「水墨画の世界をポップに描く」線は、僕を描く saitallさんの映画レビュー(感想・評価)
水墨画の世界をポップに描く
「流浪の月」「正体」「べらぼう」で注目するようになった横浜流星さんの作品を探していて本作に出会いました。筆を持って紙に向かうたびに、彼の眼力がだんだんと増していくのが伝わってきました。そして映画終末のあの瞬間は、歌舞伎の見得を切っているような迫力でした。次は「国宝」で彼が歌舞伎役者をどんなふうに演じるのかとても楽しみです。それにしても、水墨画の世界がこんなふうにポップに描かれていることにも驚きました。
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