「よもつひらさか」コンビニエンス・ストーリー lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
よもつひらさか
面白い面白くない、勧める勧めないという話だと難しい所だけれども、「好き?」と聞かれたら「大好き!」と答える、そんな映画。ヤラレタ。
自然体のクソ野郎をやらせるとピカイチな成田凌くんなので安心でしたが、個人的には前田の敦子さんがちょっと、ね。だがしかしそれも杞憂。この日常に差し込まれる不穏な異常の中で「希薄な存在感」が抜群に味を出していました。色気がないのも終わってみればむしろ良かったのかな?なんて思えるくらいにしっくりときましたね。まぁ、奇跡の一致だとは思うので今後も二の足は踏ませて頂きますけども。
中盤から出てくるヘンテコ仕事人がスベり散らかしてる事を除けば、不穏でまったりしているわりに牽引力は素晴らしかったのではないでしょうか。あと、監督が好きであろう映画のネタも隠しきれずに散りばめられていたのが微笑ましかったですね。
最後、なんて言ってたのかな?(なんとなくは感じ取ったのだけども興味ある)。
追記:劇伴がFF8にメガテン混ぜた様な雰囲気だったのも好きだったな。きっと、なんのオマージュもないではあろうけども。
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