「『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い』と併せて鑑賞したい、音楽が勇気を鼓舞するさまが胸を掻きむしる力強い作品」ピアノ ウクライナの尊厳を守る闘い よねさんの映画レビュー(感想・評価)
『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い』と併せて鑑賞したい、音楽が勇気を鼓舞するさまが胸を掻きむしる力強い作品
親ロシア派のヤヌコーヴィチ政権に対応する市民らによってバリケードとして独立広場に持ち込まれたピアノを見つけた音楽学校の学生アントネッタが奏でるウクライナ国歌やショパンが自由を求めて戦うべく広場に集まった市民の勇気を鼓舞するさまに胸を掻きむしられました。アントネッタらが奏でる旋律と大音量で鳴らされるロシアのポップスがぶつかり合う場面はさながら銃撃戦のよう、“朝日に散る霧のごとく 敵は消え失せるだろう 我らが自らの手で自由の土地を治めるのだ“と高らかに歌う人々の姿は今まさに我々が目に焼き付けなければいけないと思います。『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い』と併せて鑑賞すべき作品です。
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