「4Dだといい香りする笑」映画刀剣乱舞 黎明 きょんさんの映画レビュー(感想・評価)
4Dだといい香りする笑
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刀剣乱舞の映画は前作の「継承」が素晴らしくて期待してたのですが、今回はあまり…でした。
後で知ったんですが、脚本家さんが違うんですね。
前作が良かったのは、歴史的な出来事を「そう解釈するのか!」という驚きと発見があり、最後までストーリーにまったく飽きなかった点でした。
今作は序盤に安倍晴明や藤原道長などが出てきて「おっ!?」と期待させられましたが、それ以降一瞬も登場せず肩透かし。
柄本明さんとか暗躍してくれるのかなぁと期待してたのに残念。以降はほぼ現代のみで終了です。
今回のお話は現代遠征とは知っていたんですが、知らない女子高生の葛藤を延々と見せられてもちっとも共感できず…。
三日月宗近に反論してるシーンとか酒呑童子を説得してるシーンとかも、なんであなたの話を延々と聞かなきゃいけないの?とよく分かりませんでした。
我々は刀剣男士(もしくは歴史的なストーリー)が観たくて来てるので、共感できてない新キャラの話を見せられても…とあまり乗り切れません。
唯一、俳優さん達の殺陣が素晴らしい。
へし切り長谷部の再現度が相変わらずすごい!!
あと4Dで観たんですが、刀剣男士の登場シーンはすごいいい香りがして楽しいです。
ゲームの桜が舞うシーンっていい香りするのね、と新解釈でした。笑
総じて俳優陣は再現度も高くがんばっていると思うので、脚本が Not for me だったのかな、と思います。
これで刀剣乱舞の映画が終わりになってしまったら悲しいなぁ…。
コンテンツとして素晴らしいのでまだまだやれるポテンシャルあると思うんですが。
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