「美術作品のレベルが高い」ミューズは溺れない Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
美術作品のレベルが高い
クリックして本文を読む
これスタッフに芸大出身者入ってるよね。西原さんが受賞した作品のレベルが高いと思ったの。その後で朔子をモデルに描く作品もすごいの。
朔子がつくる立体コラージュみたいな作品もいいね。最初は「なんじゃこりゃ」ってのを創るんだけど、壊して創り直したのはかなりいい。
美術部で「創作」の話をしつつ、進路で悩み、家では父はお腹が大きくなった若い女と再婚しており、亡き母と暮らした家は区画整理のために取り壊される。
なんだか寓意の多い話なんだよね。
西原さんは、どうも朔子のことが好きらしく、レズビアンなんだね。
「まあ、そうなんだろうな」と観てたら、朔子はアセクシャルらしい。
盛り込んできたなあ。
その辺のなんだかんだを盛り込んで、最後はまとまってないような気もするけど、まあいいか。
途中、途中で、意味がないと言うかぬるいシーンがあって、そこは退屈なんだけど、それ以外の重要なシーンの面白さで、きちんと観られたよ。
コメントする