「ごちゃごちゃのカオス」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)
ごちゃごちゃのカオス
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流行りのマルチバースを持ってきて、あの世界線の私、この世界線の私、そしてその家族。
母と娘、妻と夫、妻と父親による家族の物語ではあるものの、娘はガールフレンドを連れておりこれも今時のテーマか?
事前情報ゼロで変にカンフーアクションを期待して観てしまった私は「あれ?」となってしまった。
観ていて惹き込まれるほどじゃなくお芝居と言う感じ。
共感出来るキャラクターも居なかったし、シーンが変わっても同じ顔の人物たちが大挙してゾロゾロ出て来て、ちょっとしたアクションを繰り返す。正直映像的な処理がショボければB級作品と言う人が多いんじゃなかろうか?
ミシェール・ヨーが主演女優賞とかもろたらしいけど、自分の中では“これで賞なのか?”と言う気持ちが出てきた。
万人受けする作品だけが良いわけじゃないが、自分が思うに万人受けしそうにないこの作品が評価を受けている理由がわからない。
この作品は普遍的な家族の心の内側を過剰に広げて見せている。この家族の感覚や繋がりが感動を呼ぶのだろうか?
しかしながら共感出来ないと「だからどうした?」的になりがちで、コメディにしても下ネタだし笑えなかった。
後、娘が渡辺直美+神田うのっぽくて、各シーンで衣装を替えて出てくる度に「コスプレっぽいな」と余計にショボさを感じてしまった。
もう一回は観てみようとは思うが自身の評価はそんなに上がらない気がする
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