「疑問しかない。。」劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト) Kamekoさんの映画レビュー(感想・評価)
疑問しかない。。
今回のストーリーは疑問ばかり。
原作漫画をずっと読んできたから、、、
すごーーく違和感でした。。
*海原が、アンジーの死でエンジェルダストを捨てるのなぜ?
原作は、時折優しい眼差しを向けるけれど、やる事はどこまでも残酷な海原。
だからこそ、死の間際にリョウと親子関係に戻ったあの場面が、より際立って感動するのに。
エンジェルダストやミック無くして、あの感動の場面をどう描くのでしょう??
*今までのCHは、依頼人の身を守るだけでなく心も救っているのに、
今回はアンジー(依頼人)を守れなかっただけじゃなくて、リョウが殺してしまうという。。。なぜ?
アンジー救われなくて可哀想。。
*リョウとアンジーの戦いの最中に香は、楽にしてあげてとリョウが殺すのを後押しする一言なぜ??
原作では、ミックがエンジェルダストにのまれても、(リョウはミックを殺そうとするのに)香は最後までミックを信じて「撃っちゃダメ!」と止めに入る。
そしてミックは自分を取り戻すのに、、。
映画では。香のキレイな心が全然描かれていなかった。
*今回リョウは、海原と直接戦わなかった。
一体、何と戦ったのか、、??
*リョウのミニクーパーが、敵の車に押し潰されて弾かれていたのに、その後無傷で走り抜けるの、、なぜ??
*海坊主は、キャッツアイの格好しないと思う。俺ができるか!と一喝するんじゃない?
笑えたけど。
*カップラーメンなど現実の商品や、他のアニメキャラが要所で入ってきて、世界観を邪魔していくのなぜ??
あまりに多いし、そこだけ綺麗に描いてるから悪目立ちしちゃう。裏があるの?って思いました。
追記:エンジェルダストを打ちまくるエスパーダや、身体に入った銃弾を排出する表現(原作では、できるのは海坊主だけ)が原作と違うなぁと思ってましたが、今日からシティーハンターにそのようなシーンがありました。さらに、敵役の兄弟愛を描いたシーンもあり、こちらのオマージュだったんですかね。
次回こそ、
楽しみにして待っています!