ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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期待以上でした!
ストーリー構成:
物語の幕開けとして上出来でした。
原作の良さを残しつつ、複雑で情報量の多いストーリーをよく2時間でまとめ上げたな、というのが率直な感想です。多少の改変も違和感無いと思いました。
演出:
最初の二〇三高地に始まり、戦闘シーンの迫力がスゴくて圧倒されました。グロテスクなシーンも問題なし。ヒグマの顔剥がしや杉元のハラワタ泥棒が割愛されて無くて安心しました。
演技:
原作キャラの特徴を見事に表現してくれて十分楽しめました。
矢本悠馬さんの白石最高!玉木宏さんの鶴見中尉キモい!
各場面で沢山登場するエキストラの演技も見てて楽しかったです。
衣装:
綺麗すぎるとは思いません。ナチュラルに仕上がっていたと思います。多少特色があってコスプレと言われるかもしれませんが、ひとつのアニメ実写映画として鑑賞するなら全然気にならないと思います。
その他:
音楽ひとつひとつが素敵で引き込まれました。
途中で流れるケルト音楽が私の好みです。
マイナス:
あらすじを知らないで観ると人物関係の理解が追いつかないかもです。原作を知らない人は一回で理解できているかな?
続編:
最後の新キャラシーンで「うおぉ!」と思いました。
最終まで作ってくれえええ!
何か壮大な序章を見せられた感じ・・・
金曜レイトショー『ゴールデンカムイ』
漫画もアニメも観てないので、フラットに鑑賞した感想です。
予告見た時に、また山崎賢人起用の実写化作品かよって思ってしまいますが・・・
制作側からすると安心安定だからオフォー出すんでしょうね。
ただキングダムでは、助演の俳優さん達が、毎回高評価で各賞総取りで・・・
主演はノミネートもされてないので、今年は熱演が評価され何か獲って欲しい。
原作信者からは、杉元役は別の俳優さんが良かったって意見多かったですが・・・
冒頭の戦争シーンの迫力は凄まじく、肉体も作り上げて不死身の杉元になってました。
しかし今回も玉木宏さんのインパクトが強すぎの助演男優賞決定かも!?
物語の展開分からない者にとっては、長時間壮大な序章を見せられた感があり疲れました。
おそらく次作も同時に撮り終えてるような感じですが、すぐ続き見たいって感じにはならずでした。
後気になったのは、アイヌの少女の服装が、やってる事のわりに終始綺麗すぎでしたね^^;
日本映画がすごい‼️
日本映画すごい‼️
これまで邦画はカンヌに出品するなど、内面を描くなら素晴らしい作品はたくさんあるが、
スケールではハリウッドに勝てないと思っていた。
でも、近年は、るろうに剣心にキングダム、
昨年末のゴジラ−1.0、
そして、今作ゴールデンカムイ
ハリウッドに肩を並べる面白さ✨✨
冒頭からロシアとの激しい肉弾戦、
ヒグマとの戦いに、後半の死闘。
スクリーンに繰り広げられる圧倒的なアクションに、
先を読ませないストーリー、キャラクターの面白さ、この先どうなるのか、
序章に過ぎないのに、もう釘付けだ。
戦争を背景に、
箍の外れた危険な男たちが、莫大な金を巡り、動き出す。
* * *
血に塗れた男たちの中で唯一、アイヌの少女だけが、澄んだ水のように輝く。
特筆すべきはアイヌを舞台にしたこと。
私たち大和民族とは全く違う文化であるアイヌを、私たちはほとんど知らない。
祖霊を、自然を敬い、命を頂く時に感謝を忘れない。
異文化を蔑む人が多い中、
アイヌ民族に敬意を払い、丁寧に描く製作姿勢を素晴らしいと思う。
完全に序章!でも楽しかった
アイヌ埋蔵金争奪戦を描く人気漫画の実写化。真冬の北海道を舞台に描かれる三つ巴の闘いは、完全にエピローグで終わり、ある意味潔い。ちゃんと映画として楽しむことができました。
キングダムシリーズを手掛けたCREDEUS制作とあって、ヘンテコ実写映画にはならないかな〜くらいで期待値下げつつ観賞しましたが、気合いの入った造り込みで、北海道の厳しくも美しい冬景色や戦闘シーンなど、映画ならではの見所も多く、コメディパートもスベリ過ぎず(笑)違和感なく観ることができました。
もちろんツッコミ所はあるし、キャストのビジュアルも頑張ってるけど無理はあるし、キャラ紹介と背景説明だけで終わってしまうので内容薄過ぎるのではとも思います。戦闘シーンも迫力や緊張感がなく、全体的にテンポもイマイチだったり、不満も結構あります。
ですが、とんでもない駄作も多い人気漫画の実写化作品のなかでは全然マトモな方ですし、今後のシリーズも観てみたいなと思うことができたので良かったなと。俳優陣もみんな良かったし、ゴハンも美味しそうだった!
これからも楽しみにしてます。
不安8割期待2割だった
今日まで数多の漫画が実写化の闇に呑まれ消えていったが、これらのファ...
今日まで数多の漫画が実写化の闇に呑まれ消えていったが、これらのファン達が最も望んでいたであろう「原作そのまま」をゴールデンカムイが漸く実現したように思う。
とにかく原作とファンを大切に思う気持ちを一番に製作されたのだろうと感じた。漫画の実写化は原作ファンの理解なしに成功し得ない以上、原作へのリスペクトは必要不可欠だ。その点を踏まえると、ゴールデンカムイは徹底的な原作準拠でひとまず原作ファンの心を掴んだように思う。もし続編があるなら間違いなく鑑賞するだろう。
以下個人的感想
・原作そのままといっても、飽きさせない構成と圧倒的スケール感が素晴らしかった。
・冒頭の日露戦争のシーンが特にすごい。邦画にありがちなCG感や適当な汚し感はほぼない。汗と油に塗れた顔に泥が付き、パリパリに乾いたようなメイクが見事だった。
・ストーリーの展開や役者さん達の演技は原作ファンとして文句の付けようもない。当初ネット上で色々な声が挙がっていた杉元役の山﨑賢人さんだが、この方が杉元を演じてくれて良かったと心から思った。アシㇼパ役の山田杏奈さんも透明感と逞しさがあって良かった。あまりにも原作に寄せた変顔に思わず笑ってしまった。
・すべてにおいてスケールが大きい。絶対に大画面で観てほしい。
【1/27追記】
二回目の鑑賞をしてまいりました。
初回鑑賞後、原作を一巻から読み直し二回目に臨んだところ、細かい部分で原作と話の流れが違うことに気付きました。原作通りすぎて展開が読めてしまう、丁寧すぎるといった感想も散見されますが、原作からの逸脱感を感じさせない、絶妙なラインの改変だと思います。改めて脚本の凄さに感動しました。
原作読者からすると、アイヌ料理の調理過程があっさりしすぎな気もしてしまいますが、原作を読めば読むほど(皮をメリメリ剥いだり脳味噌ほじくり出したり)映像化は無理だなと感じるので、原作を知らない方にとってもちょうど良い塩梅なのではないかと思います。
現在、Xなどで映画関係者のインタビューが沢山掲載されているので、それらを読んでから鑑賞すると楽しさが5倍くらい上がります。
それから軍帽を脱いだ山﨑賢人がイケメンすぎです。イケメンすぎて心配になりますが、今後の展開を考えてもこれぐらいイケメンでなくてはなりません。
STAY GOLD
映画館告知かなりの頻度で見て面白そうなので見に行きました 漫画は昔少しだけ見た程度でほぼ記憶は無し
全体的に迫力が凄い良かったです!
映画導入でいきなり戦場のシーンが始まりドキドキして物語の核になる部分が説明されて一気に引き込まれました!
サクサク物語が進んでくのが良いですね
戦闘シーンの迫力があり見るのに力が入ってしまいました…見てて疲れた〜
でもギャグシーンや食事シーンなど挟み良い緩急してました🫣
役者の方みんな良かったです!不自然なのは感じなかったなー
矢本くんいいキャラしてるけどあんなデカかったか!?(笑)
エンドロールの曲良かった!
長めのイントロからシンプルな歌詞だけど力強く疾走感あって平成を少し感じました
アイヌの自然と生きて命を大切にするのと命をかけて金を争う相反することが今後どのようにミックスされていくのか気になりました
30巻くらいあるらしいので2時間では収まるはずなく、始めから続編アリきかと思いますが導入としてはかなり良いのでは!?
杉元の金を探す理由も分かってさぁ、続編へ
長いシリーズになることを期待!
STAY GOLD! 輝き続けろ!
漫画原作の実写映画化のお手本のような一本
味噌はウンコじゃないぞ!
原作は読んでないけど前にアニメを楽しんで観てたので、実写化にハードル上げて着席。
山崎賢人演じる杉元は日露戦争で不死身キャラとして頑張っていた。戦争が終わって2年後、お金目当てで北海道で砂金採り。何でそんなにお金が欲しいのか?理由は後半に回収ね。
そんな杉元がクマに襲われたところを助けた山田杏奈演じるアシリパ。ん?アシリパちゃんってもっと子供じゃなかったっけ。でも、セリフやアクションを考えるとこのくらい大きくても凄くハマってたよ。アイヌ語って完全に外国語なんだね。字幕のおかげで助かりました。
嫌いな殺し合いが多いんじゃないかと心配してたんだけど、アシリパのルールで人殺しは禁止。だから相手をやっつけても正当防衛ばかりで嫌いじゃなかった。2人の会話も楽しかったし、アクションも良かった。何より楽しかったのは、アシリパを助ける白い狼。こいつすげ〜強くて優しかった。そして味噌の話、笑えた〜。ずっとワクワク、クスクス、あっという間の2時間ちょい。玉木宏や舘ひろしなど、脇役の皆んなは少し対立少なく感じたけど、続編に期待だね。マジでめっちゃ楽しかったです。
原作未読だがおもしろかった
寿命のろうそくは、いつでも吹き消せるぞ...
今年クソ映画ベストの最有力候補だった本作。久々にボロクソに叩いてやるぞと勢い込んでいたのに...なんで傑作作っちゃうかな。あんなに期待していなかったのに、終わった後は続編を期待しちゃってるんだもん。裏切られた。なんなの、この映画。最高じゃん。キングダムとの二本柱で映画界を盛り上げてくれ、山﨑賢人よ。
話題集め、客集めなら、ヒロインは橋本環奈やら浜辺美波の方がいいに決まってるのに、ここで山田杏奈を起用する辺り、どれほど本気かが伺える。私は何を隠そう、山田杏奈がこの世でいちばん好きな女優ですので、彼女にこんな大役を任せてくれた制作陣には頭が上がりません。しかも、本人がインタビューでも話しているように、アシリパは山田杏奈史上、最もハマり役だった。流石、「山女」で熱演しただけあるな。アイヌの民族衣装もバッチリ似合っている。アクションも完璧にこなせてる。もう...感動しちゃうよ。
山﨑賢人、山田杏奈に限らず、その他のキャスティングも文句の付けようがなかった。矢本悠馬や眞栄田郷敦、工藤阿須加と言った面々から、マキタスポーツに舘ひろしまで。最高に胸が熱くなる俳優ばかり。特に、玉木宏には驚かされた。こんな役が出来たのか。悪役のイメージは一切なかったが、今回の鶴見で新たな一面が見えた。頼むから、もっとこんな役を演じてくれ。マジでいい。気味の悪さ、たまらんなぁ。
シリアスとコメディのバランスが絶妙。更には緊張で胸がいっぱいになるアクション、息を呑むほど絶景なロケーション、臨場感をもたらす重みのある音楽、これら全ても一級品。実写映画特有の安っぽさはこれっぽちもありません。自然な演出と展開で、集中を途切らせず、風変わりな設定や格好だって、難なく受け入れられる。ストーリー構成もお見事。序盤でぶち上げ、そのボルテージを下げることなく突き進み、ラストには更に興奮させてくれる。キングダム1と3を手がけた黒岩勉の脚本らしく、おかげで漫画原作であることを忘れてしまうほど、よく出来た作品でした。
原作は未読だが、キングダムと本作は実写映画化の悪しきレッテルを大きく塗り替えたと断言出来る。現に、ここに一人、新たな《ゴールデンカムイファン》が生まれたからな。本当に素晴らしかった。今年の断トツのワーストになるはずが、まさか断トツのベストになってしまった。間違いなく続編は作るだろうけど、長寿映画シリーズとなるよう、ぜひとも劇場に足を運んでください。面白さ、保証します。
原作マンガだからねー
特殊メイクとVFXの功績大きめ
壮大なスケールの「新春スター・かくし芸大会」で、その辺は『キングダム』からの流れを汲んでおりました。
ちゃんと『ゴールデンカムイ』になっているのは、役者陣以上に、百武朋さんの特殊メイクと、白組をはじめとしたVFXスタジオ各社のおかげな部分が大きめ。
(冬の北海道で半分凍った川に落ちるのを、本当の自然で撮ったのか、VFXで加工してるのかで、役者さんたちへのリスペクト度は変わりますが)おそらく、そりに引きずられるシーンは実際に雪の上でやっていると思うので、かなりの本気度は感じました。
物語は見る前の予想どおり途中でおしまい。
予告時点で「続く」を匂わせないのは、「なめとんのか」とは思いつつも。
玉木宏の鶴見が、原作どおり気持ち悪いからいいか。
続きを早くよろしくです。
この映画が歴史に名を残す意義についての考察‼️❓
原作も、アニメも読んでも、観てもいない。
だが、原作が初めてアイヌを詳細に事実に忠実に描かれている風評は聞いていた。
だから、アイヌを勉強して観た。
そうしたら、映画が原作をリスペクトして、詳しく再現していることを観て、この映画がシリーズとして、映画史に残る予感がした。
序章ではあるが、血湧き肉躍る情熱は痛いほど伝わる、キャラの特異ないでたちが、単に奇をてらうことなく、多分原作に忠実に、されど俳優の持ち味を十分に生かして、どの脇役ですら心の片隅に跡を残すような、そんな丁寧かつ大胆なシーンが最初から最後まで続くのだ。
特にアイヌの少女、頭蓋骨の欠けた軍人、その人が、まさにそこにいて生き様を見せているように感じて愕然とする。
そのような凄い周りの取り囲まれながら、山崎賢人の求心力はキングダムを遥かに凌駕している。
さあ、ここから名作映画のプロローグ🎞🎬🎦なのだ。
こんな映画にリアルタイムで観れる素晴らしさ、最後まで、シリーズが終わるまで、生きる希望も湧くとゆうものだ、大袈裟でなく。
笑いも、微笑ましく、随所のかまされている。
最高のエンタメとして、荒唐無稽といえども、各パーツはとても歴史や文化に忠実で高品質なので勉強にもなる。
何より演技も凄い、最高の映画を🎞🎟🎬是非。
金塊だけど、『SISU』とは違うぜ‼️このラスト
203高地の戦場のシーンは、映画などでよく見る第一次世界大戦の塹壕戦のようでした。
ただ戦死者だけが積み上がっていく悲惨な状況が描かれますが、このヨーロッパの大戦では独仏英だけでも何百万人単位の人が亡くなっています(その結果、戦後の労働力不足が深刻になり、アフリカなどの植民地から移民か増えたという社会の変化もあったようです)。
日露戦争は、203高地の戦いを含め、戦死者は8万人超。戦場で亡くなるのはほとんどが若者です。
7万人収容の横浜日産スタジアムに詰めかけた20代30代の若者が203高地でほとんど戦死した、そういう恐ろしいほど愚かなことが起きるのが戦争。
これから始まる北海道戦争?はPTSDを抱えた強者(ツワモノ)どもの快復のための戦いのようにも見える。第7師団のメンバーの狂気は『沈黙の艦隊』で海江田に従った者たちとは明らかに精神構造が異質。
戦いを続けるためだけの忠誠心。
土方歳三も、『燃えよ剣』で描かれた土方なりの武士道とどこか繋がっているようにも見える。平和な江戸時代に礼儀や作法に成り下がったサムライ道ではなく、ただ実践的な剣術で道を極めたい。それが最大の動機のようでもある。
とまぁ、原作も知らず、続編があるとも知らず劇場鑑賞したわけですが、メチャクチャ面白かったです。
お風呂で拝見した、身体付きが逞しさを増した山崎賢人さん。
回復力の凄さは和製ウルヴァリン‼️
次作での活躍を大いに期待しています。
魅力溢れるキャラクターと迫力ある戦闘であっという間
原作未読、ほぼノーインフォメーションで鑑賞。途中から、あれ?これ終わるの?と思ったら、当然のように続編ありでした。
鑑賞後、後ろのお二人が「まだ全然序盤じゃーん」と言ってたので、4部作とか!? 山崎賢人、キングダムに引き続き大丈夫でしょうか?
IMAXで見て正解のスケール感!
最初の203高地の戦いが圧巻です。杉本(山崎賢人)や鶴見(玉木宏)がどんな状況にいたのか、何を見てきたのかが彼らの背景として重要と思われたので、この場面の迫力は大事と思いました。
そしてアシリパ(山田杏奈)、ぬらりひょんみたいな白石(矢本悠馬)と出会っていくところ、その後の戦闘シーンも迫力があり、これからどうなるんだろうとわくわく感一杯!
矢本悠馬さん、初め気づかなくて、誰このなんか気になる役?ちょい役じゃないの?と思ったら!さすがうまいなー。このキャラ楽しみ。
そして、玉木宏!怖い怖い。出てくるだけで、笑顔怖い。すっごいハンサムでのだめの頃とか、こんな役やると思ってなかったから、本当に演技派になりました!
好きな役者さんばかりで面白いストーリー、続編期待です。
井浦新さん、どこ?と思ってたら…退席しちゃダメ!
不死身
やっぱりこうなるよね…
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