「良くも悪くも特撮色が強い」映画刀剣乱舞 黎明 sayさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くも特撮色が強い
面白くないとは言わないが、刀だったからこそ知り得た歴史の真実を描いた
重厚な前作『継承』と比べると歴史描写も、刀剣乱舞である意味も薄かった。
良くも悪くも特撮色が強く、そこでも好みが分かれると思う。
自分としてはどうしても、歴史と刀剣は切っても切り離せないと思うので
思わせぶりな登場人物や刀剣を出していて結局酒天童子と関係がほぼなかったところなど
残念で仕方ない。
てっきり源氏兄弟が呼ばれたのは鬼切であるからかと思っていたが。
現代である意味も、過去から千年後+17年というのは分かるが
三日月が展示されていた年、という以外理由付けが薄い。
そう感じたところは枚挙に暇がなく
全体的に理由付けが薄く説得力が感じにくく、
『継承』の続きを期待していた自分としては残念感じる部分が多かった。
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