭して、清霞役に挑んでいる。異能を使う戦闘シーンでの鋭い眼差しに凄味がある。漢という言葉が相応しい。この二人の演技、佇まいが際立っている。作品の世界観を作り上げている。
中盤以降は、異能アクション色が強くなる。特に異能を使う戦闘シーンはCG技術を駆使し、圧倒的な迫力がある。そんな修羅場でも二人は懸命に支え合う。家系によって使える異能は決まっている。代々受け継がれていく。極めて日本的な設定である。個人より家系を重んじた大正・明治期という時代を象徴している。大島渚監督作品『儀式』が頭に浮かんでくる。
ラスト。清霞を救うため、美世は、自身にも危険が及ぶ最強の異能を放つ。戦いは終わる。災いは去る。美世の行動は、清霞への愛に溢れたものであり、熱いものが込み上げてくる。
エンドクレジット後のシーンが意味深である。続編を観たくなる。
本作は、目黒漣、今田美桜が、渾身の役作りで魅せる異色のラブストーリーである。
実写版・呪術廻戦っぽい
ロストケアまでの時間調整なだけだったんですが、ヒロインは東京リベンジャーズのヒロインでもあると知って、あと津田健次郎さんの確認も込めて見てみました。
シンプルな「アイドルさんが主演の恋愛物語」かな〜と思っていたら、
手袋無くても炎を錬金出来る和製ロイ・マスタングが旦那さまで、
天与呪縛で呪力を持たない禪院真希ちゃんかと思ったら実は覚醒してないだけで呪術者(異能者)を倒せる最強?の呪力、じゃなかった異能を持っていたのが婚約者のヒロイン。。でした!!
力が無ければその家で価値が無いと思われてしまうのが禪院真希さんぽい設定で、分かりやすかったです。
ヒロインの能力がもう少し分かりやすい映像表現してほしいな〜とは思いましたが、
ヒロインのいとこがリン・ヤオでグリードの渡邊さんだったから、渡邊さんがかっこ良くてなんか良かったです~!
期待してます!!( *´﹀`* )
原作ちょっと読みました( ˙˘˙ )ノ
ちょっとですけど、原作読んでから行くと展開が早く感じました。鶴木さんとこまでやらなかんから大分はぶいてるのかな?っといった感じです💦
でも、普通に観てて面白いし絵は綺麗だし!!
なんと言ってもめめ様カッコよすぎ✨
キュンがいっぱいでした(*´˘`*)♡♡♡
表現もアクションシーンもかっこよきでした!!
美桜ちゃんと並んで美男美女ですね!
でも、27と19の差はあんま感じなかったかな…許容範囲です!!笑笑
最後のめっちゃ気になる!!
絶対2あるよね!!今回の映画より次回作(あるかは分かりませんがあるなら)の方が本命な気がする…(☆∇☆)
期待を込めて待ってます✋2
映像が綺麗
目黒くんファンの友達と一緒に観に行きました。映像とても綺麗でキャスト陣も良く、実写化作品だけど全体的に良作だと思いました。
普段漫画やアニメをほぼ見ない友達はストーリーがよくわからない…と言っていたけど、オタクな自分にはわかりやすく感じました。
目黒くんはお顔やスタイルも良く、今田美桜ちゃんはとてもとても可愛く、2人の組み合わせが二次元のようでとても素敵でした。
恋愛要素としてはデレるのが想像よりかなり早かったので、もっとツンが続いても良かったのでは〜と思いました。
題名よりは硬派(?)な少女漫画
目黒連さんと今田美桜さんを主役にした超能力活劇。時代設定は大正くらいか。主役男子がツンデレ、二人の二枚目から惚れられるヒロインは少女漫画のお約束。もはや清々しいくらいです。継母とその娘からの苛烈ないじめもよくある定型。主人公のピンチでヒロインの異能・超能力の発現も予定調和でしょう。多分、今回のお話は序章に近いもので、もう少し色々な事情が隠されているように思えました。目黒連、渡邊圭祐や大西流星など画面いっぱいのアップに耐えられる美形をどんどんキャストできるだろうから続編は決定的かも。
**私が良いなと思ったシーン
1:朝食の時、清霞の「うまいな」という誉め言葉に美世がうれし泣きするシーン。人生で初めて認めてもらえた嬉しさが伝わってきました。美桜さん、がんばった。
2:「あかぎれがよくなってきたのは清霞の薬湯のおかげ」と話す美世に「坊ちゃんは薬湯が苦手なんですよ」ってゆり江さんが告げるシーン。美世のことを気遣う清霞の優しさが伝わってきます。ツンデレ、かくあるべしだよね。
序盤から中盤までは良かったが、後半からはチンプンカンプンだった!?
原作未読で鑑賞しました。
格好良い目黒蓮君、綺麗すぎる今田美桜さん、いぶし銀の火野正平さん、俳優陣の演技には大満足でした。
しかし、若年層をターゲットにしていると思われる映画の割に、ストーリーが難解すぎて、私の読解力では全体の3割ぐらいしか理解できませんでした。
物語は、ラブストーリー中心の序盤から中盤あたりまでは、そこそこ良かったように思いますけど、後半からの異能がなんちゃらとか、陰謀ドラマに入ってからは、内容が理解できずに話しについて行けず、置いてきぼりをくらいました。
巷には、原作小説を読んでいなければ物語を把握できないとの意見がありますが、それは明らかに創りての問題だと思います。
また、私は後半からのストーリーが良く飲み込めず、監督の自己顕示欲の表れなのか、意図的に話しを難しく?しているのであれば、不快感を禁じ得ません。
いずれにせよ、目黒蓮君、今田美桜さん人気にあぐらをかいて、物語を二の次にしているのであれば、私は本末転倒だと思います。
大正ロマン風異能バトルファンタジー作品です。描かれる世界の雰囲気は悪くなく良い感じなのですが、大きなお話の冒頭部分を観ているような気もしました。
作品のタイトルは漫画サイト等で知ってました。
どんな内容かは知らなかったのですが、
継母に苛められる少女が幸せになる話らしいので
観てみることにしました。
若い軍人に嫁ぐ事になった若い女性のお話。
大正時代か昭和初期を思わせる世界観に
「はいからさんが通る」
のような話かな?と思い、
実家では継母と妹に苛められ続けていた…と聞いて
「はいからさん」+「シンデレラ」 ?
そして上映が始まってみれば
「異能者が活躍するファンタジー世界」
のお話でした。 そうだったのか。 ひぇー。
主人公の少女(斎森美世=今田美桜)は旧家の娘。
実母を小さな頃に亡くす。
後妻に入った継母と腹違いの妹に、
これでもかという程の「苛め」を受け続ける。 え~
ひたすら自分の感情を押し殺し
顔を上げずにひたすら「ごめんなさい」を繰り返す…。
そんな風に「苛め」をやり過ごして生きてきた…。 う~ん
このたび、妹が婿を取って家を継ぐことになり
美世は、冷酷な男として有名な男に嫁がされる事に。
逆らう事など許されようハズも無く…
風呂敷包みひとつの身の回りの物を背負って家を出る。う~ん
嫁ぎ先に到着。
結婚相手(久堂清霞=目黒蓮)に挨拶する美世だが
清霞は冷たく言い放つ。
「オレの言うことに従え」
「出て行けと言ったら出て行け」
「 死ねと言ったら 死ね」
ああ、こういう方なのか…。
ここ以外に、自分のいる場所は無い。
婚約者としての生活が始まるのだが…。
◇
えーっと、
この世界のおさらい。 …です。
日本のようで日本では無い世界。(たぶん)
「異能を持つ者」が、国の平安を守っている。
その異能者の頂点に立つのが「帝」。 ふむふむ。
旦那様は「異能者」として強力な使い手。
都を守る軍人でもある。 ふむふむ。
美世の生家である「斎森家」も異能の家。
なのだが…。 美世には、その力が無い。
そのため「役立たず」として扱われていた。ええぇ…。
といった世界観が分かってくると
タイトルから連想するような「静かなお話」ではなく
どこかで「異能バトル」が始まるのか との予感(確信?)
で
予感の通りに展開して行くわけですが
「能力が無い」はずの美世に流れる「母」の血
そこには、秘められた特別な力があった。
その力を持つ一族の登場。一族の持つ力とは?
そして、帝の代替わりを狙って
都に混乱を起こそうとする者の存在。
久堂清霞が属する部隊を襲う異能の力。
などなど。
とても大きなスケールのお話の
冒頭を描いたお話なのかも、との印象でした。
一応の終わりは迎えたのですが、なんかどうにも
中途半端な感じがあるなぁ と思っていたら
「あ、続きそう」と思わせる(というかモロですね)
エンドロール後の一コマが。
何となくですが、続きそうな予感。
この作品のメインカップル
久堂清霞=目黒蓮
斎森美世=今田美桜
この組み合わせは、割と好印象。
二人の行く先をもう少し見届けてみたい
そんな気になってます。
◇あれこれ
久堂清霞の性格
これまでに何人もの花嫁候補がやってきては
短期間で逃げ帰る。 …という設定らしいのですが
親の持ち込む縁談ならば、「異能者」であることも
ある程度は知っていそうなもの。 なのに
初対面でキツい「言動」を浴びせてしまうのは
人間嫌いとか女性嫌い
…ということなのでしょうか。
櫛を贈ること
男性から女性へ櫛を贈る。
それは「求婚」を意味するのだそうです。
知ってか知らずか、美世に櫛を贈った久堂清霞。
途中、櫛が割れる場面もありましたが
持ち主に起こるハズの災いを身代わりになったとも
考えられるようです。
つまりこれは、久堂清霞が美世を大切にしている証
と考えていいのでしょう。
久堂清霞の髪型
久堂清霞の髪形(総髪?)と色(白?)が
何故か気になってます。
異能の者の特徴という事なのでしょうか。
そして、力を使っている際に頬に浮かぶ模様は
異能の表現なのか …とか。
何か設定があるものなのか、原作漫画も
読んでみようか思案中です。
土屋太鳳さん
儚げな感じがとても良かった。
思い出と現実の狭間に現れる役でしたが
斎森美世の実の母として、死んだ後も娘を
見守り続ける姿に涙。
◇最後に
アイドル作品なのかもしれませんが
ファンタジックな異世界物語として楽しめました。
次作はあるのかな。気になります。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
メイク?演技?監督?
めめを観に行くためなので、ついていけなくなってはと、小説で予習してから鑑賞。
眼福でした。
今田さん、メイク?演技?監督のテクニックなのか、どんどん可愛くなっていきます。
素晴らしい。
ただ、原作の悪霊?にとりつかれためめを寝ながら救うというところが、まさかのバトル全開にびっくり。
確かにその方が映えるのだろうけれども。
続編にも期待します。
テイとは、
思ったよりも面白かった。
ネタバレということではないが、大っぴらにコメントするのがちょっと怖かったので、
帝をテイと呼んでいたが、天皇陛下を差し置いてミカドと呼ぶわけにはいかなかったのか?
軍人が天皇でなくテイに仕えてたりと、右翼団体からの抗議がありそうで心配になった。
帝
初音ミクが出てきそうな和風ファンタジーの世界観と純愛ラブストーリーが予告で強調されてたので、普段なら後回しでスルーするところだったが、最愛やアンナチュラルを手がけた塚原さんの作品だし・・・と思い鑑賞。
結果、自分は想像以上に和風ファンタジーの世界観が好きなんだなと感じた。
最初の設定を述べているナレーションだけでなんかワクワクした。
ただ、メインの美世と清霞のラブストーリーはやはり今ひとつ乗れなかったけど、これは多分自分に合わなかっただけだと思います。
しかし、2人に襲いかかる困難に設定されている蟲等々の事件や陰謀はとても興味深く見れた。
が、夢見の力がすごいのはわかるが天啓を持つ帝が恐れる程の力とはどうしても思えなかった。
演者の中だと宮中の面々が印象に残った。
津田さんはさしずめ維新政府の大久保利通かと思うようなスマートさでかっこよかったし、尾上右近さんは歌舞伎役者だけあって所作がしっかりされてて御典医としての品があり、そして最後の見顕しでの不気味な存在感にも繋がってて好演。全出演者の中で最も印象に残った。
他だと五道役の前田旺志郎さんや鶴木役の渡邊圭介さんが印象に残った。目黒蓮さんも流石の演技力でSnowManの演技担当はこの方になっていくのかなという具合。(余談ですが、ずっと目黒さんをSixTONESの方だと認識してました())
アクションの出来もまずまずでさすが塚原監督という感じの良作。
FIRE
観る予定は立てていたんですが、想像以上の大盛況で席が確保できず少しズレて鑑賞。祝日でも夕方ならまだ空いてて助かりました。
原作は絵柄しか見た事なく、予告とあらすじの情報だけで観に行きましたが結構楽しめました。純粋な恋愛ものとしてもスッと入ってきますし、役者陣がハマっていたのがデカかったです。
物語の構造はそこまで難解ではなく、クセの強い主人と能力を持っていない事で追い出された娘とのラブストーリーです。互いの事を探り探りで知りつつ、身を置かれた環境や、過去の葛藤、そして通じ合うものが2人にはあり、徐々に進行を深めていく流れで、この流れがジャニ系の恋愛映画では珍しく大人風味なのが味わえます。ベタベタするわけでもありませんし、純な恋愛だなと安心して観ることができます。
後半はファンタジー×アクションの要素があって、映像がガラッと動き出すのですが、前半のゆるっとしたペースからの急加速に最初は面白いと思えたんですが、どうにもそこから大きな変化が無く、ゾンビものになったのかなと思いきやそこまででも無く、炎や水の能力を駆使して戦うのもそこまで新鮮味が感じられず、飽きが来てしまいました。澪を閉じ込めて軽い拷問をするシーンは悍ましかったです。
今田美桜さん、高石あかりさんの可愛らしさ、目黒蓮さん、渡邊圭介さん、ツダケンのカッコ良さ、山本未來さんの優しさ、山口紗弥加さんの毒親っぷり、個々の個性がうまい具合に噛み合っていてとても良かったです。特に今田美桜さんの触れたら消えてしまいそうな感じの演技がたまらなかったです。
エンドロール後の映像で続編を匂わせる感じの終わり方をしましたが、これって原作もこんな展開なのかなーとぼんやりと思いました。タイトル的に「わたしの幸せな結婚 ホニャララ」といった感じはしっくりきませんが、興行的には成功してるので来年くらいにもしかしたら公開されるかもしれないです。その時は多分観に行きます。
鑑賞日 3/21
鑑賞時間 18:00〜20:05
座席 I-4
全60件中、21~40件目を表示










