「よくやったなぁ」東京2020オリンピック SIDE:B sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
よくやったなぁ
2020年年明け。夏に開催する東京オリンピックに向け、組織委員会は新年会を開く。しかしコロナ禍でオリンピックは延期。翌年開催できるのか、模索を続ける。運営するスタッフ、ボランティア、反対する人々を、開会式まで描くサイドB。
サイドAで物足りなかった選手競技は、残念ながらあまり出てきません。そういえば大震災からの復興も掲げていたはずなのに、それは忘れるくらい異例となった2020大会。延期に無観客、さらに酷暑までも影響。不適切発言で会長は辞任するし、中止を訴える国民が多数と困難が多い中、よくやったなぁ。前例が多く年齢も高すぎた人物を会長にした人々も悪い。コロナ禍で撮影も困難だったろうに。異例のオリンピックとして見る価値ありました。
1968メキシコオリンピックマラソン銀メダルの君原健二さんが、聖火ランナーで登場。1964東京オリンピックマラソン銅メダルで、1968年1月に自殺した円谷幸吉の写真を持っていたシーンは泣けました。
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