「支離滅裂と見せかけて見事な着地」コンビニエンス・ストーリー bionさんの映画レビュー(感想・評価)
支離滅裂と見せかけて見事な着地
ハマった、面白い。前田あっちゃんのヘタウマな感じがオフビート感をさらにドライブさせて、めちゃくちゃいい仕上がりになってる。
支離滅裂なまま放置プレイされる伏線らしきものを散りばめながら、最後は点と点がひとつながりになって幕が下がる。気を抜いていると、思わぬところでジャンプスケアがあったり、シュールでブラックな笑いがあったりで最後までケムにまかれる。
加藤の恋人ジグザグが出演している劇中作もどっかでやってくんないかな。あのシュールなテイスト、スッゴイ好みなんですけど。それに、プロデューサーの名前に「榊」を使うなんていい趣味してる。
異世界なのにどうして、メールや携帯がつながるんだ?
この疑問は解消されたんだけど、〇〇〇事件の全容が知りたい。
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NOBUさんのコメント
2022年8月6日
今晩は
コメント、ありがとうございます。
序盤は、”ああ、又駄目かなあ・・”と思っていたのですが、中盤から後半の展開は面白く。
確かにオフ・ビート感ありますね。私は、レトロスペクティブ感があるなあ、と思いながら観ていました。
偶々、三木監督のコメントを読む機会があり、”成程なあ。計算し尽くした作品展開だったのね、と納得してしまいました。
復活作というよりは、従来の独自路線をパワーアップした作品かなあとも思いましたね。では。