「心の変化がうむ辛さ」CLOSE クロース bijuさんの映画レビュー(感想・評価)
心の変化がうむ辛さ
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幼馴染で親友のレオとレミが、集団生活に入る生活の変化で、レオが周りの人間に対抗して自分を変えていこうとする過程で、レミの心をを傷つけてしまう。
ただ、これは自分を守るためのレオの必死な行動で、決してレミを傷つけようとしてとった行動ではない。だから、レオは常にレミを気にはかけている。レオの視線の行方をカメラは捉えている。
レオを責めることは決してできない。
ただ、レミは相手の心境の変化が何故起こったのかも知らされないまま悩み哀しみ苦しみ。
これは男女間でも起こりうること
変化していく本人は緩やかに変わっていくのでダメージは大きくないが、取り残された方はずっと同じ気持ちのままだから相手の行動が判らない、苦しみ受け入れられない。
辛いなぁ。
どちらも。
そして家族も原因がわからないままの辛さ
ラストの一つ前の家のシーン、同じ家なのに二人が仲の良かった頃と比べてのあの空虚感
季節の移り変わりを花き農家の風景と服装で描いていて美しさを感じました
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