ゆめパのじかんのレビュー・感想・評価
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大切なものは居場所と信頼できる人
子どものための施策って、実際のところ子どもの前にいる大人の存在に阻まれることが多いな、と感じることがあります。子ども本人が一体何を考え、何を望んでいるかが見えてこない。
今作は子ども本人にスポットを当てていたため、周りの保護者や支援者に隠れがちな子どもの生の声を聴くことのできる、非常に貴重な作品だと思いました。
同時に今の大人が当たり前のように自然から学び取ってきた環境が、これだけ無くなっているということに(人と人とのコミュニケーションの機会も含め)危機感も覚えました。
自分のことだけでいっぱいいっぱいになってしまう大人が増えている現状もあり、もしかして、子どもの障がいって私達大人がつくってるんじゃないかとすら思ってしまいました。
信頼してもらえるような大人にならないと、ですね。
やりたいことができる居場所
今って、いろんなことに制限されてしまって、やりたいことがあってもできない社会。
例えば、放課後友達と公園で待ち合わせして、サッカーや野球やろう!と思っても、たいていの公園はボール遊び禁止。じゃ、どこでやればいいの?お金出してサッカー教室に行けばいい?でも、それじゃ、遊びじゃなくなる。
木登りすれば怒られる。
夏に虫取りだなんて、そもそも木がないじゃない……そ?な公園だってある。
子どものやりたいことをとことんできる居場所があるってすごく大事だと思う。
それから、自分の人生を自分で決められることができるこどもたちかが素晴らしいと思ったなぁ……
いじめられていても、先生からなぐられようとも、学校は行かなきゃ行けないとこって思ってた自分が可哀想だったなぁ……って思った。
でも、自分は自分なりに好きなこと、やりたいことができてたかまっ、プラスマイナスゼロかな。
賛否両論あるだろうけど、みんなに観てもらって、色んなこと考えてほしいなと思った作品
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