テラフォーム 侵略のレビュー・感想・評価
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超スローテンポ
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テラフォームとは惑星の植民地化の為の環境改造、たとえば火星を緑化して移住できるようにするとか言えば良いだろうか、映画ではエイリアンが地球環境を改造するために妙な植物の種を隕石としてまき散らすというストーリー展開になっている。
H・G・ウェルズの宇宙戦争でも攻めてきた火星人は地球の環境に適応できずに敗退してしまうが、それなら先ず環境適合だが自身でなく環境の方を変えてしまおうと言う荒業、お膳立てですね。
エディ・アーリアさんは余程このアイデアが気に入ったのだろう、2013年のロシアのチェリャビンスクの隕石にインスピレーションを受け原案・脚本・製作・監督と並々ならぬご執心、というか自己陶酔。そのせいか異論を唱えるスタッフもいなかったのだろう、遅々として進まぬテンポの悪さは耐えがたいほど。
(ネタバレ)
主人公ローレン・ストーン博士(ニコール・シャルモ)はアル中の惑星生物学者で隕石調査に駆り出されるが死者が蘇る奇妙な出来事に巻き込まれる、執拗にストーン博士ばかり深堀りするのでおかしいと思ったら幼少の頃のエリア51でのエイリアン接近遭遇に全ての謎の起因ありと言うトンデモストーリーでした。
まあ、作家性の強い映画なので好みが分かれるところでしょう、私はこの超スローテンポにはついていけませんでした。
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