「話しが廻り道公園」B/B Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
話しが廻り道公園
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東京オリンピックの中止と毒ガス散布未遂事件が世間を騒がせる中で起きたコンビニ経営者惨殺を追う刑事に乖離性同一性のJKが聴取を受ける形で過去をみせていく。
ムダに能書きたっぷりのセリフで捲したてるし、設定説明も皆セリフに詰め込んで、会話の間も雰囲気もあったもんじゃなくて、やっとこ話しが流れ始めたのは夜のアーケードの件ぐらいから。
多重人格である設定も、1度に6人全部で12人とか言っているけれど1+6は7人で+6で13人じゃない?
しかも賢人会議で+8の9人って、守れない設定なら謳うなよと。
それに他者が出ている分には良いけれど、聴取で他の人格になるところでは再現出来るわけないんだから、せめてアテレコにでもすれば良いのに。
終いには山場のセリフもエフェクトがキツすぎて何を言っているか聞き取れない残念さ。
話自体は悪くないし、軸の部分は好みだっただけに非常に勿体ないからモンクばかりだけれど、ムダな設定やセリフ詰め込みのせいで、面倒臭いし、ただただ物語を聞かされているだけみたいな感じだった。
弁セレなのでちょいおまけ評価。
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