死神遣いの事件帖 月花奇譚のレビュー・感想・評価
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着眼点
江戸時代✖︎ゾンビは大江戸りびんぐでっどという歌舞伎で既にあるものの、他の2.5次元とも時代劇とも違う着眼点は前作に引き続き流石。
前作に町奴や旗本奴が出てきて驚いたのもあり、江戸時代ないしは歌舞伎に相当詳しい人が裏にいるなと睨む。
その上で死神使いというような2.5次元っぽい遊びを入れてくるからちょうど見やすくて面白い。
ストーリー自体は先々まで読めるような単純明快なものではあるが、それもまた水戸黄門的な心地よさになって見やすいことこの上ない。
清宮レイさんのアクションがお上手でびっくりした。
この調子で演技を磨いていけば、清野さんや山本舞香さんに並ぶアクション女優が誕生するのではないだろうか
清宮レイさん目当て
単純に、乃木坂ファンで、清宮さんが出ているので見に行ったが、普通に良い映画だった。
俳優の演技も確かだし、ストーリーもよく出来ていた。
なんとなく、古くは赤影、最近なら(でも無いが)銀魂っぽい感じの、とんでもチャンバラな感じが良い。
ただ、VFX等随所に予算不足を感じてしまい、20年前の特撮から進化は感じられなかったが、
監督はエンタメとして良い映画を、撮ろうとしていて、それは成功している
ただ、そもそも、この映画が、誰のために作られたのかを考えると、VFXなんかにお金をかけるより、主役をかっこよく(もしくは可愛く)撮る事を優先すべきかとも思う
えっ?
2022年劇場鑑賞266本目。
1作目は観ていますが。2作目と3作目は舞台なので観ていません。2作目は一応東映チャンネルで録画はしてあるのですが・・・。
はっきり言いますと1作目で主人公が死んでしまい、2作目は主人公の友人が主人公というところまでは聞いていて、てっきり今回もその友人が主人公だと思っていたらなんか生き返ってるよこの人・・・。
しかも死神遣いは自分の寿命を削って一時的な力を手に入れるという設定で、1作目はそれで寿命が尽きてしまったのですが、いつの間にか他の人の魂(主に悪党)を食わせると使った分の寿命はチャラになるという便利設定ができてしまっていて、「寿命全部使うぜ!」「負けたら死ぬぞ!」「負けたらどうせ死ぬだろ!」というなんともアホらしいやり取りになってしまいました。
徳川家光の時代に「ポリシー」とか言っちゃう人もいるし、パンフレットも前作に引き続き2000円とボッタクリもいいところですが、殺陣だけ令和と時代劇の融合という感じでかっこよかったです。
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