シニアイヤーのレビュー・感想・評価
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空気が読めない奴へのアイロニーだ。
知る限りプロムにこだわるのって、ダサいってよく聞くが。
いずれにしても、元々の美しさの競い合いもレベルが低いと感じたが。
多分、コメディなのだろうが、一番笑えるのは空気が読めないまま20年経ってしまったって事かなぁ。
まさかと思うが。
2001年のあの事件で止まってしまったアメリカンカルチャーに対する総括なのかなぁ?
20年経ってもアメリカンサブカルチャーは余り変わっていないと僕は感じた。
温故知新であっては駄目である。
『バチュラー』とかまだやってんでしょ?アメリカでも。日本とか韓国だけか好きなわけでない。
挿入されるダンスとかはカットだらけで、キレキレのダンスとは言えない。
主人公は20年かかってわかったのだろうが、2000年の当時でも5秒もあればわかる事。
さて、アメリカ人は本当に空気の読める大人になったろうか?同じに見えるけどね。
ダンスを踊る場面はカットを出来るだけ少なめにしてもらいたい。
注射が痛くない時代の話かな?
おいおいアメリカどうした?
と感じさせられる映画だった。
現代の学校でイケてるとされてる人達が男の子はK-POPを意識してるのか日本のジェンダーレス男子をさらにアレンジしたかのような風貌。
フォロワー300万人の女の子も中性的な格好をしており、現代は皆平等なのよと、高校生が多様性をやたらと主張しており不自然だった。
メイン級の若者も個性派な格好をしており、かつての強豪チアリーディング部もチアなんて危ないからと変わったことをしているナヨナヨとした人達の集まりになっていた。
今のアメリカってこんなんになってるんですかね?20年前の主人公の時代の方が全然しっくりくる…
アジア系の人が何人か出てきてるし、男の人もスリムでしなやかな人がモテてK-POPが世界的に流行ってるので、そういうアジア文化がイケてる象徴なのかなぁと無理矢理自分を納得させようとしてました。
映画の話なのでファンタジーとして見れば良いのでしょうけど正直現代の話としては見れませんでした。注射が痛くない時代にはこういう風になってるかもしれませんが…見てて痛かったです。
ラストシーンは最高に元気になれる
風邪で寝込んでる中だけど、すごく元気をもらえた。
ライバルの女性は思い切りステレオタイプの嫌な女だけど、娘は現代っ子らしいさっぱりとした決断でクイーンを辞退するところが良かった。
20年昏睡してまた通い始めた高校だけど、友達も多様性に理解がありすんなりステファニーを受け入れてくれている。
最近の子供は運動会でも順位をつけないことなどに一部嘆くような声を聞くけど(自分も競走世代なので聞いた時は驚いたけど)その教育はまた新たな感性を持った素敵な人間性を生むのかもしれないと思った。
面白かった!!
先日劇場で観た「KAPPEI」(邦画)が氷河期世代の私にはドストライクの映画でしたが、20年間昏睡状態にあったギャルがポリコレ全盛の現代に復活して精力的に振舞う本作は、奇しくも関連作品であるように感じました。「太っちょエイミー」のルックスが変わっていて驚きましたが、ビビッドピンクの服が好きで少しも絶望する事の無いパワフルな主人公を、得意気に演じていました。また主人公の復活がきっかけで、周りの人間の時間も(彼らは決して停滞していた訳では無いですが)再び回り出す様が印象的でした。脚本や演出もショボくなく、ポリコレ要素もしつこくはないので、題材が嫌いで無ければ楽しめる映画だと思います。
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