「原作がまず最高、実写化も文句なし。」ゴールデンカムイ jaikoさんの映画レビュー(感想・評価)
原作がまず最高、実写化も文句なし。
原作頑張って読破してたから、実写化すると噂あった頃からすごく気になってました。
蓋を開けたら、やっぱり山崎賢人、そして誰も予想してなかった山田杏奈。そうきたかと思いました。
山田杏奈は、まずビジュがど真ん中だし、オタクっぽい雰囲気あるから知的だけど変顔するアシリパにぴったり。小柄だから子役っぽくてハマる。
むさ苦しい軍人だらけの中で、この2人の美しさは癒されます。
漫画読んでると、結局ストーリーはわかってるので
どうしても比べちゃう。
鶴見の玉木宏はもちろん最高にハマってるけど尾形もいいし梅子も白石もいい。
ちょっと不満が残るのは、谷垣かなぁ、漫画は男臭いひとだから…
あと牛山は、もっと頭一つデカい大男であって欲しかったんだけどな。余分な贅肉はない感じで。
まあでも、日本の映画のアクションとしては、スピード感あって、最高にいい出来かと。日露戦争シーンから本気度はわかるし。グロさは軽減。
帰り、映画館の物販コーナーに、鯉登少尉のマスコットが売ってたのには笑った。
今回出て来なかったのに、続編があるのはもう、(それも後編くらいでは終わらない)観てしまえば、わかることだけど、あ、次出てくるのか、って。
登場人物多いから漫画を読んどくほうが賢明かと思われますが、映画としての面白さは先に映画の方がいいかもしれません。でも、実写化で決して落ちるという事はなかったですね。漫画自体がイギリスだとか、ヨーロッパ他国でもすごく人気あると聞いてるので続編も大切に作って欲しいと期待します。
神や自然を尊ぶアイヌ文化も、北方領土問題とか、ロシアの事も知れるし、大人が満足する知識満載で、日本が誇る映画になるかとは思います。
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