劇場公開日 2024年1月19日

「ようやく鑑賞」ゴールデンカムイ ドラピンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ようやく鑑賞

2024年5月13日
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鑑賞方法:映画館

原作はコミックスをローテするくらい何回も読んでます。

思い起こせば、実写化の発表、キャストの発表があり、公開まで不安でしかなかった。
いざ蓋を開けてみれば「再現度が高い!」などの高評価が多く、あんまり悪い所が聞こえてこない。これがまた不安をさそったりして…

それで公開から十日あまりしてようやく観に行けた訳ですが…(だいぶ経過してからレビューしました)

結果満足できました。

確かに原作の再現度は高かった。
セリフや設定などほぼ原作通り。(一部違う所もあり)
そしてキャスト発表時から言われていた鶴見さんと土方さんの再現度。
玉木宏さんは原作読んでても鶴見さんにしか見えないし、舘ひろしさんも土方さんらしさが滲み出てた。
他のキャラ達もメイクや衣装で似せてきてはいるものの、やはりキャラの雰囲気が抜群に良かった。(牛山さんはもうちょっと身長欲しかったな)

特に、一番心配だった白石由竹。
原作では個人的に勝手に裏主人公だと思ってるくらい好きなキャラなんですが、ちゃんと白石してました。

ひとつ、残念だったなぁと思う所があって、主人公の杉元とアシリパの二人。
山崎さんも山田さんもすごくいい演技されてて、特に山崎さんの目力に迫力あって「不死身の杉元」の説得力があった。

なのですが、監督の演出なのか、なんなのか二人がやけに緊張して見えて、演技がシリアス過ぎてちょっとした笑えるシーンでもあんまり笑えなかった。(オソマのシーンは涙出るほどの合格点)

今後もっともっと癖強なキャラクター達、生死をかけた金塊争奪戦、下ネタギャグ、どこまで再現してくれるか楽しみです。

ドラピン