「世界観がいい!」線は、僕を描く caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観がいい!
全編に貫く、独特のリズム感が心地いい。
横浜流星、清原果耶、江口洋介、三浦友和、すべてのキャストの演技も素晴らしい。
水墨画という難しい題材だが、映像の美しさと相まって、とても美しい光と影のグラデーションをつくりだしている。
不幸話はいらなかったんじゃないだろうか。話をふくらますのなら、学園風景をもっと描いてもよかったかもしれない。
霜介が家族と喧嘩をして家を飛び出し、その夜に家族が洪水で流されるという設定だが、霜介は雨に降られなかったのだろうか?それとも、かなり遠くまで移動したのだろうか?
「ちはやふる」と比べると、登場人物も少なく、ストーリーの厚みが足りない感は否めないが、それでも映像やストーリー展開はすぱらしいものがある。
少し予算が足りなかったのだろうか。
また続編を作ってほしいと思う。
#172
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つるるさんのコメント
2022年10月22日
霜介は大学入学のために一人暮らしで家を出る日の朝につまらないことで喧嘩して、夜行バスで移動するくらいの離れたところで大学生活を送っている生活の中でカラオケ中に豪雨があり電話を無視して朝に見たらあの電話があったのだと思います。