ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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原作ファンにも原作未読の方にも絶対観てほしい、超大作
実写化発表時は阿鼻叫喚だったネットの反応が、みんな騙されてるか脅されてるんじゃないかってくらい絶賛の嵐になっているのも大納得。ごめんなさい、私も発表時「個人的には複雑ですが、それでファンの裾野が広がるならいいと思います」とか達観コメントしてて…
開幕5分にしてどれだけ丁寧に愛をもって製作されたかが伝わってきて涙してた。間違いなく最高の実写化。
原作ファンだからこそ喜びがひとしおだった部分は勿論あるけれど、一度原作未読にまで記憶を巻き戻してこの映画を見てみたい。
何が凄いって、原作を忠実に実体化しつつも、アニメ(の声)で既にファンのイメージが固まってるのにも寄せてきて違和感がない神がかったキャスティング、さらには実写オリジナルの場面や演出、脚本が、作品をより魅力的に、万人に伝わりやすくしているところだと思う。
この丁寧さで全編実写化したら完結まで10年くらいかかってしまうんじゃないかと思うけど、どうか最後まで走り抜けてほしい…あのシーンやこのシーンを現実に見てみたい…もし資金が足りなくなったら微額ながら私の私財を全額寄付してもいい…
原作ファンにも原作未読の方にも絶対観てほしい、超大作。
海外には難しいジャンルだと思うけど、どうか配給されますように。この傑作を観ないのは勿体なさすぎる。
日本映画史を代表する一作の幕開けだと信じてる。
わくわくで面白すぎた‼︎
最初から最後までずっとおもしろい!!
大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」の実写化作品ということで、原作未読ながら予告に興味をそそられ、公開2日目に鑑賞してきました。率直に言って最高でした!
ストーリーは、日露戦争を生き残った杉元佐一が、ある目的のために北海道で砂金採りをしていた時、「のっぺら坊」と呼ばれる男がアイヌ民族から莫大な金塊を奪ってどこかに隠して投獄され、その在処は示す暗号を24人の囚人に刺青として彫って脱獄させたことを知り、偶然出会ったアイヌの娘・アシリパとともに、陸軍・鶴見中尉や元新選組・土方歳三らを相手取り、金塊争奪戦に身を投じていくというもの。
まずは冒頭の二百三高地での戦闘シーン。おびただしい数の戦死者を出したことを納得させる、圧巻の映像表現に息を飲みます。さらに、そんな激戦の中、いくつもの傷を負いながらも大立ち回りをする「不死身の杉元」の姿が、強く印象づけられます。そこから舞台を北海道に移し、金塊捜索のきっかけ、アシリパとの出会い、さまざまなライバル登場と流れるように描く見事な立ち上がりで、あっという間に作品世界に引き込まれます。
以降の話の運びもテンポがよく、さらに随所にアクションシーンを取り入れ、全く飽きさせません。しかもそのアクションも見応え十分!ヒグマ相手の死闘、軍人相手の近接格闘、拘束状態からの逆襲、馬とのチェイス、そりの上でのアクロバティックな戦闘と、工夫を凝らしたアクションで楽しませてくれます。
さらに終盤では、杉元が金を必要とするそもそもの動機やバックボーンが描かれ、これが冒頭の二百三高地の戦闘につながる伏線回収となっています。そんな巧みなストーリーラインにも唸らされます。その一方で、コミカルなシーンも適度に散りばめ、緩急の付け方も絶妙です。特にオソマのくだりは最後の最後まで引っ張っていて、実に楽しいです。
魅力的な物語を描く舞台として、北海道の大自然がこれまた見事にスクリーンを彩ります。そして、そこに暮らすアイヌの人々の文化を折り触れて紹介し、物語の世界観を豊かに演出しています。作品世界を成立させるためにもはや不可欠となったCGやVFXも、目の肥えた人ならいざ知らず、自分にはハリウッド作品にも遜色ない出来栄えに映りました。日本でこれだけのクオリティの作品を創れることが素直にうれしいです。
登場人物も、脱獄の白石を始め、鶴見中尉、土方歳三、牛山、のっぺら坊など、それぞれにキャラが立っていて、今後のストーリーにどう絡んでくるのか楽しみでなりません。続きが早く観たすぎます!
主演は山崎賢人くんで、漫画の実写化ならこの人に任せておけば間違いありません。本作でも抜群の身体能力を発揮して、不死身の杉元を具現化しています。共演の山田杏奈さんも、その初々しさがアシリパにハマっています。コメディリリーフの矢本悠馬さんも持ち味を発揮し、特殊メイクの玉木宏さんもいい味を出しています。他に、舘ひろしさん、大谷亮平さん、勝矢さん、眞栄田郷敦くん、工藤阿須加くん、高畑充希さん、マキタスポーツさんら、豪華な顔ぶれが脇を固めます。
面白かった!
アシリパ山田杏奈、白石、ヒグマ、白狼、子熊が好演! 続編ありき。 壮大な原作の、ほんの序の序の序らしく、本作だけで1本の映画として意識した作りになっていないように感じる。
あの有名なコミックスの実写版。
原作未読ですが、面白かった。
が、いかんせん、話がちょっとしか進んでないようで、クライマックスが無い(と自分は感じた)。
本作だけで1本の映画として意識した作りになっていないように感じる。
どうせ完結できないからといって、余りに続編前提すぎる。
続いてもいいが、ちゃんと1本の映画として楽しめるように作ってほしい。
アシリパ山田杏奈が健気で好演。
白石=矢本悠馬もコミカルで面白い。
そして、CGを駆使した、ヒグマ、白狼、子熊もよかった。
ただ、美術、小樽、アイヌ集落と小屋などがきれいすぎで、いかにも「オープンセットを結構頑張って作りました」と感じました。
特に延々と続く「馬車上バトル」も、また「見せ場を作ってます。延々と走ってます。」と言われているようでした。
期待超え
原作は連載初期から目茶苦茶面白かったが、アイヌというマイナーな題材からアニメ化や映画化などという大爆発は全く想像していなかった。嬉しい誤算。昨年はドームシティの展覧会にも参加、長蛇の列にその人気を実感。映画も連続モノの第一話ながら期待を超える満足感で、とにかく早く続きがみたい。製作側には原作がいつ終わるともしれないアチラよりきっちり完結しているこちらを先に進めていただきたいと切に願う。
久保茂昭監督は全く知らなかったが、月島が横ざまに吹っ飛ぶシーンなど、アクションシーンやギャグシーンの間や切り取り方が秀逸。最後まで飽きさせない。
キャストは最初杉元に山﨑賢人は線が細くないかとおもったが、スター俳優である必要性もあるしアクションも無理なく(アッチとのシリーズ被りは気になるものの)、結果オーライ。ちょっと心配だったのが山田杏奈だが、動き笑い戦うアシㇼパは、再現度の高い変顔とともにスチールでは伝わらない魅力を充分に発揮できていた。また白石の矢本悠馬もスチールを超えて魅力的に仕上がっていた。ほかの皆もラストの予告シーン含めて顔が出来上がっており、これからの活躍を期待させる。オソマ、ヒンナで良かった良かった。
面白かったです。漫画とアニメ版は超えてないが、映画館で観て損なし。
アニメ版は視聴済み。その時点で「きっと実写化するのだろうな」と思いつつも、実写化したら失敗するだろうなと想像していましたが・・・。
とはいえ、映画.comでの評判が思いのほか良かったので観てきました。
その結果は、皆さんの評価の通りなかなか良くまとめてあり楽しめました。
まず配役がとても良かった。
各俳優さんがそれぞれのキャラを頑張って自分の物にした感じ。
私の勝手ながらベスト配役は
「アシリパは橋本環奈しかない!」
「脱獄王白石は千鳥の大吾しかない!」
と思っておりました。
いやいや、それがどうして。
山田杏奈(=アシリパ)、矢本悠馬(=白石)が好演しています。
最初の登場時点では、なんか違うかな~、なんて思った瞬間もありましたが、終わるころには他も含め全ての配役がシックリとハマりました。
配役した人も、それを演じた俳優さんもお見事です。
映像は最初の203高地の戦闘シーンが素晴らしかった。
邦画特有の陳腐さはなし。ハリウッド大作並みは言い過ぎかもしれないが良かったと思う。
ところが「熊」が出てくるシーンの熊は・・・ちょっと残念なレベル。
そして、漫画やアニメだと気にならないシーンが、実写だと急に残念になることが多いのですが、本作も熊との闘いのシーンはダメダメというか無理がありました。刹那的時間の流れと距離間が、漫画やアニメのようには描けていない。
ところどころ気になる点はあるものの全体としてはギリギリ許容できる範囲に収めてくれました。
映像 ★★★★ (冒頭の戦闘シーンだけなら★5だけど。熊がね・・・)
音 ★★★
物語 ★★★★
役者 ★★★ (気持ち的には★4か5を上げたいが、そこまでではない)
編集 ★★★★ (良い)
粗さ ★★★ (粗い部分はあるが、まぁギリギリ許容範囲かな)
総合 4.0
アイヌ文化や時代背景を丁寧に描いた作品。
内容は、数々の漫画賞をとった名作・野田サトルの全31巻のゴールデンカムイの実写映画化。最近では特殊効果が盛んなので実写といえば実写と言えなくも無い様な映画がある中で、頑張ってリアルを追求しようと模索した作品でもありました。
印象的な言葉は、アシリパ アン ワ ウンコレ ヤン。『アシリパと一緒にいてください。』アシリパの事を一番に考える祖母フチの言葉。杉元と2人だけの時に杉元に向けて語られる時、その意味を気持ちで理解した杉元は、アシリパさんの未来を思い1人旅立つと心に決める所が、言葉以上の緊張感もあり静かに熱くなりました。大方さんもフチ以上にフチらしく真に迫った演技でこの歳になると目が潤んできます。
印象的な場面は、北ウォール街とも言われた小樽の街並みやコタン(集落)アシリパのチセなどの作り込みが素晴らしく演技が余計にリアルに感じられる所です。衣装も特殊メイクも脱帽です。衣装はアシリパさんの手作り刺繍アイヌ装備が約一年掛かったそうで、その熱意に驚きます。
印象的な状況は、この物語が最初から続編ありきで作られてるという商業性を感じる所です。なので全体的に見れば良く言えば原作に忠実に、悪く言えばアニメの取り直しに思て来るところが気になりました。説明台詞が多すぎる。このまま続編が出来れば、おおよそ6話ぐらいになりそうでがどうなる事やら。
なにわともあれ三十年式歩兵銃は、滅多に映画で見ることもなく映像として見れた事が見応えがあったし、鶴見中尉のボーチャードピストルも時だ背景として忠実で、次に手にするコルト製ピストルも拝めて楽しかった。ゴールデンカムイは、自分自身原作もアニメも好きなので更なる楽しさを程々に期待します。
イメージ通りというかそれ以上
人気マンガですが、未読、アニメ版は観ています。
アニメ作の実写版はいろいろとありますが、これは本当に良かったです。
名場面、名台詞がそのまま、またはより良くなって実写化されています。
キャラがイメージ通り過ぎてよい。
まぁ、玉木宏と舘ひろしはカッコよすぎる。
矢本悠馬も適任すぎる。
アシㇼパさんは山田杏奈しかいないのだろう。あの表現とか再現されていてニヤニヤしてしまいました。今後の2作目以降も少女っぽさを維持しないと行けないので。
ヒグマとオオカミはどうするのだろうと思っていましたが、実写の通りとは行きませんが、VFXも悪くなかったです。ぬいぐるみ、と分かってしまうところもありましたが。
1作目の映画でどこまで描かれるのかは心配でしたが、良くも悪くも話が進んでいない。まだまだ終わらないな、、、と期待感もあります。ゆっくりだった分丁寧に描かれていて良かった。
何より、実写がとても良い。北海道の自然、雪原、星空とか、アニメでは描けないところも感動的でした。
唯一、、、山﨑賢人が主演か。と思いました。
山﨑賢人はどの役でも山崎賢人色になりますが、アクションとできるので適任だと思いますが、キングダムの主演と抱え込んで大丈夫だろうか。
それぞれあと何作映画になるのか。1年に1作ずつぐらいやらないと。
不死身の山崎賢人
不死身の杉元だぁ(笑)
何部作かに分かれてるのね。安心した。
公開直後に見れた。すごくよかった。原作既読、原作大好き勢です。漫画やアニメの実写化作品ってあんまりいいと思ったことなかったんだけど、これは楽しめた。
冒頭のニ◯三高地のシーンは自分的に重要だった。15年?くらい前にNHKの特番で映像化された「坂の上の雲」のニ◯三高地のシーンがすごく迫力と緊迫感があって好きだったので、できればあれを越えてほしいと思ってた。で、実際はスケールも迫力も申し分なく、躍動感もあってすごくよかった。正直冒頭10分で見た甲斐があったと思った。
作品全体を通して、原作の乱闘シーンというかアクションシーンを躍動感たっぷりに再現してくれてめちゃくちゃ興奮した。あとドローンを利用して北海道の雄大な自然を見せつけるシーンは、漫画原作の2ページぶち抜きの美しい眺望シーンを再現してるみたいだった。あれ見てから考えると野田先生の景色の描き込みはどれもすごくて気迫を感じる。
アシリパさんの再限度がかなり高くて、声とかもアニメの声に似てたように思った
玉木宏、舘ひろしが本当にカッコよかった。舘ひろしの土方で、「いくつになっても男子は~」の名台詞聴けてもはや幸せだった。「この時代に老人を見たら~」は次回以降かな?玉木宏は鶴見中尉の不気味さをよく出してたけど、若くてイケメンすぎて少しだけ違和感あったかも。
白石もファンキーでいい味だしてた。アニメのOVAバリのファンキーさを出してくれて、作品全体のコミカル感を背負って立ってる感あった。
事前情報全く入れずに見に行ったので、何部作かに分かれてる構成だと知らなかった。それもあって今作で結末までいくと思ってたので、それぞれのエピソードをたっぷりのボリュームで描いてたから焦った。これじゃ終わらねぇだろ?もしかして後半オリジナルエピソードでめっちゃはしょる気か?って一人で勝手に焦ってた。次回作あることが分かって一人安心してた。
次回作以降、尾形、谷垣、インカラマたちお決まりのメンバーもたっぷり描かれるっぽいし、キャスティングも豪華だったので俄然楽しみになってきた。
なんか映画みたときってグダグダあれこれと考えを巡らすのが好きなんだけど、原作知ってる漫画を実写化したものだとあんまり考えることなくて寂しいな。
迫力あり!
面白いけど、キングダムに見える
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