「日本公開に50年以上かかったのはなんかの呪いか?」マルケータ・ラザロヴァー masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
日本公開に50年以上かかったのはなんかの呪いか?
チェコの昔の映画です。
今見ても凄いですが、人間関係複雑でわかりずらく、さらにアフレコのmixが酷くて誰がどのセリフを言ってるのかわかりません。
録音場所のせいか少しリバーブかかってて、
わざとやってるのでしょうか?
んなわけないよね?
まあ、あまり誰にでも勧められる映画じゃないです。
アート系、東欧好きの方はぜひ。
でも音楽はビックリするほど素晴らしく直ぐにサントラAmazonでポチりました。
いやーしかし東欧の映画はなんでこんなに絵がカッコいいのでしょう?斬新な構図、シンメトリー、構造美、さらに冬の残雪が素晴らしいコントラストを作っています。走り回る野犬、枯れた枝に引っかかってる呪物。
田舎領主の娘と盗賊長の息子の恋バナなんですが、宗教や因襲、厳しい自然の中で翻弄される様がなんとも東欧、中世でたまりません。
美しいマルケータの三白眼が迫力です。
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