インフィニット・ストームのレビュー・感想・評価

登山シーンの迫力は、本作同様に積雪期登山の経験があるならば納得の出来。落ち着いたカメラワークとカット割がリアリティを出している。先行している謎の登山者を救出して下山を開始。樹林帯迄戻ればまずは安心だが、何故か救出劇は続く。結局登山口迄戻ったら、驚きの行動に救出者は出るが、ひどい足の凍傷でクルマが運転できるの？。途中までのリアリティがオジャンとなり眠くなる。

いったい、何のために雪山に、誰なんだと、ジョンの素性を想像しながら鑑賞。ひょっとして犯罪者？大富豪？あるいはパムの娘達を生き返らせる神？サスペンス？ファンタジー系映画なのかと想像をめぐらしたが、何と実話だったとは。。自暴自棄になっていた男を助け励ましたことで、逆に悲しい過去に区切りをつけ、生きる力をもらったというエンディング。実話だから仕方ないでのだろうが、命懸けで助けたパムに礼も言わずに去っていくジョンの不義理さに共感できず、救助シーンで引っ張るだけ引っ張った結果、これかという気持ちになってしまった。

どこまで事実に基づいているのだろうか？
緊張感の欠片もない。

題名に騙された感じがする。
言うまでもなく、地雷映画。

主演の女性が制作して、ヌードまでさらしているのに、評価出来る次元とは言い難い。突っ込みどころ満載過ぎる。この主演女性が哀れになる。