「坂ノ上茜が可愛く、キャンディス監督が面白かった」愛ちゃん物語 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
坂ノ上茜が可愛く、キャンディス監督が面白かった
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大野キャンディス真奈監督の初長編作品で舞台挨拶の回を観賞。
16歳の少女・愛ちゃんは、母が亡くなってから仕事人間の父に門限6時、あれダメこれダメと過度に束縛され、自由を知らずに成長した。父と食事を一緒に摂る事もなく、やりとりはメールだけで、友達も作れず、オシャレもした事のない愛ちゃんは、ある日道で女装家の聖子さんとぶつかり、知り合いになった。生活がまったく異なる2人だったが、毎日のように夕飯を一緒に食べ、一緒に買い物に行ったりして過ごすうちに家族のような友達のような、不思議な関係になっていった。実は、聖子さんはお母さんの友達で、愛ちゃんのことを見守ってほしいと頼まれ、以前家政婦をした事もあり、ずっと気にかけてくれていた人だとわかった。しかし、以前父から女装家に関して酷い扱いをされ追い出された過去が有ったのだった。転校生が愛ちゃんを好きになり、どうなる、という話。
ファンタジーのような、LGBTを絡めた不思議なストーリーだった。厳格な父が変わっていく様子、友達との関係が良くなっていく所など面白かった。
愛ちゃん役の坂ノ上茜がとにかく可愛かった。彼女は新体操の経験者らしく、前転も本人がしてて綺麗だった。
キャンディス監督は若い女性監督だが、脚本や演出キャスティング、さらにちょい役多数出演、などなかなかの才能を感じた。登壇しての会話も面白く、今後も注目したい。
パンフレットにサインももらえ、少し話も出来て良かった。
面白い監督を目の前で見ると顔ちっちゃくて可愛かった。
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