「水墨画の青春」線は、僕を描く パダワンさんの映画レビュー(感想・評価)
水墨画の青春
映画館にて鑑賞
話題作で評価も高いので気になってた作品
あらすじは悲しみを抱える青年が水墨画家に弟子入りしないかと言われ水墨の世界に触れて成長していくストーリー
まず冒頭の弟子にならないかのシーンから引き込まれる
ありきたりな展開だが
三浦友和の自然体な演技に魅了される
リアルに感じるし人間味がある
また横浜流星も中々演技が上手く違和感なく見れる
横浜流星はどちらかと言うとパリピの役より少し影のある役の方が似合うのかな?
江口洋介もさすがで良いキャラクターを演じていて最近では主役よりも脇役の方が活躍してる気がする
清原果耶もいいのだがすこし若すぎる感は否めない
ストーリーの展開は悪くないが、少し盛り上がりにかける気がするし、ちはやふるの監督ということで少し青春色を足しすぎた感はある
原作はまだ読んでないがもっとセピア色なんじゃないかな?
また洪水で家族を失った設定もうーんって感じる
家壊れるくらいの事やのに柱とか椿残ってるとかもないやろって話やし
命を吹き込むとか言われているが
水墨に関しても明確な答えが出ておらず
湖山も千瑛に厳しくいうばかりで指導する気あるのか?ってなる
また友達A.Bの演技が酷く完全に白ける
怒りで震えるシーンなど全く表現出来てなく
主人公と同じでおいおいどうした?と感じた
もう少し別の役者いたんじゃないのか
最後とかは上手く纏めているように感じるし
yamaの主題歌や挿入歌も中々よい
またエンドロールもおしゃれだ
あまり青春映画感は少ないが
見終わった後前を向いて頑張ろうと思える気持ちの良い映画ではあるので機会があれば是非
フォローありがとうございます。
私、10年位前からキネマ旬報、kinenote、yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿しています。現在の目標は、2回目のキネマ旬報掲載です。
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宜しくお願いします。
本作、爽やかな作風で、水墨画に魅せられた青年の成長を描いています。
文系スポコン調ではなく、淡々と主人公の成長を描いています。
水墨画の生きているかのような力強さに圧倒される作品です。
-以上-