わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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良き
最近、ドラマ『海のはじまり』で目黒蓮さんが熱い✨✨と思い、こちらにも出演なさってるな、と確認し鑑賞。。。普段はアイドルグループの方はスルーしがちですが。
何となく話の筋はざっくりと知っていたので、今田美桜さんがヒロインと聞いて、もう少し弱々しい感じの子の方がいいんじゃない?と、ミスキャスト感が自分の中ではあり、公開当時は余り興味がありませんでした。
ですが目黒蓮さんが引力となり、引き寄せられました。。。
………鑑賞。
…え、いいじゃん。。。
ちょっとびっくり。
これが美桜ちゃん?普段ドラマで見る勝ち気なキャラクターがお似合いの彼女が、まるで別人。
とっても可愛い元気のいいタレントさん、と思っていました。
虐げられるイメージ、一切ないなぁ…
これは…!ちょっと、脱帽。
話の筋も、異能の設定も面白かったです。
目黒蓮さんは特別ファンでなくとも、まあ!長髪!?新鮮!!一目瞭然、カッコイイ!!でした〜
なんだか続編もありそうな終わり方でしたね。
お休みの日に、楽しめました😊
タイトルからは想像しにくいファンタジー×アクション×純愛の大作映画。目黒蓮と今田美桜の演技が光る力作。
本作は、タイトルやメイン写真だけを見ると、割と落ち着いたテイストのラブストーリー映画のように思えますが、実際には、かなり盛りだくさんの作品となっています。
まず時代背景は「鬼滅の刃」と同じ大正時代あたりで「異能者」という特別な能力を持つ人たちが描かれるファンタジー作品です。
斎森美世(今田美桜)が、「異能者」の家系である斎森家の長女でありながら「異能」を持たないため使用人のような扱いを受けています。
そんな美世(みよ)が、「異能」を持つ名家の当主で陸軍の隊長・久堂清霞(目黒蓮)のもとに嫁ぐことになる、というのが軸にあります。
このようにベースは、美世と清霞(きよか)の「ラブストーリー映画」です。
ただ、「異能者」という設定から想像できるように、特別な能力を使う「アクション映画」にもなっています。
本作で注目すべきは、何と言っても映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮の演技と存在感でしょう。
フジテレビ系列の「silent」(2022年10月~12月)で大ブレイクし、「Snow Man」の人気も相まって、存在感がかなり高まっています。
そして、その期待以上の演技を見せていて、本作でさらなる飛躍をしているのです。
この実写化が非常に困難な作品を見事に仕上げたのは、映画デビュー作「コーヒーが冷めないうちに」(2018年)がスマッシュヒットを放ったTBSスパークルの塚原あゆ子。本作が監督第2作目です。
一つ一つのシーンが丁寧に演出されていて独自性のある「和風ファンタジー」の世界観を描き出しています。
今田美桜の演技も存在感があり「美世」という難しい役柄を見事に演じ切っていました。
設定が盛りだくさんな作品が115分で終わるのは事実上、無理な話で、本作がヒットすれば続編映画があると思うので期待したいです。
捨て難いラブストーリーには仕上がっている
<映画のことば>
古着とも呼べぬ粗末な着物に、あかぎれだらけの手。とても名家の令嬢とは思えない。
いよいよ本格的に、おかしな娘が来てしまった。
火を操る異能の久堂家と風を操る異能の齊森家ー。
本来であれば美世も(齊森家の血を引く者として)異能を発揮できるところだったのでしょうけれども。
しかし、風を操る異能の血を受け継ぐ斎森血を引き継ぎながら、その才を発揮できてはいなかった美世は、斎森家では、とかく虐げられてきていた-。
異能の家系に生まれながら、美世にはどうして異能が発現しなかったのか。
その伏線が回収される終盤には、評論子は、深い感慨を禁じ得ません。
愛娘の本当の幸せを願う母親の深い深い、もっともっと深い愛情があったればこそのことだったとでしょう。
しかし、美世が初めて久堂家の敷居をまたいだその時から、清霞が、美世のただならない素性には薄々ながら気がついていて、後に美世の母親の素性が分かって初めて、それが確信に変わったといったところでしょうか。
それも、清霞自身も優れた才の異能者であったが故のことだったのだろうと、評論子は思います。
清霞の上掲の映画のことばには、決して美世に対する否定的な評価ではなく、むしろ美世のただならない素性を、あたかも空(くう)でも掴(つか)むかのように、真実・真相を掴みかねている清霞の困惑が表されていたと受けとるのは、果たして、独り評論子だけの管見でしょうか。
若くして陸軍の異能部隊を率い、帝都の治安維持には重い責任を負わなければならない宿命の清霞にしてみれば、帝都に放たれた蟲(むし)が引き起こした混乱の只中にあっても、否、そういう極限的な混乱の火中にあってみればこそ、清霞の美世に対する思慕も、また炎々と燃え上がっていたのではないかと、評論子は受け止めます。
本作は『コーヒーが冷めないうちに』が素晴らしかった塚原あゆ子監督の手になる作品として鑑賞することにしたものでした。
「王道も王道のど真ん中」という、掛け値なしの直球勝負とは言えないにしても。
なかなかどうして、捨て難いラブ・ストーリーには仕上がっていたと思います。評論子は。
むしろ、内容的には決して「薄口」とはいえないラブ・ロマンスものを、ある種さわやかとも言えるタッチで描き切るためには、「異能者の世界」という架空の世界に設定したことは、本作では充分以上に利いていると、評論子は思います。
ファンタジックなラブ・ストーリーの一本として、佳作として評価が適切と思います。
(追記)
自在に火を操るという異能の久堂家に当主として生を受けた清霞-。
陸軍異能部隊の隊長として、「いざ鎌倉へ」という局面ではその異能が遺憾なく発揮もされる訳ですけれども。
しかし、平時の日常にあっては、その才を活かしてお風呂を沸かすのだけが久堂家のご当主の役目というのは、いささか寂しいような気も、評論子はしてしまいました。
何も刺さらないというかよくわからない
つまらない
この作品は漫画の方で少し読んだ程度なので、正直設定がいまいちよく分...
この作品は漫画の方で少し読んだ程度なので、正直設定がいまいちよく分からずに置き去りにされた感が満載でした。
ある程度原作や漫画を読んだり、知識としてあったらいいのかもしれませんが、映画から知って作品のファンになる事もよくある事なので、世界観が独特すぎるのもちょっと考えもんだなと思いました。
漫画や小説の実写化の難しいところではあると思うのですが、ファンタジーにいたっては説明あり過ぎるとシラケるし、無かったらないで意味不明になりがちだし…
映画の数時間だと、漫画や小説のように話数を重ねて世界に浸れる訳では無いので、脚本家の人は大変だろうなと思います。
でもまぁこの手の作品は原作や俳優陣のファンあっての作品だと思うので、話題性だけで飛びついたらガッカリするのかもしれないですね。
今田美桜ちゃんと山口紗弥加さんが圧巻でした。でも……。
えー……これも旧ジャニタレ祭りかよ……とゲンナリでしたが昔とは違い下手くそすぎるなら出さないだろうということと、なによりもあんな超ウルトラスーパー陰キャの美世を今までそれとは真逆のキャラばかりを演じてきた今田美桜ちゃんがどこまで演じきれているのか見たさに鑑賞しました。
いやいやいや……脱帽でした。
美桜ちゃん、ブラボー!!
あとは今回初めて役者目黒蓮くんを見ました。
何となく彼は立ち位置的にキムタクとか山Pとかあっち系なのかなと思ってたのですが、見事に引っくり返されました。
彼は同じ旧ジャニタレでも役者一本でのしあがってきた風間くんとか生田くんとかと同じタイプなのかなと。
ファンの方には一緒にするな!と怒られるかもしれませんが、私の中では今は亡き三浦春馬くんを彷彿とさせる役者になっていくのかな、いやぜひなって欲しいなと思いながらその片鱗を感じつつ見てました。
あと、いつもながら山口紗弥加さんのオニババアぶりに拍手!
それから美世のお母さんに土屋太鳳ちゃんを置いたのも上手いなぁ、美世を演じる美桜ちゃんとイイ感じに似てる感がありました。
……しかし。
多分それでも話がわからなくなることがないし状態を伝えるのを最優先したからなのだろうとは思いますが、死にかけ帝を演じた石橋さんがとにもかくにもなに言ってるのかさっぱりわからない(笑)。
美世の異能が1回見ただけではわかりにくい。
山口さんが上手すぎるんでしょうけど美世の妹を演じた髙井さんがなんとも残念。
性悪女感が中途半端で、本来とは違う理由で彼女にイライラしました(笑💧)。
原作はちらとしか知らないのが良かったのだと思いますがイメージが違う!!とかもなく楽しく鑑賞できました。
ただ上に挙げた3点がどうも気になり星はひとつ減らしてます。
タイトルから想像出来ないストーリー!!!
開始直後、あれ、間違ってボタン押した?と一時停止
ジャパニーズ・シンデレラに特殊能力『伊能』をプラス
タイトルと出演者から、若者向けの甘いラブ・ストーリーをイメージしていて、自分好みではない作品と思い、これまで未鑑賞。配信でレビューが思ったより高かったので鑑賞したが、単なるラブ・ストーリーではなく、シンデレラの様な主人公・美世のサクセス・ストーリーの中に、『異能』と称する特殊能力アクションが組み込まれている、エンターテイメント作品となっていた。
また、作品の時代背景が、明治から大正時代の様な架空の世界観の中でくり広げられ、人々が『蟲』に乗り移られ、ゾンビ化して襲いかかり、バトルを展開するのは、丁度『鬼滅の刃』を想起するような内容でもあった。
斎森家の愛人の子として生まれた美世は、実の母を早くに亡くし、継母と義妹に虐げられた生活を送っていた、そんな美世に突然、名家の軍人である久堂清霞の元へと嫁ぐことが決まり、正にシンデレラの様相。清霞は大変な美貌に恵まれていたが、一方で何人もの婚約者が逃げてしまうほどの冷酷さも備えていた。美世にも、最初は冷たくあしらっていたが、次第に美世の健気さに気づいて、心を開き、愛を感じるようになっていく。
そんな中、これまで『帝』の強力な異能の力で封じ込められていた『蟲』達が、『帝』の死期が近づくにつれて、人々の間に乗り移り、支配し始める。『蟲』は、自分達の力を誇示する為に、清霞が務める軍部を狙い撃ちにし、そこで壮絶なバトルを展開する。そんな清霞の窮地を救ったのが、美世自身も気づかずにいた、隠し持った力『夢見の異能』の開放だった。
本作に関しては、やはり美世役の今田美桜と、久堂清霞を演じた『Snow Man』の目黒連の、体当たり演技だと思う。今田に関しては、継母たちに虐められる下女の様な哀れな姿から、久堂家に嫁いで、みるみる可愛らしさと美しさを増していく姿は、なかなかの見所。また、目黒連のツンデレの中に美世を思う心に、きっとファンの女の子達にはトキメキを感じるのだろう。クレジットロール後に、続きシーンが流れるが、第2弾は、今の所、耳にしないがどうなるのだろう。
純たる部分を存分に引き出しつつ壮大なアクションが引き立つ、役者が輝く映画
期待以上!
蓮くんのツンデレ
映画館で3回、そして1年ぶりにまた観たくなった映画
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